マガジンのカバー画像

ひとりエッセイ

32
運営しているクリエイター

#生きづらさ

自分の文章を「下手ですが」「拙いけれど」なんて言う必要は全く無いという話

自分の文章を「下手ですが」「拙いけれど」なんて言う必要は全く無いという話

そんなこと言わなくても大丈夫。
君の文章はとっても面白いよ!!!
だからさ、胸張っていこう!!!!!

という意味ではなくて。

それは読者が判断することだから、そんな予防線を張らないでいいんだよ。

という意味です。

これはnoteなどで「なるべく多くの人に読んでもらえたら嬉しいな」という視点でテキストを書くとき、自分に言い聞かせている事でもあります。

YouTubeに Netflixなどの

もっとみる
脳内タンスが散らかっている話

脳内タンスが散らかっている話

目を閉じて、ある言葉を思い浮かべる。
そしてその言葉から、別の言葉を思い浮かべる。

例えば「海」ときたら、水とかサカナであるとか、「自動車」ときたら、トヨタとか消防車であるとか。
そんな風にして、その言葉のイメージやジャンルに近い言葉を思い浮かべていく。

「海」→「川」→「滝」→「マイナスイオン」→「エアコン」→「涼しい」→「薄着」→「Tシャツ」→「ユニクロ」→「安い」→「セール」……

頭の

もっとみる
アジの開きが食べ れ ない話

アジの開きが食べ れ ない話

アジの開きを食べれない。
ああ、すでにちょっと違和感があるが、ともかく書き続ける。同じ違和感を持たれた方、そんなに長い話ではないのでお付き合いください。違和感のない方もどうぞそのまま。

食べれないと言っても味が嫌いなわけではない。
干すことによって旨味が凝縮されたアジは、焼くことによって身がふっくらとして香りがはじける。こんなの美味しいに決まっている。私も食べれば美味しいと思う。
では、なぜ食べ

もっとみる
さらば絵心、いつかまた会う日までの話

さらば絵心、いつかまた会う日までの話

「絵、下手くそだね」と言われたことはない。
なぜなら、そもそも絵を描かないからだ。

どんな絵を描いても「子どもらしくていいね!」と褒めそやされる頃にはすでに、自分には絵心がないと悟っていた。
犬やクルマ、魚、お母さん、友だちのダイキ君……
幼稚園のお絵描きタイムのたび、彼らをデッサンの狂った化け物に変貌させて画用紙の中に召喚し続けていたからだ。

それはきっと、幼稚園児としては平均的な「下手さ」

もっとみる
ゆけ!われら検索依存症(サーチャホリック)

ゆけ!われら検索依存症(サーチャホリック)

カーチコチカチ♪カーチコチカチ♪カーチコチカチ♪
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

情報化社会の進展、そしてスマートフォンの普及により、我々は疑問があればその時、その場で検索することができるようになった。

Googleで調べるという意味の「ググる」はすっかり一般的な言葉になり、英語辞典にも「google(検索する)」が掲載された。

いまや、疑問に思ったことを調べもせずに他人に聞く

もっとみる