敵がいなくなったとき、別れとなるワケ
最近、毎日が新鮮な驚きとワクワクで充実しているひろ健作です。
というのも、ほかの誰も気づいていないであろう領域の話を、タイムトンネルワープのように通り抜け、いくつもの人生を味わえているからです。
あのとき、こうしておけば――
このとき、あぁしておけば――
よく言うじゃないですか。
人生で後悔しない23のこと
とか。
でも、でもですね、後悔とかないわけですよ。
後悔しているというのは、過去にやったことをおなーじ概念で観ているということなんです。
同じ概念で観ているから後悔しっぱなしになってるってことなんです。
言い換えれば、そこに意義や意味を見い出すことができれば、人生の色模様は一変するんです。
さて本題――
共通の敵がいなくなると、別れにつながる理由
これ、何だと想いますか?
アメリカとロシア
中国とアメリカ、
アマゾンとフェイブック
アップルとグーグル
宇宙人対地球人
まぁ何でもそうなんですが、ふだんはライバルになる相手であっても、共通の敵が出てくると手を結ぶことがあるって話です。
これ、言い換えれば、少々合わない部分があるカップルであっても、共通の敵が生まれると、利害関係が一致し、一緒になって戦う。同志として。
ところが、戦いが終わり、平和が訪れるとなぜか、力を合わせ合った者同志は別れてしまう――という法則です。
実例を出しましょう。
渡辺謙さん。
彼は独眼竜正宗(NHK大河ドラマ)に主演するなど八面六臂の活躍をします。
で、映画「天と地と」にも主演で出るはずだったときに白血病にかかり、降板。主役を榎木孝明に譲ります。
夫婦で病魔と闘い、非常に危険な状況になります。というのも30歳という若い年代でかかると、非常に厳しい状況に陥るからです。
奥さんは献身的なサポートをします。食生活その他もろもろ。ときに宗教にも入っておまじないをかけ、少しでもよくなるようお布施をします。
たしかにそれはそれで一役買ってはくれていたのだけれど、渡辺謙としては、できればそこまではしてほしくなかったのでしょう。
ガンという共通の敵=病から全快後、不協和音が出はじめます。
渡辺謙にとって、奥さんはワケのわからないものにお金をつぎ込み、家が傾いてまでのめり込んでいく気がして、彼は一線を引きます。
一方奥さんはあんなに苦しい道のりを一緒に乗り越えて行ったのにどうして!? という疑問符が付き始めます。
そんなときです。夫婦の間にミゾができはじめるのは――。
奥さんはよかれと想ってやり続ける。でも、夫は理解しなくなり、自分から離れていく――。そのうちに奥さんは謙の浮気を疑いはじめます。
次から次へと出てくる女の影に、奥さんは「どういうこと!!!」と怒り心頭になります。
それはそうでしょう。献身的なサポートをして全快したのに、それなのにほかに女を作るなんて許せない。そう想うのも無理はありません。
けれども渡辺謙に言わせれば「奥さんの妄想」から起きた部分だと想えた。被害妄想に陥っているからあることないこと言い出し、気持ちが離れて行った。
だから別れにつながったのです。
当時、奥さんはまだ離婚したくなかったけれど、渡辺謙は一刻も早く離婚したかったようです。(渡辺謙不倫疑惑)
渡辺謙の病を治すべく釈尊会という宗教に夫婦共にハマる。で会長の奥さんと渡辺謙はできてしまうというストーリーなのです。
このあたりはいろいろな要因がからんでいるため、パキっとした答えではないのですが、わかりやすくするとすれば、病を克服しようとして入信し、お布施をして実際よくなっていったので奥さんはのめり込む。
一方渡辺謙はよくなると一線を引くようになる一方で宗教団体「釈尊会」の会長奥さんと再会。そこからのめり込んでいく――。
そう考えると誰が悪いとパキっとわけられるものではなく、お金、性、宗教(信じるもの=心の支え)といったものがからんで起きることだと言えます。
共通の敵に向かって共に力を合わせて戦っているときはよくても、いざ、戦いが終わり、平和が訪れると、そういうときにこそ危機は迫ってくるのです。
しかし渡辺謙さん。最愛のパートナー南果歩にも不貞を働いてしまって不倫相手のクラブの女性と一緒になります。
俳優業としては世界的に活躍しているけれど、夫としてはなかなか演技通りにいかないものなのですね。
というか、だからこそ演技に幅が広がるのかな。
いずれにしても不倫会見のときに、女性リポーター相手に、平身低頭で弁解していたのは本人にとってマイナスイメージから脱却していくきっかけになったと言えるでしょう。
私は映画「ラストサムライ」でハリウッドスター トム・クルーズを食うほどの迫真の演技をしたのだから、もっともっと活躍していってほしいです。とこか憎めないところがあるからね。
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