健康皆保険に甘えるな
日本の健康保険制度ってほんと素晴らしい制度ですよね。
でも、この素晴らしい健康保険制度が国民の健康意識を低下させていると思っています。
素晴らしい保険制度が作った汚点の一つだと思う。
多くの人は日々健康であることのありがたさを実感できていない。
ましてや、今この瞬間の食事、行動、思考、人間関係、社会環境などが後の健康に影響していると思って生活している人はごくわずかです・・・。
分かってはいるけど「明日から気をつける」って人多くないかな？
コロナ禍も経験し、病気というものをもう少ししっかりと理解しなくてはいけない時期が来たのではないだろうか？
病気も慢性的な不調も全ては自己責任です。
問題なく治るのも自己責任、悪くなるのも自己責任。
今までしてきたことの結果として起きていること。
だから今が大切なんです。
感染症で重症化するのも、結局は免疫の暴走などが原因。
ウイルスが熱を出せてる訳でもなく、体の不調を作らせてる訳でもない。
自分の体がウイルスに対して選択した攻撃手段がそれだっただけ。
だから体がちゃんとしてないとおかしな攻撃をしてしまうかもしれないし、いつまでも攻撃し続けて体にダメージを作ってしまうかもしれない。
結局、普段の自分の体の状態が結果を作るんだ。
僕らは「予防」という概念をもっとしつかり持たなくてはダメです。
今のその先に未来の自分があるから。
多くの国民が自分の体の養生は後回しにして、言われるままにワクチンを摂取している。
憤りすら感じる現状です。
なぜ自分の体を変えようとせずに薬やワクチンなどに頼るのか・・・。
今まで何度も伝えているが、東洋医学は日々の生活に取り入れていってほしい知恵です。
病気や不調にならないカラダを作る優しい考え方です。
西洋医学は緊急時には、症状を落ち着かせるのにとても効果的な医療です。
慢性的に不調に陥った病気や不調を治すのは不得意で、むしろ難しくさせてしまうこともある。
薬で出た症状をごまかそうとするから、更に不調が増えることはよくあること。
ごまかした事は必ず自分に返ってきます。
何か症状が出てからその症状を無かったことにする・・・、そんな都合の良いことは絶対にできません。
予防は、未来の自分に対する敬意なんです。
健康保険の医療費は予防を徹底すれば必ず減りますが、国民が予防という意識を持つ前に、薬に頼らない意識が芽生えないと予防は成立しない。
「薬を使いたくない」「薬は症状をごまかすだけ」という意識があれば、病気にならない様に予防の意識が芽生えます。
ほとんどの人が健康保険を使っての安い治療や、薬の処方ができるので、医療費に高い金額が発生していることすら分かっていません。
毎回10割の負担だった場合に、今の効果があるかどうかも分からない治療を毎日続けますか？
そもそも自分でセルフケアや食養生などで改善できないことですか？
予防という意識は国民皆保険のシステムに阻まれてしまっている気がします。
でも、いざという時の重篤な症状、緊急性を要する症状に健康保険が使えないのは困りますよね。
だからずっとこの制度を残していくためには僕らが予防意識を高めないとダメなんです。
でも、食養生をしたからと言って、すぐに効果が現れる訳ではありません。
セルフケアをしたからといって、数週間で慢性的な痛みが治るなんて事はありません。
今までしてきたことの代償は見えないところで様々な組織や体の代謝のシステムをぶっ壊してきています。
それらを優しく養ってあげることをしばらく続けながら生活していくと、いつか体が変わってきます。
薬にも頼らず、治療もする必要もなくなるかもしれません。
僕らにとって1番のドクターは自分だから。
自分の体から訴えかける声を聞くことができるようになったらやるべきことが見えてきます。
あなたは自分の体に敬意を払った生活ができていますか？
体との向き合い方を変えていく時代が来たのではないかと感じています。
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