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「ぽちらぼお悩み相談室Vol.3 〜 最も辛かった経験、学生時代に頑張ったことについて聞かれたら 〜」

こんにちは、U25歳に特化したオンラインコミュニティ「ぽちらぼ」運営メンバー 元人事&キャリアアドバイザーのミッツです!

ぽちらぼの参加者は、ほとんどが大学生です。参加者と接するうちに、私が思っている以上に、大学生活や就活、社会人生活などについて悩みや不安を抱えている人が多いのかも?と思うようになりました。

いろんな方と一対一でじっくりお話できれば良いのですが、いかんせん時間は有限。ということで、できるだけ多くの方のもやもやを解消できるよう、ぽちらぼお悩み相談をはじめてみました!また、同じようなお悩みを持っている方に共有できるように、こうして文字でコミュニケーションを取ることにしました。

【ぽちらぼについてはこちら↓】
https://note.com/hiroba1931/n/n54912fdacf4e

あくまで私自身の経験や考えに基づく回答にはなりますが、ぜひご覧ください!
今回のお悩みはこちら。学生時代の経験について問われた時に気になる3つの質問です!

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# ①「最も辛かった経験は?」②「学生時代に頑張ったことは?」これらは、それぞれ別の回答を用意していた方がいいのでしょうか?

ご質問ありがとうございます!大学3〜4年生さんでしょうか、面接対策中なんですね。それぞれ回答していきます!

回答の内容はそれぞれ考えておいたほうが良いかな、と思います。辛かった経験、学生時代に頑張ったことでは、聞かれていることと面接官が知りたいことが明確に違うと思います。じゃあどう違うのか、整理してみましょうか。

「最も辛かった経験」で面接官が知りたいのは、経験そのものよりも、どのような時にストレスを感じ(辛いと感じ)、またそれをどう乗り越えたか・どう気分を切り替えたかです。学生生活もそうだと思いますが、社会人生活は様々なストレスが発生しますので、ストレス耐性やそれに対する対応を知りたい場合に聞く質問かなと。例えば、就活が辛い、推しが引退した、といったエピソードでも良いと思うんですよね。それについて、なぜ辛いのか、そして辛いと感じた時にどう気分を切り替えているのか、を整理して伝えられれば十分だと思います。

「学生時代に頑張ったこと」で面接官が知りたいのは、質問者様がご自身で考え、行動を起こした経験についてかと思います。こちらも、エピソードの派手さや中身よりも、あることに対して、「なぜそれを頑張ろうと思ったのか」「どう頑張ったのか」「結果はどうだったのか」「それについてどう捉えているか(分析しているか)」を整理して伝えることが重要です。

ワンポイントアドバイス💡(1)
学生時代に頑張ったエピソードの中に、辛かった経験が内包されている場合もあるかと思います。その場合には、辛かった経験について聞かれた時に、上記内容を中心にディテールを話せるようにしておくと良いのではないでしょうか。また、これは辛かった経験に限ったことではないですが、なるべくエピソードは複数用意しておくことをおすすめします!
ワンポイントアドバイス💡(2)
また、もしも辛かった経験が無いな・・・という場合には、そう話してしまって良いとも思います。ただ「ありません!」だと会話になりませんので、たとえばこんな風に話してみてはどうでしょうか?

「これまでの人生を振り返りましたが、辛いと強く思ったことはありませんでした。私はもともとは感情に支配されやすい性格でして、自分の行動や考えが感情に支配されないように、起こっていることと感じたことを切り離して認識するように心がけてきました。ですので、なんとなく、自分はこういうことが起こった時にこう思うというパターンを把握してはいますが、強烈に辛いと思った記憶はありません。」

屁理屈っぽいですが、無理にエピソードを作ったり経験をでっち上げるよりよほど良いと思います。それか、「辛い経験はあまりしてきていないのですが、悲しかった経験でも良いでしょうか?」と聞いてみるのも良いかもしれませんね。

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#面接で自分が話したいと準備していたエピソードの出番がなく、アピールしきれない・・・

次のお悩みですが、私も面接において、今か今か・・・と準備していたのに、話す機会がなく終わってしまったこともありました。

その場合には、逆質問の時間などに話してみてはどうでしょうか?もちろん、まずは質問を伝えて疑問を解消した後に、ですが。
「本日、ぜひお話したいと思っていましたエピソードや思いがあるのですが、手短にお話してもよろしいですか?」と聞いてはどうでしょう?所要時間によっては断られるかもしれませんが、後になって言えなかった・・・と後悔するよりは精神衛生的にもずっと良いんじゃないかなと思います。

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#困難や苦労経験があまりない場合どうしたらいいでしょうか?

うーん、困難・苦労という言葉に引きずられてしまってるんじゃないかな?と思いましたが、どうでしょう?(私も、もしも困難・苦労した経験について聞かれたら、え〜無いんだけど・・・と思ってしまいそうです。)
困難、苦労した経験を聞くことによって面接官が知りたいことは、「イレギュラーなことが発生した時に、自分でどう考えてどう行動したか」もしくは「目標達成において、自分でどう考えてどう行動したか」だと思います。

これだと、どうでしょうか?アルバイト、ゼミ活動、サークル活動などで起きたこと、思ったこと、経験したことを棚卸しすると、何かあるのではないでしょうか。

もしも、いやそれでも無い!ということであれば、作っちゃいましょう。嘘のエピソードをでっち上げるのではなく、今から経験してみましょう、ということです。大学4年生の場合にはあまり時間が無いかもしれませんが、何か1つ新しいことや苦手なことに取り組んでみるのはどうでしょうか?

「就職活動について調べるうちに、困難、苦労したことについての質問があると知りました。自分の人生を振り返ると、今までにそういった経験が無いことに気がつき、面接のためというのもありますが一度は苦労してみようと思い・・・に挑戦しています。」

なんて話してみたらどうでしょうか。すくなくとも「ありません」よりは良いんじゃないでしょうか。

#質問が多くなってしまって すみません。

いいえ!少しでもお役に立てたでしょうか?そういうことじゃないんだよ・・・という部分がありましたら、申し訳有りませんが追加でご質問ください。。


では また次のお悩みで〜👋

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