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時計が止まった

ずっと使っていた腕時計が、止まった。

いつもなら、太陽光に当てれば、ぐるぐると針が回りだして、充電されるのに。

今日は、ぴたりと止まったままだ。

ソーラー腕時計は、太陽や照明などの光を電気エネルギーに変換して動く腕時計のことです。充電可能な二次電池が使用されており、時計内部に組み込まれたソーラーパネルを通じて自動で充電が行われます。電池交換は充電不良や寿命などにより必要になるケースもありますが、使い切りの一次電池を使用している腕時計よりも寿命が長く、電池交換の頻度を軽減できる点が特徴です。

CASIOホームページより引用。

10年以上使ってきたから、電池が寿命を迎えただけ。ただ、それだけのこと。

電波時計なのに、2年前くらいから、だんだんと時間が遅れるようになって、最近では約10分遅れて動いていた。

それも、電池の寿命が近かったからなんだと、今なら分かる。

茨城では、修理しながら使ってきたけれど、沖縄ではどこに修理に持っていけばいいのかなと思っているうちに、とりあえず新しい腕時計を購入し、その新しい腕時計は、2年もたずに、昨年7月末に新型コロナウイスル感染症に罹患した時に、あっけなく止まってしまった。

物が壊れる。

それは、切り替えの時期。
そして、良い変化が起きる前兆だ。

沖縄に移住して、もうすぐ4年。
移住4年目の3月26日を迎える前に、
茨城に戻ります。

沖縄で体験したかった事を、体験できた。
沖縄に来た意味も、分かった気がする。

まだまだ沖縄の魅力をすべて味わえた訳ではないし、知りたい事もたくさんある。できなかった事もたくさんある。

だけど、大満足。そう言えることが、幸せだ。

昨年11月に、久高島へ行った。
カベール岬(ハビャーン)の小浜で、海に入った。

地球に生まれてよかった。

そう思った。

その体験が、沖縄のすべてを満たしてくれた。

それでも、まだ沖縄にいたいなー、何か沖縄に残る理由ができないかなー、と往生際の悪さを発揮していたけれど、年末年始に茨城に帰省して、地元に戻ろうと思った。

茨城に戻っておいでよ。
茨城に帰ってきたら、また◯◯しようよ。

そう言ってくれる友だちがいる。
受け入れてくれる人たちがいる。
私は、本当に幸せ者だ。

両親は、戻ってこいとは言わないけれど、私が3月に戻ることを考えていると伝えた時の、嬉しそうな表情を見たら、ちょっぴり切ないような、嬉しいような、複雑な気持ちになった。それもあって、茨城に戻ろうと思ったのもある。

【2024年の抱負】
・姿勢を良くする。
・茨城に3月に引っ越す。

だけど、どこか怖くて「2024年の抱負」は有料記事にして、いつでも撤回できるように逃げ道を残していた。だけど、もう、それもしなくていい。

沖縄に戻り、引っ越し準備を始めて、沖縄の友達やお世話になった人達に、挨拶をする。

私が茨城に帰ることを、寂しいと思ってくれる人がいる。それって、とってもありがたいことだ。

最後に会いたいと、忙しいなか時間を作ってくれる人がいる。それって、本当にありがたいことだ。

こんな記事を書いてくれる友達まで、できた。

なんてこった、嬉しすぎる!

しみじみと思い返す。

私の人生の「沖縄編」に登場してくれた皆さんを思い出す。良い事も、嫌だった事も、映画だったら、すべて必要な出来事だ。

沖縄と茨城。
どちらにも大好きな人達がいる。

私の人生は、とても恵まれている。
本当にありがとうございます。

脳内で勝手にエンドロールが流れ出す。笑
こりゃ、ハッピーエンドだね。

すべての人が、大切な登場人物です。

この約4年間に、いろんなことがあったけれど。

私の沖縄移住は、大成功です。


引っ越しまで、残り1ヶ月。

3月の高校入試までのカウントダウンは、
ほぼ私の沖縄生活のカウントダウンでもある。

受験勉強をする中3生を見ながら、
私の残された時間を自覚する。

まだ実感がないけれど。

沖縄で叶えたいこと、やりきります。

この人生の主役は、私だ!

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