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【過去話】東京ドームでやってみたいことがある

「#一度は行きたいあの場所」というnoteのお題があったので今日はそれをテーマに書いていこう!

さて、どこに行きたいか。よく見てくれてる僕のファンの方なら知ってるだろうけど改めてもう一度。


僕は東京ドームに行きたい!


「行けばいいじゃん。黄色い電車に乗れば行けるよ。」と、そうゆうことじゃなくて自分のライブを開きたいってこと。

これに関しての理由は過去noteに書いたので、これとは違う切り口から東京ドームに行きたい理由を書いていこう。

結論から言うと自分の行動や表現で人を感動させたいっていうのが僕のライブをしたい理由。

そのきっかけとなったのが幼稚園時代の演奏会。年中の頃だったかな。その時僕が担当した楽器が大太鼓。って幼稚園では言われてたけど今調べたら「バスドラム」っていうみたい。まぁ大太鼓で通していく。その大太鼓を担当できるのは一人だけ。その特別感からか立候補者が多くて「選ばれないだろうな」と思いながらも手を挙げた。選び方はじゃんけん。で、なんか勝てた笑。ということで大太鼓に選ばれて練習開始。

と言っても園児ができる程度の簡単なリズム。覚えればリズムに乗って叩くだけなので難なく本番へ。

本番は親御さんに見に来てもらうものだったので父親が来ていた。そのせいで緊張!なんてことは無く、普通に壇上に並んで演奏開始。簡単なリズムを叩いていく。ただそれだけなんだけど普段太鼓なんて叩けないから練習も本番も楽しかった。

そんな時、手からバチが抜け地面に落ちる音がした。頭が真っ白になった。

太鼓でリズムをとることが僕の役目だから休みなんて無い。だから取りに行くこともできないし、すぐ叩かなきゃいけない場面がくる。

「どうしよう、どうしよう」と焦っても、もう叩かなきゃいけない。

「ドン」

僕は手で太鼓を叩いた。すごく泣きたい。「太鼓は手で叩いていいのか?」「バチを落としたこと怒られるだろうな」と、こみ上げてくる涙を瞬目で抑えながら太鼓を叩く。その後のことはよく覚えてない。帰りの会で先生が何言ってたか。帰りのバスで友達と何話したか。そもそも話したっけ?ずっと落ち込んでた気がする。

家に帰ってもしょげていた。母に「どうしたの?」と聞かれても答えられない。だって自分は失敗したのだ。それを自分から言って叱られるのはごめんだ。そうやって黙っていると電話が鳴った。「終わった。幼稚園からだ。今日バチを落としたことを母に伝えられ叱られるのだ。」もう涙は抑えられない。

「はい、わかりました。わざわざありがとうございます」母は電話を切った。さあ、お叱りの時間です。

「頑張ったね。偉いよ」そう言われながら母に抱きしめられた。

4~5歳の子供がバチを落としても泣かずに手で叩いて演奏を続けたのだ。叱られる訳がない。と、今なら思えるが当時は無理だった。練習で起きなかったことが本番に起きた。そこには太鼓はバチで叩くものという狭い知見からくる常識があった。そのバチが手から消え、叩くものを失った僕は手で叩いた。「常識外のいけないことをした」そんな感覚だったのだろう。

だけどその行動で母は感動した。そしてその感動を母に伝えた副園長も感動したのだろう。後日談だけど友達の親も知ってる人はたくさんいて「偉いね」と褒められた。

自分の行動や表現で人を感動させられる。そう感じ始めたのはnoteを書き始めた1年ちょい前から。おかげで夢ができた。


自分のライブを開いて表現して感動させたい!


ライブなら小規模で少人数のファン囲ってやればいいじゃんって話だけど大きくでっかくやりたい。なぜなら人が多ければそれだけ多くの人を感動させられる。で、その中から新しい感動を生み出す表現者が出てきて欲しい。可能性は大きい方がいいし、楽しむ時間は長い方がいい。東京ドームでライブなんて滅多に行けないし、収容人数も多い。

だから僕は東京ドームに行きたい!


もう人を感動させる素質はあるんでね。あとは行くだけ。
楽しみだわ!

ということで終わり!またね。


どんな感動を生み出すか。それは受け取った側次第。ただその感動は人と違っていいと思う。ぼくはそんなグチャグチャの観客席を見たい。

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