患者からみた緑内障治療・線維柱帯切除術(トラベクレクトミー)その5【チューブシャント術編】
最終手段の提案8月終わりの日。7月中旬から本格化した僕の緑内障手術は終わりが見えません。7月末はレクトミー後なんとか退院していましたが、8月末は病室で迎えることになり、気分は暗澹としていました。家では妻が子供ふたりのワンオペと仕事を必死にこなしています。なんとかしたいものの、この高眼圧・パラセンのループから抜け出せなければ退院もできません。
夕方の診察。担当医のI先生から、予想していなかった提案がありました。
「原さん、明日夕方、S(院長先生)の執刀で、アーメドバルブを挿入し