『とにかく仕組み化 人の上に立ち続けるための思考法』
「仕組み化」という言葉にすごく魅力を感じて即購入しました。
社内で、「メルマガ」とか「チャットを使った学びの発信」をしているのですが、反応が悪いのなんの。
「私のやり方は、仕組みが悪いんだろうなぁ…」
と思っていたところに、この本の『とにかく仕組み化』の文字が目にとまり、「これだ!」と思いました。
ですが、
このとき、本書の残りのタイトル「人の上に立ち続けるための思考法」の部分は目に入っていなかったのです。
私が(勝手に)期待したものとは違いましたが、いま管理職以上の人や出世したい人にはおすすめします。
一緒に学びましょう!💪
本書は3部作の1冊
本書の著者は、「識学」社長の安藤広大さんです。
なんと、私と同じ1979年生まれだそうです😲
安藤さんは過去にも本を出していて、本書を含めてまとめるとこうなります。
③の本書は、「人の上に立つ人」向けに書かれています。「仕組みを変える側の人」になるための本なのです。
あなたはどっち?
実は、本書のいう「人の上に立つ人」とは、①の「歯車として機能する人」です。本書は、「歯車」の悪いイメージをアップデートしてくれます。
一方で、②の「替えの利かない人」は、その場にとどまります。そこにいてもらわないと困るのだから、よく考えたらそのとおりですよね。
「仕組み化」⇔「属人化」
「仕組み化」の反対は「属人化」だと紹介されています。なるほど😲
さきほどの、「替えの利かない人」とは「属人化」そのものですね。
人というのは、放っておくと属人化してしまう。それは本能だからだそうです。
たしかに、ある仕事をAさんに任せていたら、Aさんにしかわからない状態になってしまった。なんてことはよくありますよね。
そんな属人化を壊すのが、マネジャーの仕事なのです。みなさんの会社のマネジャーは、属人化を壊せていますか?
できていないのであれば「仕組み化できていない」ということです。
責めるのは「人」ではなく「仕組み」
これはつねに頭に入れておきたいですね。
人を責めても解決しません。見て、責めるべきは「仕組み」のほうです。
仕組み化の大前提は「期限を守る」こと
こんなの当たり前ですよね?
みなさんの会社ではちゃんと期限守られてますよね?
私の会社では、この辺すご~くゆるくて、逆にこの「期限を守る」という大前提が刺さりました。納得です。
期限も守らないのに、仕組み化もなにもないですよね…
あなたの会社の「企業理念」言えますか?
私は言えません💦
「言ってるだけで行動が伴っていない」「企業理念を頭に入れるような仕組み化がされていない」など、企業理念にはいろいろ問題があります。
これは経営者向けの話だったのですが、「判断軸」は企業理念に近づくか/遠ざかるかだけでよい、とのことでした。
たしかに、シンプルな基準があれば、何か社内で決めごとをする際にも迷うことが少なくなりそうですね!
ちなみに、
「企業理念に共感できないから」
転職理由はコレひとつでよいそうです(笑)。φ(。_。*)メモメモ
環境のせいにしない
環境のせいにせず、「試行錯誤する道を選ぶ」。これが大事です。
これは耳の痛い話です。私は試行錯誤はしてみるのですが、何度か試したら結局は「環境のせい」にしてしまいます。
そうではなく、「何度だって試行錯誤する!」という思いを込めて、図解に繰り返し(↻)を入れました。
「成長」と「仕組み」
私が大事にしている「成長」というキーワードが、本書では何度も出てきます。
また、成長に関して組織にちゃんと仕組みがあれば、こんな違いが出てきます。
Aさんが30%成長したとき、仕組みがあればまわりの人も組織としても成長する。でも、仕組みがないと、まわりの人も組織も成長しない…
みなさんなら、どちらの会社で働きたいですか?
これ、私がnoteの街でも実現したいことです。
「一緒に学び、一緒に成長する」
ただ、現実の会社は右側です💦。じゃあ、仕組みを変えてやろう!と思っても、
なんだそうです。でも、
とも書かれています。
あなたなら、どうしますか?
まとめ
本書は、「歯車」の印象をアップデートしてくれます。が、私は読んだうえで「それでも私は会社の中で歯車になるのはイヤだな」と思っています。
歯車というよりは、みんなが気持ちよく回転する(働く)ことができるような「油になりたい」と、変なことを考えました(笑)
とはいえ、
成長に関することなど、共感できる内容が多々あり、すごく大事なことばかりです。管理職以上や上を目指している人にはぜひ読んで欲しいです!
本日の学びはここまで。読んでいただき、ありがとうございます!
また来てください。👋
数値化の鬼でもある、あんぱんださんに紹介いただきました。
ありがとうございます😊
読書期間 2023/07/10-2023/07/16
初版発行 2023/05/30
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るのーさんに、本記事をとりあげていただきました。
ありがとうございます!
<この記事を書いている「高橋ひろあき」とは?>
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます! 楽しく、読みやすいnoteになるように今後もがんばっていきます。