で、オリンピックやめませんか?
天野恵一、鵜飼哲 編
『で、オリンピックやめませんか?』(亜紀書房)
膨大なコスト、自然破壊、健康リスク、ワイロ、ボランティア搾取、ナショナリズム、優生思想……。18の視点からの「NO五輪」。
単なる感情論ではない、この真摯な提言は、よほど鈍感な人、私腹を肥やす人以外には届くでしょう。
まさか「これで日本が元気になる!」なんて、本気で思っていないですよね?
各新聞社を始めとするスポンサーや関係者、忖度もほどほどにしてくださいね。期間中、あるいは大会後に生じるあらゆる事態の責任も必ず取ってくださいね。
そして、これは決してTOKYOだけの問題ではありません。「平和の祭典」のはずだったオリンピックは、どうしてこうも汚されたのか?なぜ「純粋な」スポーツの大会ではなくなってしまったのでしょうか?
一生懸命努力しているアスリートたちを応援するのとは別の次元で、ダメなものはダメと言い続けなくてはいけない。批判をしなくてないけない。それは選手を、応援している人々を、結果的には守ることになるのだから。
で、本当にやるの?
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