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BlueNoteTOKYOでお酒を飲みながらやるほろ酔い大喜利大会「BRAINSTORMING BAR」の企画書

これは15年ほど前に、とある洋酒メーカーに提案して採用されなかった企画。発注主が外資系の代理店だったため外国人相手に「大喜利とはなにか?」をプレゼンするのは難しかったなぁ笑。

採用されなかったとは言え企業案件のため、当該商品はわからないようにしてあります。ではその企画をどうぞ。

当企画は、お客様がテーブルを囲み、大喜利を見ながら、「思い思いに突っ込んだり」「大喜利のお題を出したり」…洋酒片手にお笑いに参加できるイベントです。  

ウイスキーを「お笑い」に例えるなら… 味わいを一人で愉しむシングルモルトは…好きな芸人を一人で楽しむ本ネタ 

そして、みんなで愉しく飲める当商品は…誰でも幅広く楽しめる、いわば「大喜利」のようなもの。  

大喜利とは…あるお題に対して、芸人達がその知力を駆使し、ウイットに富んだ答えを放つ「知の格闘技」。いわば、「お笑いブレインストーミング」

サッカー・野球をはじめとするスポーツ観戦を熱く鑑賞させるのがBEERなら「知の格闘技=お笑い」観戦をCOOLに楽しめる飲み物こそ、ウイスキー。 

当イベントを通し、「ウイスキーは面白い事をするとき、面白い物を見るときに飲む酒」という新たなウイスキーの楽しみ方を提案します。 

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ちょっと特別、ちょっと大人のコメディショー ドレスコードのある大喜利ライブ(仮) 

 舞台(ハコ)イメージは「BlueNoteTOKYO」

ウイスキーをテーブルで飲みつつ、イベントを鑑賞。会場では「とりあえず、ビール!」ならぬ「とりあえず、ウイスキー!」と言う言葉が飛び交う。 

→懸案…ターゲットを若者に特化するなら、出すお酒も「スパークリング」に特化するなど、飲み方も具体的に提案した方がよいか? 

※ヒロハラ注・おっと!今気付いたが、これって今流行の「ハイボール」の提案では!時代を先取ってたなぁ…(じみじみ)

客席と舞台は適度な距離感を保って。 =お笑いを見ながら、好き勝手に「突っ込んで」も舞台を壊さない程度の距離。 いつものお笑いとは何か違う、特別な事が起こりそう…そんな予感をさせるため、お客様にはあえて、ドレスコードを設置。ちょっとしたオシャレで日常から離れた「TRIP感覚」を味わって頂くとともに、他のお笑い系イベントとの差別化を図ります。 

知の格闘技に参加するのはウイスキーと同じく熟成された12年物の芸人達…  

大喜利に付き物のシンキングタイム音楽は生ジャズバンドが演奏 →演出面でも「ちょっと大人のお笑いイベント」を強調 

「みんなで楽しむ」…参加性を高める 

「ウイスキーはみんなで楽しむお酒」。このコンセプトに則り、イベントに参加性を持たせる。 大喜利につき物の「お題拝借」…大喜利のお題を会場から頂きます。 また、「芸人より面白いネタを思いついた!」そんな強気なお客様は「飛入り参加」も可能。

 当時は大手代理店の企画書を勉強して…いっぱしのクリエイターを気取った企画書書いてやがるなぁ笑

ありがたいことに、皆様がお買い上げの商品に含まれている広告費からすでにギャラを頂いてますのでサポートは無用です。どうぞ他の方をサポートしてあげてください。