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ツッコミ読書

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本をクリティカルに読むには、ツッコミながら読むのが最適だと思う。自分と意見が違っていても、ツッコミどころ満載な本は良書だと思うし、ツッコミ入れているだけで、思考させてもらえている…
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#学習塾

#3 『SAPIXだから知っている頭のいい子が家でやっていること』 佐藤智

#3 『SAPIXだから知っている頭のいい子が家でやっていること』 佐藤智

ちょうどSAPIXの入試分析会にも行ってきたので、併せてツッコんでみる。

塾はコーチか?

入試分析会は、とてもおもしろかった。やはり中学受験界のトップを走るだけあって、とてつもなく研究しているだろうことがよくわかる。親としても仕事としても勉強になる。

・・・が、子どものことはあまり知らないのだろうな、と感じた。

入試分析会の中で、中学受験をスポーツに例えていた。生徒は選手で、塾はコーチで、

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#2  『モチベーション3.0』ダニエル・ピンク

#2 『モチベーション3.0』ダニエル・ピンク

「内発的動機づけ」
この言葉に初めて出会ったのがいつかは、忘れてしまいました。でも、仕事の中で強烈に意識し始めた時期は覚えています。
それは、『モチベーション3.0』を買ったとき。ハードカバーの初版が2010年7月6日だから、その頃のこと。

参考文献として挙げられている本を、片っ端から読んでいくと、より内発的動機について学ぶことができるという意味でも、バイブルみたいな本。

従来の動機づけとは

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#1  『教育力』齋藤孝

#1 『教育力』齋藤孝

本はただ読むだけじゃ、身にならないと言われます。
でも実戦までには壁があります。だから、せめてはっきり同意したり、反論したり、ツッコミながら読んでいます。

結構前の本だけど、今でもいい本だと思います。

子どもと先生の関係性

先生も学び続け、成長し続けないといけない。親も。
教える人、指導する人自身が、日々成長しようと努力している、もがいている、その姿が学びに足るという信頼を生みます。
先生と

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