ダルさは「糖化」が原因かも
クライアント様と話しているとカラダが何もしていないのにダルいと訴えられる方がいます。
皆さんの中にも意外と多くいるのではないでしょうか？
カラダや足が異常にダルくてツラい人・・・。
こんな症状の人のカラダの中では何が起きているのでしょうか？
ズバリ・・・「糖化」が起きている可能性があります。
全てのダルさの原因が糖化とは言いませんが、糖化の可能性は大いにあります。
では、糖化とはどんな現象なのでしょうか？
糖化は糖とタンパク質が結合して細胞の劣化が起きている状態です。
糖とタンパク質が結合するとAGEs＝終末糖化産物が出現します。
AGEsは細胞や繊維を破壊して老化や劣化を招きます。
ホットケーキを焼いて茶色く焦げてくるのは、糖とタンパク質が糖化を起こして焦げ付いてくるのです。
糖化＝AGEsによって細胞が焦げ付くイメージ
糖を大量に摂ることで、あらゆる細胞、血管内、内臓で糖化現象を引き起こします。
そんな状態で正常な機能を維持していく事は難しくなります。
糖尿病の人は「HbA1c」を測定して状態を把握しますが、HbA1cはカラダの中のヘモグロビンがどのくらいの割合で糖化しているかを確認する検査項目です。
糖尿病になってから糖化を意識しても遅いんです。
カラダがダルさなどを感じている時にはカラダが焦げ付いていくイメージを常に持って危機感を感じてください。
食事を改め、運動を見直し、生活習慣を改善しながら自分の体を労わってあげてください。
糖質すべてが悪者ではありません。
糖質の取り方が大切です。
僕は基本的に工場で生産されている糖質は避けるようにお伝えしています。
簡単に言えばお菓子の類です。
お米は白米よりも玄米にしていただくことでミネラルを摂る事ができます。
僕は「一汁一菜」「一汁二菜」「一汁三菜」のような玄米とお味噌汁、季節の野菜を数品いただく食事をオススメします。
サプリメントなどは短期的に使用するには良いものですが、単一の栄養素を摂る事は一つの栄養素を過剰に増やすことでバランスを崩してしまう恐れもあります。
医薬品で糖化を阻害するものもありますが、基本は自然界に存在しているものを食してカラダを養う事を覚えてください。
そして必要のないものをカラダから排除する事を意識するだけでカラダは変わります。
ダルさからカラダの状態を知り、不調知らずなカラダを手に入れてください。
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