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地方で起業、ひとりで起業を考えている人にオススメ。「#暮らしのとなりのビジネス」
先日開催されたイベントレポ「#暮らしのとなりのビジネス」です。
このnoteをオススメしたい人
起業を目指している人
地域コミュニティを大切にしている人
人と人の出逢いについて、じっくり考えたい人
地方移住を考えている人
「暮らしのとなり」にあるビジネスは成り立つのか?
2009年からはじめ、年間200万で営業してきた。
その後右肩上がりで売上は増えたものの、「成り立たせている」という感じ。生業なので。
だんだん近所の人が、「土地(建物を)買い取ってくれないか」という相談が増えてきた。
そういう相談もあり、人に背中を押されて、生産者や地域の人たちの話に乗っかってここまでやってきたという感じがある。
最初、天然酵母のパン、という看板を出すようにしていたら、そういうのに興味がある人が集まってきた。私がやりたかったことは、健康志向の人に健康になってもらうのではなく、みんなが健康になる、輪を広げるという方向性が合っていることに気づいた。
そこで、看板を下げた。
美味しいものを食べていたら、気づいたら環境に貢献していた、みたいに取り組んでほしいと思う。
この話を聴いて、起業するにはもちろん売上を考えることは必要不可欠ではあるものの、自分は何を大切にしたいのか、を決めることも必要であるように感じました。
お客さんを大切にしたいという意見や、ワークライフバランスを大事にしたいという意見もあるでしょう。
キャリアを考えるにあたり
私は、よく周りの友人から「将来はバリバリのキャリアウーマンで、起業していそう」と言われます。
なんとなく起業したい、という思いはあるものの、「資金調達◯◯円到達!」というよりは、平田さん仰るような、気づいたら社会貢献しているというか、気づいたら誰かの役に立っていた、みたいなビジネスをしたいなぁと。
ぼんやりしていたキャリアが形づくられました。
見失ってはいけないこと
事業の採算性はおいておいて、一番恐ろしいのは、自分が自分で事業に対して飽きたり、いやになることだと思う。
自分を飽きさせないために、自己理解は大事だと思う。自分はどんなことが好きで、どんな人間か。正確に把握していて、外から見ている人と同じように映っているか、とか。会社を経営し始めてから、すごく意識し始めたことである。
起業のはなしが世の中にたくさんあるけれど、自分が熱意もって取り組める事業なのかどうか。
起業を考えている方は、そこを考えてみてもいいかもしれませんね。
平田さん「郷に入っては郷にしたがえ」の意味
地方移住を検討している方へ、地方に向くタイプの方はどんな人か?という質問に対する平田さんの答えが、郷に入っては郷にしたがえ。
最近、各地域では「地方創生疲れ」なるものが、ある、と移住経験者の方に聞いたことがあります。
地域おこし協力隊もだいぶ知名度の高い制度になった一方、色んな人が各地域に足を運びつつも、やはり良くも悪くも思う地元の方々はいらっしゃると思います。
まずは、その土地の人を理解する。その土地の歴史を理解する。ことから始めた方がいい、と私も思います。
そういえば
このnoteを書いていて、私が和歌山県に行ったときに出会った方を思いだしました。
その方は、ゆかりのある和歌山で、和歌山の農家さんたちをサポートしたい、という強い想いをお持ちでした。
首都圏ではない場所で働いている人の事例として、ぜひ皆さんの働き方の参考となれば、嬉しいです。
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