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【書籍紹介】どんな人が不倫しやすいのか-既婚男性の51.9%、既婚女性の24.7%が不倫-

今回は単純に、書籍のご紹介をしたい。2023/1/19に、中公新書からこんな書籍が発売された。

『不倫 ー実証分析が示す全貌ー』

既婚男性の2人に1人、既婚女性の4人に1人が不倫している

この書籍では、2020年3月に行われた6651人に対するインターネット調査の結果を中心に、

  • どれくらいの人が不倫しているのか

  • 誰が不倫しているのか

  • 誰としているのか

などについて、傾向を明らかにしている。
その結果『既婚男性の2人に1人、既婚女性の4人に1人が不倫している』という結果が出たそうだ。

どんな人が不倫しやすいのか

書籍では様々な統計的手法を用いてインターネット調査の結果を分析・解析しているが、その結果の一部を簡潔に取り上げている記事があったので、こちらもご紹介したい。

『既婚男性の2人に1人、既婚女性の4人に1人が不倫。驚きの研究データ。』

そのなかから『不倫しやすい人』の項目を男女ごとに羅列すると、次のようになった。

不倫しやすい男性

  • 職場の女性割合が増えれば不倫しやすい

  • 配偶者の人格に対する満足度と不倫のしやすさは関係がない

  • 配偶者とのセックスに不満を持っている人は不倫しやすい

  • 年齢、学歴は関係がない

  • 結婚前の交際人数が多いほど、結婚後に不倫しやすい

不倫しやすい女性

  • 専業主婦かどうかは関係がない

  • 自由になる時間が多ければ多いほど不倫しやすい

  • 配偶者の人格に対する満足度が低ければ不倫しやすい

その他不倫に関する傾向

またそれ以外にも、不倫に関しては次のような傾向が見られる。

  • 不倫相手との出会いは、男女ともにインターネットやアプリを通して会う人が最も多い

  • 既婚男性と既婚女性との、いわゆる「ダブル不倫」が5割近くにのぼる

  • セックスの年間の平均回数は32.52回だが、中央値は年12回なので、月1度くらいが一般的なペース

  • 継続年数は平均4.12年だが、中央値は2.08年であり、不倫関係のおよそ半分は、2年以内に終わっている

あなたはどう思うか?

詳しく知りたいたかはぜひ書籍を手にとっていただけたらと思うが、ここまで読んであなたはどう思うだろうか?

不倫を憎みたくなっただろうか?
不倫を辞めたくなっただろうか?
不倫をしたくなっただろうか?

もしよければだが、合わせてこんなことも考えてみてほしい。

  • 男性は、交際人数が多くてはいけないのだろうか。女性は、自由な時間を多く持ってはいけないのだろうか。

  • 不倫しやすい男性・女性はまわりにいるだろうか。いるとしたら、この結果をどう思うだろうか。

  • あなたは人格に対する不満を持たれない男性だろうか。あなたはセックスの不満を持たれない女性だろうか。

  • セックスがあるから不倫なのか。セックスさえなければ不倫ではないのか。

そしてこの書籍によって、不倫は減るだろうか。増えるだろうか。

<参考>
・夫婦関係調査2021 既婚者の約7割は夫婦関係に満足。 コロナ禍により「夫婦関係満足度」は共働き世帯で上昇した一方、 専業主婦世帯・兼業主婦世帯※の妻は下降傾向に。
・「令和の夫婦仲実態」調査(リスモン調べ)(「仲が良い」が9割を占め、多くの人が「夫婦仲は良好である」と感じていることが分かった。)


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