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「白銀の墟 玄の月」を読み終えた。

十二国記の最新シリーズを読み終えた。
以下、ネタバレ少し含めつつの…感想。





最後の4巻では李斎を始め多くの人が
とーーーーーっても頑張っていたけれど絶望的に追い詰められた場面で
蓬莱で「魔性の子」だった泰麒が戴国でも「化け物」と言われる活躍(?)を見せてどんでん返しとなりハッピーエンド。(と言っても払った犠牲はかなり多かった)

他の人も書いているけれどやはり琅燦の行動がアレよね。天の仕組みについて知りたいと好奇心が乗じて阿選を煽ったとはあるけれど。天の意思に疑問を持った彼に親近感を持ったのかしら。まさかその後職務放棄するなんて想像もしなかったかしら。一応評価は高かった人だった訳だし…。でも阿選、肝心なところで部下を信頼出来てなくてそれほどの人?て印象。

阿選の動機は何となく分からなくもない。ずっと競ってきて、周りからは散々比較されてきた相手が実は土俵が別で、更によく分からない天命とやらが勝手に勝負をつけたら、やりきれない気持ちになるし、天って何だよと思いそう。

ストーリーは面白かった。様々な背景を持つ個性的な人物が出てきた。登場人物がかなり多くて、後から絡んできたりするのでメモしておくといいかも。

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