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次女からのお願い

ある日、次女が
「おとん、話あんねん」
「ちょっとええ?」

突然切り出されました。

こんにちは、サラリーマンOBの谷です。

いきなり

時は高校2年の夏、だったと思うんですが・・・😓

県立高校に自転車で通学している
普通の女の子でした。


なんの話かな?


ちょっとドキドキしたことを覚えている。

海外の大学に行きたい

開口一番

「海外の大学に行きたい」

「交換留学とかじゃなく、受験して入学したい」

「日本の大学行って1年間留学しても私には意味がないと思う。
ただ英語を勉強するだけのイメージしかない」

「だからちゃんと大学で専攻を決めて勉強したい」

「でも今の私の英語能力やったら、日常生活で普通に通用するけど
留学先の大学で世界中から集まった大学生を相手に議論したり、
自分の意見をまとめて提案して相手を説得させる事はムリ」

「自分でそのレベルにはないことも理解しているし・・・」

「だから東京の専門学校で1年間学んで、ちゃんと議論できるレベルで受験したいんや」

「1年長くかかるけど行かせて!」

私は圧倒されていた。

ここまで一人で考え意思を明確し、私にお願いしてきた。

私は一言

「ええで、行ってこい」と返事。

ありがと〜〜〜!と笑顔満点の嬉しそうな顔。

こんなことになるとは・・・

私の発言で

でも予感はあった。

大学進学の話が出て、どの大学がいいか色々探し始めていたので


私は

「アメリカ行けば?」

「世界中に大学あるで」

と・・・

今にして思えば、私の問題発言。

そして現実になったんです。

親の発言、約束は大事

子供は親との約束や発言をしっかり

覚えていることに驚かされる。

私子供の頃に親との約束話をすると

「そうやったっけ?」

おぼえてないわ!

こんな感じでした。

今回の海外大学進学は

私の一言が影響していることを

次女は認めていました。

事前調査

海外の大学できっちり成績を出すためには

何をすればいいのかを考えて

準備することを調べていた。

どの程度の英語力が必要か?

アメリカとイギリスの大学システムの違いは?

大学ごとの学部評価は?

イギリスは13年教育システムで、大学は3年間。

その3年間みっちり専門分野を学ぶこと。

日本の6・3・3教育では1年足りないこと。
(日本の高卒でイギリスに行くと1年間
ファンデーションコースにはいる必要がある)

生活環境(学生寮、シャエアハウスetc)

などなど、色々調べ上げていた。

あの日のお願い

高校を卒業して私の元から飛び立ち、

東京で1年勉強した後、

イギリスの大学に3年間通って無事卒業。


次女のお願いがあったあの日に感謝。

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