普通のアメリカ在住大学生がノーコードでフィットネスよオンラインコーチングサービスを作った話
皆さんこんにちは、タナベです。
ついに10月25日に私と私のパートナーの2人で作り上げたオンラインフィットネスコーチングアプリ「FITMORE」をリリースしました。
このnoteでは、私がFITMOREリリースまでに歩んできた過程を「言語化」して残したいと思いますので、是非一読願います。
*シリーズ化の予定です
私は現在(2020年10月)アメリカのミネソタ州に住む、渡米して3年の現役大学生です。
私の簡単な自己紹介は以下の記事にまとめています。
普通のアメリカ在住大学生がBubbleでゼロからオンラインコーチングアプリ(フィットネス専用)を作った話
私は自分自身の健康管理として3年ほど前から「筋トレ」を取り入れており、その中で苦労した経験をもとに発案したのがFITMOREです。
当時の渡米直後の私はガタイの良いアメリカ人に憧れて独学でトレーニングに取り組んでおりましたが、学生でお金もないことからパーソナルトレーニング等にも通えずなかなか結果が出ないまま時だけが過ぎていました。
しかしそんな時、トレーナーを目指す友人とルームメイトになり個人指導をしてもらうと、たった3ヶ月で身体の変化が目に見えて分かるようになるという経験をしました。
その後はある程度のノウハウを取得し自走。自身の経験より、トレーニングにおける専門家指導の重要性を認識しましたが、現実は費用がかかりすぎて手が出せずに、結局は私のように結果が出ずにトレーニングを辞めてしまう現実を目にしました。
以上の経験より「もっと簡単にトレーナーをつけられる(質問ができる)仕組みがあったらな」と思い、そして同時期に香港のビジネス関連のイベントに2週間参加していた経験から、FITMOREの構想を練りはじめました。
苦悩
このようなきっかけでFITMOREの構想を練り始めたのが2019年の9月頃。それからは大学の教授のお力を借りながら、1人で徐々に構想を固めていきました。
様々な遠回りもして2020年1月頃からプロダクト開発のためのエンジニアを探していましたが、資金もない私には到底見つけられず。。
そんな途方も無い状況でしたが、2020年3月下旬にとあるプラットフォームで現在のパートナーと出会います。
この出会いが私にとってはとても大きく、様々な厳しい意見が多かったFITMOREのアイディアを認めて頂き、私の至らない部分を全て補ってくださる素晴らしい関係性が築けています。実はまだ、対面でお会いしたことはありません。
しかしパートナーの彼もまたエンジニアではなく、根本的な問題は解決しないまま時が過ぎていた時、FITMOREの未来を明るくする出会いがありました。
そうNoCodeです。
NoCodeとの出会い
NoCodeとはご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、コーディング無しでアプリ開発が可能なツールのこと全般を指します。
私はエンジニアのバックグラウンドもありませんし、プログラミング等の知識も皆無です。
しかしこの時、NoCodeというツールの存在になにかの可能性を感じ、独学で勉強を始めたのが2020年の5月頃になります。
NoCodeツール「Bubble」を用いての開発
私は当初、一番有名と言われていたBubbleというツールを触り始め、以後BubbleをメインにFITMOREの開発を進めることになりました。
しかしいくらコードを書かずに開発できると言っても、NoCodeも学習コストが非常に高く、FITMOREの開発は困難を極めました。
NoCodeでの開発が思うように進まなかった理由としては以下の2点があげられます。
・私にエンジニア的な考え方が全くない
・ネットのNoCodeの情報が当時は非常に少ない
これらの問題を抱え、時にはNoCodeでの開発を諦めかけていたその時「NocodeCamp」というオンラインサロンに出会いました。
このサロンでは日本でトップクラスのNocoderと呼ばれる方々が集い、Nocodeに関するノウハウを蓄積・発信していました。
私もすぐに参加し、サロンの皆様のお力を借りつつ、FITMOREの開発を継続していきました。
私は現在も所属していますが、日本でNoCodeを学ぶのであれば、まずこのサロンに入会することをオススメします。
今後の日本で、NoCodeでのスピーディーな開発が主流に時はもうすぐそこまで来ていると、私は考えています。
ついにリリース
NocodeCampに参加してからは、開発スピードも一気に進み2020年10月25日についにFITMOREのリリースを迎えました。
今回の記事ではかなり開発過程を割愛しましたが、実際はうまくいったことのほうが少ない程スムーズには進まず、サロンの皆さんの強力なバックアップの元、長い開発期間を得てなんとかリリースまでたどり着くことができました。
私とFITMOREをサポートしてくださった全ての皆さん、本当にありがとうございます。
そして最後になりますが、FITMOREをここまで形にできたのも、パートナーのMさんを始め、日頃から支えてくれる周りの方々、NoCodeCampのエンジニアの皆さん、FITMORE立ち上げの過程で「協力」を申し出てくださいましたトレーナーの方々、皆様には様々なご無理をご承諾頂き感謝の気持ちで一杯です。
FITMOREはやっとスタートラインに立ったに過ぎません。
これから沢山の苦悩があるかとは思いますが、引き続き私が実現したい「フィットネスが日常生活に当たり前のようにある」世界を実現できるように全力で取り組んで参ります。
皆様、引き続き温かい目で見守って頂けると幸いです。
それでは次回の記事もよろしくお願いします。
田邊啓晃
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