情報発信あるある『私なんか…』との向き合い方
「私なんかが情報発信するのはちょっと…」
Xやnoteでの情報発信をする際、多くの人が感じるハードルではないでしょうか?
こんにちは、つじた(@Hiroki_Tsujita)です。
誰もが発信できる時代だ!なんて言われていますが、わたしのような凡人にとって『私なんか』のハードルはぶっちゃけ超高いです。
いざ記事を書き始めても、そのハードルを越えられず、下書きのまま熟成されていく…なんてことは少なくない話です。
今もまさに『私なんか』を感じながらこのnoteを書いています。
ハードルは無くならないし、たまに越えられずに熟成下書きを増やしてしまうわたしですが、自分なりの”向き合い方”を見つけたので、noteにまとめてみようと思います!
どう向き合ったのか?乗り越えた先にどんな良いことがあったのか?
をお伝えすることで、「発信したいけど踏み出せない人」の手助けになれば幸いです…💪💪
『私なんか』のハードルの下げ方
『私なんか』のハードルそのものを無くすことはできないけど、高さを下げて越えやすくすることはできたので、その方法を紹介します!
『私なんか』と思ってしまう理由を分解してみると、どうやら2つに分けられそうです。
ひとつずつ見ていきましょう!
①”まだ何も成し遂げていない私”と向き合う
わたし自身、社会人としても人事担当者としても、まだまだなところばかりです。
なので、自分が「人事とは」や「採用とは」という壮大なテーマで語るのは、どう考えても時期尚早です。
一方で、10年以上社会人をやってきて(残念ながら)たいして優秀ではなかった分、いろいろな失敗をしてきました。
そんな失敗の経験から話せることは一定あるのではないか?と思うようになりました。
世の中には、すごい人たちのありがたいお話がたくさん転がっていて、それはもう間違いなく有益な情報です。
でも、普通の人間の等身大な話だからこそ、誰かに気付きや勇気を与えられるかもしれないし、そういう類の情報は実はまだ世の中にそこまで出ていないように感じます。
そう思うと”まだ何も成し遂げていない私”だからこそできる発信があると思えるようになりました。
②”有益なことを書きたいけど書けない私”と向き合う
せっかく発信するなら、有益なことを書いて皆にすごいと賞賛されたい…!
せっかく読み手が貴重な時間を割いて読んでくれるのだから、有益な内容だったと思ってもらいたい…!
そんな想い(プレッシャー)から、『有益なことを書かなくてはいけない呪い』を自らかけてしまっている人が多いように感じます(まさに自分がそうでした…)
その呪いを解くために、"有益"とは?を分解してみます。
最もイメージしやすいのは「知らなかったことを知り、知識として得る有益さ」ですね。
これは、世の中のすごい人たちのありがたいお話(書籍など)にお任せしましょう!(もちろんいつかはあちら側にも行きたいけど…)
”有益さ”には他にも種類があると思っていて、そのひとつに「自分の悩みを他の人がどう解決したのかを知る有益さ」があります。
これなら、前述したとおり”まだ何も成し遂げていない私”だからこそできる有益な発信になり得るのではないでしょうか?
たとえば、「人事とは」や「採用とは」といったテーマは壮大すぎてなかなか語れないけど、「人事担当者としてもっと早く出会いたかった本」とか「採用広報でインタビュー記事をたくさん上げたけど全然読まれなかった話」なら、これまでの経験が元になるのでスラスラ書けそうですよね。
もちろん「できない」とか「失敗した」という発信をするのは心理的なハードルが高いかもしれません。
でも、「こんなにすごいことができたよ!」という情報ばかり摂取するのって正直疲れませんか?
失敗からの学びは重要だし、世の中の多くの”普通の人”に刺さる有益な情報になり得るとわたしは思います。
ということで、『私なんか』のハードルの下げ方についてまとめると、”まだ何も成し遂げていない私”だからこそ、できなかったことや失敗から見出した情報は、ある種の”有益な情報”になり得るということです。
こう考えてみると、『私なんか』のハードルが(完全になくなるわけではないけど)越えられるかも?と思うくらいの低さになりませんか?
🤔うーん、まだちょっとハードルが高いよ!
という方に向けて、実際にそのハードルを越えた先にどんな良いことがあったかを紹介してみたいと思います!
『私なんか』のハードルの先にあったもの
2024年は「毎月1本noteを公開する!」という目標を、誰に言われたわけでもなく個人的に掲げています。
実際にやってみて、どんな良いことがあったのか、まとめてみます。
「自己紹介note」を書いたら、そのフォーマットを使っていろんな人が自己紹介noteを書いてくれました!(現時点で5名もの方が!!)
「入社オンボーディングでやってよかったこと&やってもらってよかったこと」を書いたら、スタメンさんのオンボーディングプログラムに取り入れていただけました!
入社エントリやキャリアのインタビュー記事を読んで、カジュアル面談に応募してくださった方がたくさんいました!(本当にたくさん!!)
ほかにも、「キャリアの記事を読んで勇気づけられました」とか「保育園の卒園式の記事が流れてきて読んでいたら、高校の同級生が書いていてびっくりした!」など、本当にたくさんのありがたい反響をいただきました。
文章を読んでもらったときの喜びと同等のものがなさそう
情報発信をしていて思うのですが、「自分の書いた文章を読んでもらったときの喜びと同等のものなんて、どうやらなさそうだぞ…!」と感じています。
世の中には、たくさんの魅力的なコンテンツが溢れていて、でも一人ひとりの時間は有限で、だからこそ、もし自分の書いた文章を誰かが読んでくれるとしたら、それは決して当たり前のことではないし、めちゃめちゃすごいことだと思っています。
プロでもない自分の書いた文章なんて読まれなくて当たり前なのに「その人の貴重な時間を使って読んでくれた」と思うと、飛び上がるほどに嬉しくなります。
この喜びと同等のものを、自分はまだ知りません。
なので、もしまだこの喜びを味わったことがない人がいたら、ぜひ一度体感してみてほしいです。
これまで、自分の情報発信に対して、周りの人たちからたくさんGIVEしてもらった経験があるので、今度は自分が、情報発信をがんばる人に対してGIVEしていきたいなと思っています。
そうやって、『私なんか』のハードルを低く感じて情報発信を楽しめる人がひとりでも増えたらいいなあ。
この記事を読んで「note書いてみようかな?」と感じてもらえたら本当に嬉しいです!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
「スキ」を押してもらえると、今後の執筆の励みになります。
よろしくお願いします!!
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