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最強のUXデザイナーのポートフォリオの作り方調査レポート

ドイツでUI・UXデザイナーとして働いています。私の次の目標がフリーランサーとしてUIUXデザイナーになりたい。なんですが、そのためにはまずはポートフォリオを作らないといけないなーと思っていたところに、GoogleのUXデザイナーコースの中でポートフォリオを作るプロジェクトがあったので、本気で最強のポートフォリオを作るメソッドを調査しました。

いろいろチェックしていたんですが、この動画はめちゃくちゃ勉強になります。英語を勉強中のデザイナーさんは、デザイン系のボキャブラリーもゲットできるので見てみてください。


動画を見ながら、最も参考になりそうなポイントをピックアップしました。

採用担当者は不安である

人を採用するというのは、リスクがありそうな人を避けたり、キャリアゴールがマッチするかチェックしたり、会社が求めている人材かどうか見極めたり、と大変な仕事です。一度採用したらチームとして一緒に働くわけです。採用担当者に、私のスキルセットはコレです。私はこんな仕事をしてきました私はこんな仕事をしたいと思っています。私はこんなことが得意です。とポートフォリオを通して伝え、採用担当者を安心させてあげてください。

自分のキャリアゴールを明確に記す

自分のキャリアゴールを明確に示すのは、キャリアアンマッチを防ぐのに役立ちます。入ってみたけど、会社が求めていたことと、自分が求めていたことが違う場合、誰も幸せになれないと思います。自分がどんな役職として、どんな仕事をしたいと考えているのか書くのは悪くないアイディアだと思います。特に、ジュニアデザイナーやミドルデザイナーにとってキャリアアップしたいというニーズを満たすためには、書いておくと、採用担当者も安心して採用できると思います。

見ている人のことを考えてポートフォリオを作る

UI・UXデザイナーの仕事はエンパシーを持つことが非常に重要な仕事だと思います。自分が採用担当者だったらどんなことに困っているでしょうか?大量の候補者の中から面接できそうな人を見つけないといけません。じっくり一つ一つ見る時間もきっとないと思います。パッと見てなんのことか分かる。それがすごい重要なようです。

プロジェクトの写真の順番はストーリー仕立てにする

順番はかなり重要です。順番に意味を持たせてください。ランダムに画像を並べるのは、採用担当者を混乱させることになります。どんな順番で仕事に取り組みましたか?採用担当者が、まるで一緒にそのプロジェクトに取り組んだような気持ちにさせるようなページにできたら勝ちです。

明確なステートメントを書き記す

自分がどこを拠点にしているのか、どんなキャリアパスを辿ってきたのか、学歴などのエジュケーションの歴史。など明確にわかりやすく書くと、採用担当者は素早くあなたがどんな人か知ることができます。

自分がどんな人なのか表現している自分の写真を載せる

写真も大事です。私たちは、採用担当者に「あ、この人と働きたい!」と思わせないといけません。どんな人として見られたいですか?リーダーとしてみんなを引っ張ってくれそう?話をじっくり聞いて、解決案を提示してくれそうな人に見られたいですか?好奇心旺盛で新しいことにどんどんチャレンジしてくれそうな人に見られたいですか?自分をブランディングしてみてください。

誤字脱字はゼロにする

誤字脱字を発見したら、採用担当者はあなたのポートサイトページを閉じると思ってください。採用担当者は、信頼できる人を探しています。自分で誤字脱字をチェックして間違いがゼロの成果物を出してくれる人を探しています。自分が採用担当者と思って考えてみたら、作るものは綺麗で最高なのに、誤字脱字がいつもある人だと嫌ですよね。私はよく誤字脱字しちゃうので、本当に気をつけないといけないです。。。

どんな文脈で作成されたのか必ず記す

写真や画像だけで見ても、どんな文脈で作られたのか、なんのことを言っているのか、わからない場合が多いです。短いテキストだけでも、説明文を載せると採用担当者がプロジェクトを理解するのを助けます。

一貫性を持たせる

自分の強みがぱっと見てわかる内容の方が、採用担当者は、「あ、この人にこの仕事を任せられそう!」と簡単にイメージできます。

Googleのオンラインコースの中では多様性を持たせるのが大事と言っていました。UXデザイナーのポートフォリオだったら、飲食店、ファッション、アプリ、など業界で多様性を持たせて、内容は一貫してデザイン思考について載せれば、「あ、この人はターゲティングやアイディア出し、解決方法まで導ける人なんだな」とイメージできると思います。

リストの最初の作品は自分が一番自信があるものを載せる

多分これは採用担当者によって違うと思うんですが、最初の方に自分が一番自信がある注目して欲しいものを載せるのは、オンラインショップとかでも定番ですよね。私は参考にしていい意見だと思いました。

