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フリーランス5年目、大事にしている考え方。

仕事について少し。
どうしても今の感覚を覚えておきたかったから、ここに記録しておこう。

私の仕事、一言で言えば「人の成長」と「ことば」に関する事、そして自分のルーツ「中国」に関する事もすこし。

誰かの成長を支援するために、コーチングを提供していたり、企業向けの研修内容を考えたり、子供の言語習得の成長を支援するために、英語を教えていたり。

コーチングで培った「傾聴力」と、全く飽きない「言葉を紡ぐこと」を活かして、スピーチ内容を考えるスピーチライターもしたり、

はたまた、日本語と中国語の通訳者になったり。

どれも自分にとっては誇りを持てる仕事ばかりで、多くの人の支えと導き、教えがあってこそ、今日も働くことができている。

一見、全て異なる職種のように見えるかもだけど、私の中ではしっかりとそれぞれの仕事という名の点と点がひとつの線としてつながっている。

「対話」と「ことば」で誰かの『成長や変化』に関わり続けること。

まだフィットする肩書きは見つかっていないから、誰かに説明するときには少し時間がかかるけど、肩書きが無くても仕事はできる事を絶賛証明中な私!(鼻息荒め)

これも「フリーランス」という職務形態だからこそ、選択できているキャリアだと思っている。

フリーランスになってちょうど5年目。右も左も分からなかった当初、周囲からの「大丈夫なん?」という声が耳障りになっていたとき。

「大丈夫にすんねん。」

この一心で、がむしゃらに、ただがむしゃらに進んできた。

組織に属して働くのではなく、世の中に対して、自分の力で価値を生み出して、誰かを幸せにしていきたい、そんな抽象的でシンプルで大袈裟で火傷するほどの熱い思いで27歳の私は脱サラを選択した。

今でもあの頃の選択は、間違いじゃなかったと心から思えている。

この業界に身を置いて学んだことは数知れず。個人で稼ぐ力をもつ人たちの考え方や動き方を、ありがたい事にたくさん学ばせてもらっている。その中でも共通しているのが、「自責思考」と「giveの精神」があるということ。

フリーランスや個人事業主、起業といった、個人の力で独立を目指している人の多くの心の中には、野心という名の「灯火(ともしび)」があると感じる。もっとお上品に表現すると『自己実現』だろうか。そう、みんなが何かしらのビジョンや夢を抱きながら走り続けている。もちろん私もそのひとり。

そんな人たちとの会話はとてもパッションに溢れていて、各々のこだわりや信念がいたるところで感じられる。しかも彼ら、彼女たちのかっこいい所が、それを実現するための行動をしっかりとっていること。すぐに実にならなくても、いつか成し遂げる日を念頭に、その人なりの手段で着々と近づいていく。

どれも自分で選択したことなので、そこには不満や愚痴があまり出てこないことも事実。多くは基本的に「自責思考」な人じゃないかな。だから、愚痴ではなく「次、どうしよう」と、悩んだとしても、誰かのせいにする訳じゃなく、常に前を向いて進むことに夢中になっていることも特徴のひとつ。

仕事にやり甲斐と誇りを感じている人たちとの会話が、私は昔から大好き!

そしてフリーランスになって学んだことのもう一つが「give精神」だ。尊敬する人たちの会話の中では、頻繁に他者の幸せや成長にもつながりそうな情報のプレゼントが投げられるのだ。決して自分だけが得をする時間ではなく、他者が困っていることや、求めていることを瞬時に嗅ぎ分けて、喜ばれそうなことをさりげなく伝える。そのプレゼントの渡し方も、本当にスマートだこと!

『自分も幸せに、相手も幸せに』

これを体現している人たちが、私の周りは本当に多い。

そんな綺麗な心持ちの人の元には、似たような人たちが集まってきて、お互いの成功と幸せを願う循環が発生していく。

「ひとり勝ち」を狙ったり、自分だけ自分だけ!、自分の成功や幸せだけを狙った打算的な生き方をしている人には、孤独が待っていたり、いざという時には誰からの協力も得られなかったり。何よりも、そんな打算的なところが垣間見えた瞬間、信用スコアがどんどん減っていくのがわかる。

個人で働いていくためには、選ばれる人であり続ける必要がある。私の代わりなんてたくさんいるからこそ、「あなたがいいの!」そう思ってもらえるために、今の私が意識して行動しつづけたいこと、それは

自分で生み出す価値のクオリティを上げるために努力し続けたいし、

失敗なんか恐れずに、自分の責任で改善を試みて成長し続けたいし、

仲間や関係者をも豊かにできるようなgiveの精神で関わっていきたい。

フリーランスはただ好きなことをしてるだけじゃ無いんだよ!
自由に生きて働く分、責任は重くなる。

どう生きていくのか
どう輝いていくのか
どう与えていくのか
どう関わっていくのか

きっとまだまだ考え方はアップデートされていくはず。たった一回の自分の人生。私らしく働き続けてるために、これからも周りから学び続けながら行動して、成長していきたいな。

今の心境を、忘れたくないからここに記しました。

来年の今頃、どんなことを学んで、どんな変化を遂げているかな。

Hiroko

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