日記 2022/08/28-09/03

08/28(日)

新しいタオルは何度か洗ってサイクルを回さないと良い商品か評価はできないのだが、もったいない精神に目を瞑って、たまにはくたびれたタオル類を一掃するのも断捨離として生活に張りを与えてくれる。
他にもニオイの溜まるリネンなどを清潔に保つことは精神にとてもよい。
なお、それらが整然と収納され、周辺に埃がないのはさらに効果を高めるだろう。

08/29(月)

信用できない人間はどこにでもいるし、組織で生きていれば誰にだって2、3人は思い当たるだろう。
僕にとってその人は問題や遅延が発生したときに周囲への配慮もなく頭ごなしに部下を叱り、上役には太鼓を持つ、根はいい人なのだが、いざという時にマネジメント力不足の否めない雑な仕事ぶりのKさんだ。
派遣さんが次々と辞めていく彼のチームを反面教師として、明日もメンバーに目を配ろう。

08/30(火)

"その仕事が君たちの注意不足で行政から指摘を受けて事業計画に大きなインパクトを与えるとする。例えば出荷できないような事態。すると、年度の生産計画は大きな修正を強いられ、当然、次年度の予算にまで影響するだろう、それは君たちの給与や賞与の査定にもだ。企画から納品まで、すべてはひと繋がりの仕事なのだという意識を君たちのうちのどれだけの社員が持っているのだろう。"
と、経営陣は思っているのだろう。

08/31(水)

広い世界を見る、というのは海外旅行に繰り出すことではない。他文化を学び、こちらの常識とあちらの常識が背反することがあることをどうすれば受容できるかと考えを巡らせることだ。
同じように、広い視野に立つ、というのは社会で知り合い関わり合うひとが自分の正義に背くような行為に及んだときにそれを正そうとするのではなく、そのひとの行為の背景、事情を推量できはしないかと考えを巡らせ、慮ることだ。

09/01(木)

共感する能力に乏しいという自覚がある。
これは何か生きていくうえで確保していなければならないものと引き換えにいつか失ったものではないかと思っている。
いや、というよりもそのためにやむなく手放したといった方が正しいのかもしれない。
納期と品質をトレードオフにしないためには何が必要かとよく頭を悩ませるが、トレードオフはきっと自然現象であり、捨てなければ死ぬかもしれないのなら、なんであれ捨てるべきだ。

09/02(金)

自分に向けて書かれた文章を読むとき、そこには書かれなかった言葉すら読めるような気がしてくるくらいにそのひとの心模様を近くに感じることがある。それはたぶん読む前からそのひとと自分には背景があり、読み終わればその続きを予感する気配をすでに感じているからだろう。
振り返って、僕もひとに文章を送るとき、書いた言葉と同じくらいの数の言葉を捨てているのだから、これまで誰かしらに向けて書いたものはすべて伝わっていると思いたい。

09/03(土)

いつにも増して手が頭に追いつかずうまく字が書けないのでもういっそ書かない

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