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人間関係トレーニング~私を育てる教育への人間学的アプローチ~

1992年初版 ナカニシヤ出版 南山短期大学人間関係科監修 津村俊充・山口真人編

2004年の16版が我が家にはありますが、すっかり古ぼけてしまった懐かしい書籍。

1999年に新卒入社した会社を2003年に辞めた後、大学院に行こうかなあと思って、津村先生のところにも相談に行ったことがありましたが、結局自分でやった方が早いかなと思って、院試は受けませんでした。

とても懐かしい思い出の本。

「ファシリテーター」という言葉もこの時代にはまだ一般的ではありませんでしたし、母校名古屋大学や、お隣の南山大学のゼミ室を使って自主勉強会をしていたのも、2005年、2006年の頃。

・・・「教育」への情熱はこの頃が最高のピークでもありました。

今は長男は中学に入学しましたが、コロナ禍による教育大激変の2020年。

公教育の現場の在り方は、まだまだ双方向とは言えず、教員がティーチングしかしていないような悲しい現実も垣間見えています。

子どもファーストの教育はいつになったら実現されるのだろうか。

学問として「教育学」を論じるのではなく、生きた現場としての「教育」について、本当に実践できる教育現場になっているのだろうか?と疑問しかわきません。

コロナの学校休校が東京都内でも延長されると思いますが、何のための「学校」なのか。在り方が今ほど問われているときは無いのではないでしょうか??

※写真は息子たちが未就学児の頃。福岡で自然と戯れまくっていた懐かしい思い出のオタマジャクシ。発達凸凹児ということは、長男が2歳の時、次男は3歳の時に発達検診で指摘されていたので、なんとなくわかっていたけど、転勤しているので専門の療育関係者との支援のパイプを作ることができていませんでした。。。そもそもワンオペで発達検査に連れていくことすらできる状態ではなかったので(母親である私が流産したり、入院したりしていたしね)。

医療と教育の現場をつなぐ環境がないことも日本の大問題だと思っています。ギフテッドの研究をしてくださっている専門家の方々の東京にはいらっしゃるので、機会があればお世話になりたいと思いつつ、相変わらず我が家はハチャメチャなホームエデュケーションで乗り切っております。

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