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神降臨〜迷える子羊よ読め

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メディア業界・音楽業界の第一線で活躍されている方(神)のありがたいお言葉をまとめました。迷える全子羊ナレーターよ、今すぐ読むべし! ライター:日良方かな(https://twit…
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記事一覧

「ゴホン!」の前にも。もっと知りたい、龍角散。

「ゴホン!といえば」のキャッチコピーを聞くだけで、誰もが「龍角散」を思い出す。 「龍角散ののどすっきり飴」「龍角散ののどすっきりタブレット」など、シーンや用途に合わせて様々なタイプが販売されており、ドラッグストアやコンビニなどで手に取りやすいのも魅力の一つだ。特に声の仕事をしている読者にとっては、鞄やポーチに常備している方も多いはず。 そんなお馴染みの龍角散。実は平成から令和にかけて、売り上げを倍増させていることはご存知だろうか。1990年代には約40億だった年商が、202

表現者が悩む、確定申告とお金のQ&A。

毎年2月16日から3月15日頃まで、ナレーターをはじめとしたフリーランスを悩ませるのが「確定申告」の手続きである。「青色・白色」の選択から始まり、源泉徴収、控除、経費区分...と難しい用語が多いため、苦手意識のある読者は少なくないだろう。特に2023年からは”インボイス制度”が始まるため、登録の有無や消費税の計算など、今まで以上に悩む点は多い。 そこで本記事では、声優・ナレーター・俳優をはじめとした芸能業界のクライアントを多数抱える「芸能文化税理士法人」代表税理士の原嶋彬さ

「神降臨〜迷える子羊よ読め〜」連載1周年記念! 上野アキト×末次亮介 特別対談

ナレーターや表現に関わる様々な方のインタビューを連載してきた「神降臨〜迷える子羊よ読め〜」。2021年12月からスタートした本企画は読者の皆様に支えられ、1周年を迎えられました。(本当にありがとうございます) 今回は1周年を記念した特別企画!一緒にお仕事することが多いというCM企画・演出家の上野アキトさんと、サウンドデザイナーの末次亮介さんに「広告表現のこれからとナレーターへの想い」をテーマに対談していただきました。 お二人の関係性 <末次さん→上野さん> 上野:最初

やさしさから生まれる、サウンドデザイン。

多くのナレーターが自宅収録(宅録)に対応したコロナ禍。音声編集ソフトや機材を手元に揃えたことから、ナレーターによっては音声のノイズ除去やBGM挿入といった初心者レベル以上の編集作業を手掛けている方も少なくない。またコロナ禍に「宅録ナレーター」としてキャリアをスタートさせた方は、宅録の需要が増えている分スタジオ収録の経験を積む機会に恵まれていないかもしれない。 今回はサウンドデザイナーの末次亮介さんに「現場と家での音作り」についてお話を伺った。これを読めば ・サウンドデザイ

今こそ意識革命!「マイク」との豊かなお付き合い。

声の仕事のパートナーである、マイク。 主な種類は「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」の2つ。その値段は数千円から百万円超えとかなり幅が広い。宅録業務の兼ね合いから自宅にマイクを備えているナレーターも多いだろう。 さて突然だが、ここで◯×クイズ。この中に○はいくつあるだろうか。 1)ダイナミックマイクよりコンデンサーマイクの方が上 2)マイク1本あれば宅録は事足りる 3)無線マイク・USBマイク・スマートフォンで録っても、音質に問題はない 4)梅雨の時期に

技術と人体構造から、「綺麗な声」を科学する。

あなたは、2011年5月8日に誕生したモテ声診断ツール「VQチェッカー」をご存知だろうか。 発表当時から声業界だけでなく巷でも大きな話題となり、最終的に累計約1,300万アクセスを記録した。このツールを制作した中心メンバーの一人が、東京工芸大学工学部准教授・森山剛先生である。 感情を含んだ音声の認識や合成、歌声の訓練支援ツールや自動合成、ナレーター訓練支援技術に関する研究を中心に行い「ヒトに気づきをもたらす技術」を軸として掲げる。今回はそんな【声の科学者】である森山先生に

『書く仕事がしたい』から考える、フリーランスの働き方。

ライター、ナレーター、アーティスト…表現する仕事は全般的に、その本質が見えにくい傾向にある。どの案件でいくらもらえるのか、どうやって仕事を受注するのか、家庭との両立は出来るのか。そんなミステリアスなベールを1枚剥がしてくれる本が、2021年10月に出版された『書く仕事がしたい』だった。 「仕事の取り方から、お金の話まで、すべてシェアします」と帯に書かれている通り、ライター・佐藤友美さんが今まで培われた超具体的な実践ノウハウがびっちり詰まった一冊。そんな本を読み進めると、意外

