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こうすれば絶対よくなる日本経済

2021年4月14日初版アスコム出版 田原総一朗・藤井聡著

こちらも4月に購入したものの、バタバタしていて読了が遅くなってしまった一冊です。キャリアカウンセリングを専門としてはおりますが、ベースとして経済学部出身ですので、マクロ経済も大好き人間です💛

田原総一朗さんの隠れファンでもありますが、藤井先生をテレビなどで拝見していた際、素敵な方だな~と、こっそりと学ばせてもらっておりました。

個人の支援を専門とはしておりますが、団体や中小企業の経営支援にも携わっていた時期があり、今後はよりソーシャルな立ち位置で自治体へのアプローチなど、コンサルティング視点で関わっていくこともあろうかと思い、購入して読了。

MMT(現代貨幣理論)への誤解が解けました。

マクロ経済政策の伝統的流れはさておき、日本のデフレ脱却は待ったなしですね。

下流で水をきれいにしようと思っても、上流で汚水を流されたら全域が困ってしまうように、「貨幣」の最上流”財務省”の政策が諸悪の根源だとしたら、我々一市民は、苦境にあえぐしかなくなってしまいます。

水は高いところから低いところに流れていきます。

為政者の皆様、どうか、女性や若者を苦しめるような悪政は、今すぐやめてください。医療者の一人としても、カウンセラーとしても、経済的な問題を取り扱わずに、クライアントの胸の痛みを完全に取り除くことはできません。

教育にも携わりつつ、幼い子供たちを3人も育てる母親としても、この国のGDPを上げ、経済を回復させるためのマクロ経済政策の良質な転換を望みます。

プライマリーバランス規律を絶対視するときではないということも非常によくわかる良書でした。

是非、経済学に興味の無い方も、ご一読いただき、次の選挙で、「市民の意見」を政府に届けていく必要があるでしょう。政治に口出しはしたくありませんが、自分が暮らしている地域、国の行く末を憂いているだけでは大人としておかしい。誠実な行動を。仕事を通して社会に貢献している責任ある大人として、「資本主義」「民主主義」の矛盾を修正していきたいと願っています。

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↑自著も出版しております。ソーシャルワーカーとしての活動記録です。ご興味のある方は、ポチっとご購入してご覧くださいませ。売り上げは全額市民活動に充てております。

※写真はいつの日か撮影した猿の親子。動物も群れを作って暮らします。人類史未曾有の経済危機の時代の現代。知恵ある国家運営、経済政策を願う一市民としてできることは、家庭の平和を守り抜くことだけだと思っています。



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