見出し画像

『しいたけ.の小さな開運BOOK』

「しいたけ占いって知ってる?」

一人暮らしの父の介護のため、兄妹で過ごしていたときに、妹が聞いてきました。我が妹は、私のことをなめているようですね。

「あれでしょ?
 カゴからしいたけ🍄を選んで、そのしいたけ🍄の形で占うんだよね?」

私の華麗な仮説が炸裂!

「いや、ちゃうし」

違うんかい…(仮説撃沈)。

妹によると、どうやら「しいたけ.」という方の占いのことで、しいたけ.さんは、「そっと背中を押してくれる言葉」が特徴的なのだとか。

「でもなー、占いって興味ないんだよね」

と、言わないのがいまの私!
きっかけがあればなんでも学びに変えてしまえばよいのです。

一緒に学びましょう!💪


みんな、自分のカラーを持っている

本書は、「運」の受け取り方を「カラー心理学」にもとづいて解説しています。

自分のカラーとは、18色のうちのメイン1色+サブ1~3色のことです。この組み合わせで「自分らしい性格」をつくっています。


自分のカラーを調べよう!

本書に、18色それぞれ10コの質問が書かれています。「あてはまる」数が多い色が自分のカラー(仮)です。

この時点では、「これがメインカラーだ!」と断言できないかもしれません。なので(仮)です。

ちなみに、Aさんは私の結果、Bさんは妻の結果です。


自分を客観視しよう!

本書には、
 各カラーの「基本性格」
 各カラーの「運の開き方」
が書かれています。

自分のカラー(仮)の「基本性格」「運の開き方」を読んでみて、一番しっくりくるのがメインカラーです。他はサブということにしましょう。

ここで重要なのは、「自分を客観視する」ことです。書かれていることを鵜呑みにするのではなく、突っぱねるわけでもなく、

「ここは、たしかにそうだな」
「いや、これは違うな。う~ん、でもそんな風に見られてるんだろうか?」

自問自答することで、自分を客観視し、自分を深く知ることができます。誰かと一緒に話しながら確認するのもいいかもしれませんね。


私のエメラルドの場合、

・「お気に入り」を見つけたら、追求し、知識を磨く
・自立心が強く、甘えたり、借りをつくるのが苦手
に納得する半面、

・外面と内面にギャップ
・仮面オタク
というのは、個人的には疑問に感じました。が、妻に聞いたら「一見やさしそうに見えるけど、すごく毒吐くよね」と言われました(笑)


運を開く!

各カラーの「運の開き方」には、こんな行動をしてみては?という提案が書かれています。これって、

自分の行動を変えるきっかけ

です。「これいいな」と思ったものだけでいいと思います。実践してみて、よりよい生き方ができるといいですね。


ここでおもしろいのは、しいたけ.さんの「リフレーミング力」です。

一見、ネガティブなことでも、ポジティブで誰もが受け入れやすい言葉に言い換えて伝えてきます

例えば、私のエメラルドの場合、
・ちょっと研究者的
・反骨精神が強い
・いろいろと謎もあるおもしろい人
など、

「言われても悪い気がしない」言い方で伝えています。このリフレーミング力はすごいですね。しいたけ.さんが売れる理由がわかった気がします。

私は、ストレートに言い過ぎて相手を傷つけてしまいがちなので、このリフレーミング力は身につけたいところです。


しいたけ.さんのおもしろコラム

本書の後半は、カラー心理学とは離れて、しいたけ.さんのコラムが書かれています。これもおもしろい視点が多いのです。

私が気になった一部分を紹介します。


■売れっ子を目指す

「このカレーおいしいね」ではなく、
「このカレーのおいしさを誰かに伝えたい!」と言ってもらう。

人も同じです。「この人のすばらしさを誰かに伝えたい!」と思ってもらう。そんな人を目指したいですね。

最近、私のことがよく紹介されたのですが、これは別の記事で書きます。


■好きなものを即答する

「食べ物は何がスキ?」と聞かれて「焼肉!」と、好きなものを元気よく即答できる人って、気持ちいいですよね。

私もそんなレパートリーを増やしたいです。「学び」以外で(笑)


■興味がない→興味を持ってみる

私もよく「興味がない」と言っていました。この本に出合ったのも「興味を持ってみた」からです。


■正しい一人反省会

どうしても、「全体で○○点」と自己採点をしてしまいがちですよね。でも、「ここは100点!」と100点だった部分を探すという話です。

(最近だだ下がりだった)自己肯定感があがりそう!


■アドバイスの受け取り方

アドバイスを受けて「もや」っとしたら受け取らない。「やるぞ!」と思えたものだけ受け取る、という話です。


■究極奥義をつくる

自分の運をよくする究極奥義をつくろうという話です。しいたけ.さんの究極奥義は「校庭の石を拾う」だそうです。どゆこと?と思ったら本書をぜひ。

私は、「とりあえず寝る」かな(笑)。もうちょっとかっこいい感じの奥義を模索したいです。ちょっと中二的で楽しいかも。


■「○○で生きていく」と宣言する

声に出して言うことが大事です。本の中では、家の中や神社などで言うことを勧めています。「学びで生きていくぞー!」


■天職は「育てる」

『「やりがいのある仕事」という幻想』でも、「やりがいは育てる」という話があります。それに近いですね。

私もまさにいま仕事に悩みまくりなので、この考え方は取り入れてみようと思います。外に求めていないで、自分で育てる。いいですね。


まとめ

「もともと興味なかったけど、興味をもってみる」って素敵ですね。妹と話をしなければ本書を読むことはなかったと思います。

占いって、行動のきっかけになると感じました。

ただ、鵜呑みにするのではなく、「これだ!」と思ったアドバイスを実践すれば、きっとよりよい生き方ができると思います。

他にも、「究極奥義」「天職は育てる」「一人反省会」「売れっ子を目指す」など、素敵な考え方がいっぱいありました。実践します。


本日の学びはここまで。また来てください。👋


読書期間 2022/05/01-2022/05/14
初版発行 2021/05/25

<関連記事>

この記事を書いている「高橋ひろあき」とは?


この記事が参加している募集

読書感想文

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます! 楽しく、読みやすいnoteになるように今後もがんばっていきます。