思考を紙に書き出す

・あれをやらなきゃいけない
・あのとき、あれをやらなきゃよかった
・あの人は、何でああいう言い方をするのだろうか
・今のままでいいのだろうか

私たちの頭の中はいつも思考がぐるぐるしています。

不安や心配といったネガティブな気持ちは
頭の中に残りやすく、何度も何度も
同じことを考えて、さらに深みにはまっていきます。

皆さんは、こういうときどうしていますか？

体を動かしたり、お金をパーッと使ってみたり
おいしいものを食べたり、お酒を飲んだり
という形で発散させるというのも一手だと思います。

過去の私は、思いっきり体を動かすことで
思考を止めて、スッキリさせるというやり方を
よく使っていました。

体にもいいし、頭もスッキリするので
一石二鳥じゃん！なんて思っていました。

でも、この方法って、根本解決はしていないんですね。
一時的に逃げているのに、過ぎない。

何かのきっかけで思い出し、ぐるぐる思考は始まる。

こういうときにやってほしいのは、
「思考を紙に書き出すこと」です。

やり方は簡単で、本当に書き出すだけ。
頭の中でぐるぐるしているのを言語化していくのです。

書き出すことで、自分の考えや感情が可視化され、
それを客観的に見つめることができる。

紙に書き出すことの良いところは、
「見えている」ということと「なくならない」ということです。

実は、思考がぐるぐるしているときの頭の中は、大忙しなんです。
頭のリソースはフル回転しています。
メモリから記憶を取り出して、記憶から解決法を考えて
結果が出ないので、また違う記憶を検索して・・・

いったん書き出してしまえば、頭のリソースを開放できるので、
他のことを考える余裕が生まれます。

すると、頭の中だけで思っていた時には気づけなかった事実や
自分の感情を再確認できるようになります。

漠然とした悩みやイメージだったのが、
まとまった考えや行動のヒントに変わっていきます。

言語化するという作業は、初めは難しいかもしれません。
真っ白の紙に思っていることを書けと言われても
何を書いたらいいかわからないなんて迷うかもしれません。

やり方に関するアドバイスは、1つだけ。
迷わないこと。
きれいに書こうとか、
どういうレイアウトで書こうとか
そういうのはどうでもいいです。

本当に自由に、心のまま、思ったこと、感じたことを
紙に落としていくだけでいいです。
やっていくうちに、自分にあったやり方が確立してきます。

思考が紙に書かれているということの安心感とスッキリ感
是非、皆さんにも味わってもらいたいと思います。
やってみてください。

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