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【意外?】缶ビールを安く買うならどこ?(近所の価格調査結果)2023年4月版

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前回(調査2回目)は、ビール各社が一律で価格改定を行ったのですが、それから半年が経過し、新商品が出るなど状況の変化を確認するため、改めて価格調査を行いました。

調査方法は前々回と同じで下記のリンクから確認してください。今回の調査日は 2023年4月22日、23日の2日間です。


1.缶ビール1本バラ売りの販売価格表

缶ビール1本バラ売りの販売価格表(消費税別)

値上がりした種類を青色に塗ってありますが、今回は大手スーパー関連の大幅値上げが非常に目立つ結果となりました。コンビニや量販店の値段は変わらずです(ただし前回、値上げをしています)。

詳細では一部の新商品ビールの登場が、価格や販売場所などの影響としてみられましたが、これらはピンポイントすぎると判断して上の表には価格を反映してないので、こちらでご紹介します。

まず、サントリーの2商品(パーフェクトサントリービール:PSB、サントリー生ビール:トリプル生)は、他メーカー比較すると 500ml缶で約 10円安く販売されています。味は美味しいままで、価格を下げてきたのは素晴らしい企業努力や販売戦略ではないかと評価したいと思います。

逆に、イオン系列の新ジャンルの PB商品であるバーリアルは、バーリアルグランという新商品を既存商品と入れ替えることで大幅値上げ(値上げ額は項目2を参照)を行っただけでなく、系列店によってさらに値段が上がっています。上の表では、新ジャンル 500mlが 138円となっていますが、同社の別系列店(まいばすけっと)では、さらに 12円高い 150円で販売されています。

これまではメーカーや販売店内による価格のバラツキは無くて、横並び感が当然という雰囲気でしたが、今後はビール価格の多様化が徐々に表れて、購入時にノウハウが必要になってくるかもしれません。

2.前回から値上げ金額の差分表

前回から値上げ金額の差分表(消費税別)
値上げ割合の差分表

項目1で紹介した大手スーパー関連の販売価格が大きく上がっています。コンビニや量販店などは前回、同じような割合で値上げをしたので、今回でその差は無くなっている事が分かりました。

2回連続であまり値上げをしていない大手ディスカウントストア(ドが付くペンギン🐧がいるところ)は優秀と言えるでしょう。大手スーパー PB商品のビールもまだ価格的な優秀さを維持しています。

3.おまけ 100ml当たりの缶ビール単価

100ml当たりの缶ビール単価(消費税別)

この表では、主に同じ商品の 500ml缶と 350ml缶の比較をしてもらいたいのですが、新ジャンルでは 500ml缶がお得という価値観は、もう幻想と言ってよいでしょう。一部、逆転しているところもあります。

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今回の調査結果は以上です。

これまで価格的に頑張ってきてくれた大手スーパーですが、原油高や為替、ウクライナ戦争等の影響を、ビール価格にも表さざるを得なかったのでしょう。また、サントリーのようなお酒事業に意欲的な企業の動向に、今後も注目したいですね。

また価格をチェックして、ご報告します。

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