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追憶のゾウアザラシ~僻地駐在で必要なこと(誰が興味あんねん)

#誰が興味あんねん

noteで「#誰かの役に立ったこと」で記事を書こうとしたら、でてきたタグ。投げやりだけど興味や関心を持って欲しいというのがなんとなく透けて見えて、逆に共感してしまった。誰が興味あんねん?だけど何故か気になってしまうこと。孤独と孤立を行ったり来たりのリスキーな海外勤務生活で、これは重要なことかもしれない。

この半年、アメリカ生活で撮影した写真を見返すと、誰が興味あんねん写真がそこそこあった。ストレスでメモリがオーバーフローし、記憶もデータも消去される前に、追憶を記録しておこうと思う。

1.だれ見とんねん

中古家具屋で見つけた謎の木彫り。誰が買うねん。

2.どっから来てん

タンブルウィード?西部劇とかで誰にも興味持たれず風に吹かれて転がる草。誰にも興味をもたれず2週間ほど放置されていた。ところで、誰が掃除してんねん。

3.どないすんねん


Tapatioというメキシカンインスタントラーメン?のトップに、カルニータスという豚の煮込みとスパイスがぶちまけられている。メキシカン食堂でタコスと一緒にオーダーすると、思った以上のボリュームと破壊力。けど結構美味しかってん。

4.なんで威圧してくんねん

都会のスーパーで見つけた辛ラーメン「ライト」。こんなのあるんだ。この辺では「ブラック」を見つけるだけで舞い上がる。都会はいつも威圧する。なんで教えとってくれへんねん。

5.なんで興味もってくれへんの?

毎日来たり、しばらなく来なかったりする野良猫。いつもウチに入ろうとするが、住人には興味なさげ。昨晩、野良猫どうしで凄まじい迫力の喧嘩。喧嘩相手が去った後、いつもの場所でぼーっとしていた。ケガしてないようで良かった。私は結構興味を持っているよ。

以上、私の「誰が興味あんねん」。こういうことに私は惹かれる傾向にあると改めて思う。もしかするとストレスやプレッシャーで頭がオーバーフローしないよう、どうでもいいことで心の容量を軽くして、感情のクラッシュを防いでいるのかもしれない。冒頭の写真はまどろむアザラシ。これくらい脱力して、誰かの「誰が興味あんねん」に共感できる余裕を日常に残しておきたいなあ。と、誰も興味が無いであろう意志表明をしておこう。

追記※私なんかには想像も及ばない環境にいる方はたくさんいらっしゃると思います。ストレスや不安で潰れそうな時、くだらないことで頭を埋めてみるのもいいかもしれません。問題は解決しなくとも、少なくともその間は休むことができるし、また立ち上がって問題に立ち向かう気持ちが少しはでるかもしれません。心の余裕の持ち方をいろんな方から吸収したいなと思います。


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