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【事件です!】缶ビールを安く買うならどこ?(近所の価格調査結果)2024年4月版

2022年4月から始めた最初の価格調査から数えて、もう5回目。特に前回は2023年10月1日から酒税改正や物価高が重なって夢や希望が消えたしんどい調査結果となりまして、今回も大して変わらないんだろうなぁ、もうこのビール系価格調査を最後にしようかなぁ、なんて思っていました。

ところがです!
一通り調べるまで私も気づかなかったのですが、とんでもないサプライズが起こっていました。物価高に苦しむこのご時世に救世主が現れましたよ!

調査方法は調査1回目と同様です。こちらから確認してください。今回の調査日は 2024年4月11~13日の3日間です。

1.缶ビール1本バラ売りの販売価格表

缶ビール1本バラ売りの販売価格表(消費税別)

今回の調査結果ですが、下記の特長が見られました。

  • 大手スーパーのプライベートブランド(PB)商品が大幅値下げ

  • コンビニ以外では、メーカー別に価格差が見られた

  • 発泡酒と旧 新ジャンルの価格差縮小が定着した

前回同様、大手スーパーや大手ディスカウントストアで買えば安心です。コンビニは相変わらず高く感じてしまいますが、利便性はダントツなので、お花見など急にビールを買いたい!って思った時などに本当にありがたいです。

特に酒販系ディスカウントストアで見られた現象として、特定のメーカー(サントリー)に価格差がかなり出ていました。例えばビール 500ml缶で 10円(税別)ほど他社商品より安かったです。これは大手スーパーなどでも見られた現象なのでサントリー商品に注目するのが一つの生活の知恵でしょう。

それと発泡酒ジャンルですが、前回の酒税改正で旧 新ジャンルの品目が発泡酒に変更になりました。前回から旧 新ジャンルが値上げされて価格差が縮まったのですが、それが定着してきた感がありますね。

つづいて前回4回目との差分比較をご覧ください。

2.前回との差額表

調査4回目との差額表(消費税別)
値上げ割合表

一番ビックリしたのが、大手スーパーのPB商品の大幅値下げです。ここでいう大手スーパーとはイオン系列だと考えてください。ビール 500ml缶で 30円、12.6%の衝撃値下げが起きていました。発泡酒も 500ml缶で 9円、6.0%の値下がりです!

これは前回(4回目)調査時には、ほぼ同額が値上げされていたのですが、それが解消されてまた元通りになった感じです。大きく値上がりしたものが、また戻るなんてことがあるんですね。イオン系列の企業努力に感謝🙏

酒販系ディスカウントストアは、先にも挙げましたがメーカー別の価格差が出ていたので、ここでの値上がり分は単純に参考にできない点に気を付けてください。

3.おまけ 100ml当たりの缶ビール単価

100ml当たりの缶ビール単価(消費税別)

100ml当たりの単価を見てみても、大手スーパー PB商品の強さが一目瞭然です。お得買うならイオン系列の PB商品をどうぞ!

その反面、注意しないといけないのが、同じく大手スーパーの国内主要メーカー商品です。安くないというか一部はコンビニ並みに高いです。PB商品の安さに釣られて割高な商品をうっかり買わないように気を付けてください。価格差が大きいためなのか、一部の店舗では PB商品の方を扱っていませんでした。国内ビールメーカーに対する配慮なのではと思われます。

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今回の調査結果は以上です。

調べてみないと分からないことがある。
思い込んだら変化に気づかない。

この2つを改めて考えさせられたビール価格調査5回目でした。ビールに限らず燃料費高、物価高、円安といった理由で様々な商品の値上げが続いていて、ビールもきっとそうなんだろって私は思い込んでいたところがありました。深く反省です。

次回も、おもしろい結果が出るといいんだけどな。
これから暑い季節がやってきます。お財布と相談しながら美味しいビールを楽しんくださいね!

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