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観光庁「持続可能な観光の実現に向けた先進事例集」のまとめ
こんにちは。観光庁が2024年3月に、「持続可能な観光」の実現に向けて実践している取り組みを事例集として公開しました。
このnoteは有料マガジン「ビジネス・リサーチ」に収録されています。1度ご購入いただくと過去配信した記事を全てご覧いただくことができます。
持続可能な観光(サステナブル・ツーリズム)とは
国連世界観光機関(UNWTO)によれば、サステナブル・ツーリズムとは「訪問客、産業、環境、受け入れ地域の需要に適合しつつ、現在と未来の環境、社会文化、経済への影響に十分配慮した観光」を意味します。言い換えれば、旅行者、観光関係事業者、受け入れ地域にとって、「環境」「文化」「経済」の観点で、持続可能かつ発展性のある観光を目指すということです。
日本政府観光局(JINTO)によると、上記のように説明されています。
今や、インバウンド観光客(外国人観光客)がコロナ前ほどそしてそれ以上になる、という予測もあります。外国人観光客が増える一方で、オーバーツーリズムの問題、その観光地の自然環境が破壊されてしまうという問題も出てきています。観光客が増えれば、その観光地にお金が落とされ、経済が回るからいいだろう、という安直な考えでは短期的には経済的にいいかもしれませんが、数十年後の未来はどうなるか分かりません。
例えば、直近の事例ですとイタリアの観光地・ヴェネチアが入場料を徴収することになっています。ヴェネチアでは水の都として知られており、世界中から観光客が押し寄せたことにより、水の汚染が課題となっていました。
このような問題を踏まえ、日本各地ではサステナブルツーリズムを解決するために、様々な取り組みがなされています。観光庁はJNTOと一緒にこうした日本各地の取り組みをまとめ、事例集として公開しました。
このnoteでは、観光庁「持続可能な観光の実現に向けた先進事例集」に掲載されている事例から、私が特に気になった事例をいくつか挙げます。
主な事例
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