CMナレーションの今、すべて。

私たちが広告物を目にしない日はない。テレビ、ラジオ、雑誌、新聞といった4大マスメディアはもちろん、Twitter・Instagram・Youtube等のSNSでも強制的に目の前に現れる広告を多く見かけるようになった。娯楽とセットになることの多い広告物だが、しばしば娯楽以上の予算と人手を注ぎ込まれて制作される。そこには広告主の存在が大きい。そんな独特な「CM業界」で求められるナレーションは、番組や企業内動画でのナレーションと、どんな点が違うのだろう。 今回はコマーシャルの仕事

最短で売れっ子ナレーターになるには? 

あなたがフリーのナレーターなら、一度は制作会社に営業をしたことがあるはず。練りに練ったボイスサンプルを作り、宣材写真を貼ったプロフィールを準備。SNSで繋がったり、問い合わせフォームからメールを送ったりして、ナレーターとしてどんなに有能かをアピールする。こんな営業方法を数十件、数百件と繰り返し、やっと仕事に結びついたのは1件だった、という話は珍しくない。むしろラッキーな例だろうか。 動画制作を中心としたコンテンツ作り全般を担う「株式会社コアセプト」草野央光社長が提案するのは

日本語教育とナレーション

ナレーションを使った面白い授業をしている学校がある。神田と生田にキャンパスを構える「専修大学」だ。1880年(明治13年)にアメリカからの帰国留学生4人が設立し、経済学と法律学が日本語で学べる国内初の教育機関として誕生した。令和の今では夜間部を含めた8つの学部で質の高い講義と国際交流を多領域で行い、2022年時点で17000人以上もの学生が通う。 2017年から外国人留学生を対象に、日本語学習の一環として始まったのが「ボイスサンプルプロジェクト」だった。ナレーターのボイスサ

入力文字読み上げソフト「VOICEPEAK」から考える、声の仕事の未来予想図

「お風呂が沸きました」 「電車が参ります」 「3階に到着しました」 ふと聞こえてきた声が、人が喋っているのか、人工的に作られた音声なのか。あなたは判別できるだろうか。 2022年3月11日にリリースされた入力文字読み上げソフト「VOICEPEAK」は、今までの”人工音声””合成音声”の概念を覆すナチュラルさだった。男女7種類のナレーターから好きな声質を選び文字を入力するだけで簡単に自然なナレーションが完成する。アクセントや音の長短はもちろん、喜怒哀楽すらメモリ一つで調整で

宅録初心者必読!良い音を作るコツと心掛け

自宅でナレーションや台詞を収録する「宅録」初心者が、まず頼りにする人物がいる。音響エンジニア・オーディオライターの橋爪徹さんだ。橋爪さんのnoteでは宅録向きの機材や収録方法を詳しく紹介しているほか、宅録した音声を送るだけで改善点や整音のアドバイスをするサービスも「つなぐ」で出品販売している。 本記事ではそんな「宅録ビギナーの駆け込み寺」である橋爪さんに、アドバイス企画が生まれたきっかけや音響エンジニアになるまでの歩み、そして宅録初心者がつまづきやすい注意点などを尋ねた。

テレビディレクターが求めるナレーターの発信力と表現力

意外にも、テレビディレクターの小野寺誠さんはボイスサンプルを日常的に聴いている。「全然サンプルを聞かないディレクターもいますよ。でも僕はフリーなので、武器を多く持っていたいんです。相手がキャスティングで困っていたらすぐに提案をしたいので。」 こちらの記事にご登場頂いた阿部雄太さんのようなMAミキサー、照明、演者、カメラマンなど、多くのプロフェッショナルで成り立つのがテレビ番組。その全てを束ね指示を出すのが「ディレクター」だ。今回はフリーディレクターとして数多の番組に携わる小

テレビ整音のプロに聞く、一流ナレーターの流儀と覚悟。

テレビ番組の「音」を、普段どれだけ注意して聴いているだろう。バラエティ、ドキュメンタリー、ニュース、ドラマ・・・その全ての映像に、セリフやBGMなどの音全般を調整する「MA(マルチオーディオ)ミキサー」が存在する。そんな整音のプロは、テレビの構成要素の一つである「ナレーション」と、それを提供するナレーターのことをどんな風に捉えているのだろうか。 今回は主に地上波バラエティ番組を手掛けるMAミキサー・阿部雄太さんに「一流ナレーターの一流たる所以」、そして「一流を目指すナレータ