プロジェクトの問題点・チャレンジだったのかを記す

これは、動画の中で何度も二人が言ってました。みんな大体そこまでプロジェクトについて説明していないんですよね。

食べ物のオーダーアプリの例

ビーガンの人々はいつも自分が食べられるものがあるお店を探すのに苦労しています。お店のメニューをチェックしたとしても、食べるまで乳製品が入っていることに気がつかず、注文した後に悲しい気持ちになった経験をしている人々を助けるために、このプロジェクトをスタートさせました。

プロジェクトのゴールを記す

プロジェクトの目的や最終地点を書き記すことも、どこまでプロジェクトを理解して仕事に取り組んでいるのかアピールできるポイントになります。

食べ物のオーダーアプリの例

ビーガンの人々が簡単にビーガン食に対応している確証のあるお店を見つけ出し、アプリから素早く注文できるサービスを提供します。

どうやって問題を解決したのか記す

食べ物のオーダーアプリの例

私たちはまず、ターゲットユーザーを理解するためにビーガンの人々が現在どのようにレストランを探して、どこで困っているのか、他のアプリでの体験談などのアンケート調査を行いました。

アンケートの結果から、お店を検索する際にビーガン対応かどうかわからない、という経験談が多いことに気がつきました。

そのため、ビーガン対応するレストランだけを取り扱い、検索してフィルターをかけて、などの手間を省くことにしました。

フリーランサーならどこのクライアントとのプロジェクトなのか記す

個人的なプロジェクトなのか、クライアントがいたプロジェクトなのか知りたい採用担当者もいるようです。気にしない人もいるみたいですが、どんなプロジェクトだったか情報を与えておくと、採用担当者にとっても疑問が残るポートフォリオにならなくて、お互いにハッピーかなと思います。会社名を記しておいて、どんなプロジェクトだったか理解できるようにしてみましょう!個人的なプロジェクトでも、内容がしっかりしていれば、採用担当者をひきつけると思います。

ロゴを載せる場合は、どうやってそのロゴを作るに至ったのかプロセスを明確に示す

動画の中のポートフォリオたちは、画像だけで、そのロゴがどんなプロセスで作られたのか書かれていないものが多かったです。なぜその色なのか、なぜその形なのか、そういうバックストーリーを載せてあげると、採用担当者は、あなたが踏んだステップを通してどんな経験をしたのか知ることができます。非常に理にかなってますね!

それぞれの画像へのキャプションは見ている人が理解するのを助ける

動画の中のポートフォリオ画像をずらっと並べている人が多かったです。レビューしている二人がいつも、キャプションをつけて欲しい。なにを伝えたいのか画像だけじゃわかりにくい。と言っていました。画像の種類によるかもしれないですが、短い説明文をつけておいたら、見てる人がすぐに理解できて助かりますよね!UXデザイナーならエンパシーを持てる人とアピールするためにも必須かもしれません。

エンパシー (Empathy) = 他人または他の対象の中に自分の感情を移し入れること

いいコピーライティングはポートフォリオをもっと輝かせる

コピーライティングがよかったら、ページ全体により意味を持たせられます。それに、ああ、この人はコピーライティングもできるんだ!っと思ってもらえます。Webサイト系や広告業界の仕事を取りたい人は、いいコピーライティングを書けるのはすごい良いアピールポイントになりますよね。アプリケーションのデザイナーでもスタートアップの会社なんかだと、一人で全部しないといけないシチュエーションが多い思います。良いUXライティングを書ける人だとアピールしたら尚いいですね!

コンタクトフォームは入力フォームだらけにしない

これは採用担当者によると思いますが、コンタクトフォームに記入欄がたくさんあると、見る人を圧倒させてしまう可能性があります。「うわ、こんなに情報入れないといけないの!?」と思わせてしまった場合は、悪いUXになってしまいます。より簡単な方法で問い合わせてもらえる工夫が必要です。ここはUXデザイナーとしての腕の見せ所でしょう。

動画は目を惹きつける

人は動くものに目がいく生き物です。Gif動画で、ページの中に動くものがあれば、全体の雰囲気にも活気が出て、見てる人をワクワクさせることができると思います。多すぎてもダメですが、ここぞ!と言うところで動きポイントがあるといいもっと見てみようと思わすことができるかもしれません。

終わり

どうでしたか?私は、ポートフォリオ作るのめちゃくちゃ大変ジャン!!!と思いました。ポートフォリオもプロジェクトのうちなので、ポートフォリオを作った、というプロジェクトページを作るつもりで、しっかりプランを立てて調査やテスト、プロトタイピングとかまで出来たらすごいですよね!Googleのコースが終わってポートフォリオ作成に集中しまくりたいと思うので、またポートフォリオができたら、noteでシェアしたいなと思っています。

それではここまでお付き合い頂きましてありがとうございます。
良い週末を〜👋

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