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ヒロ
2019年4月5日 17:54
ミドリの木洩れ日溢れる坂懐かしいピアノの音色 聞こえてもうすぐ見えてくるはずアカい屋根のケーキ屋と空から海までアオい丘からの景色が当たり前のことが 当たり前じゃなくなる見慣れたはずのイロとちょっぴりおとなになった私もう立ち止まることも 振り返ることも恐れないよもう私の通学路じゃない大好きと詠える場所があるのいつでも頼れる場所じゃないけどいつ
2019年4月10日 23:12
たんぽぽの綿毛が私を追い越してその先でふわふわ漂う手を伸ばしたら指の間すり抜けて見えないほど高く昇った待ち望んでいた春はこの風に乗って過ぎ去っていくそんなに急がないでよ雨の窓辺にはもうあの子はいないのに多摩川の土手あの時の桜をいつまで忘れずにいられるだろう今はもう静かに佇んで力強く若葉が萌えているこのまま息を止めなければ季節は
2019年4月15日 17:59
帰り道 見上げる空午後6時ずいぶん暗くなってもうすぐ冬だなあそれぞれ過ごした時間は違っても繋がる きっと この時間今日も1日お疲れさま君の好きなことたくさん教えて明日の笑顔に繋げるんだ帰り道 見上げる空午後6時オリオン座 見つけたよもう冬がおわるそれぞれ傷んだ(痛んだ)ところは違っても繋がる きっと この思い今日も1日頑
2019年4月20日 18:23
名残惜しさの中 私は本を閉じました言葉が音になる 爽やかな風に乗って心が揺れる 小さく願ったのは電車の揺れでありませんようにあまりに心地よい恋の物語だったから窓の向こう広がる空色に心の中で描くことは口元が緩んでしまうけどいつかきっとめぐり会えるあなたの微笑みです私はいつになったら胸が痛くなりますか恋をすると 苦しくて 切なくてあなたを思って
2019年4月25日 18:36
新しいノート一番最初に引く線はいつだってワンダーランド折角だから綺麗に引きたくて力が入ったペン先はちょっとズレてしまったそして自由がはじまるいつだって初めてはドキドキで不安で寂しくて頑張りすぎちゃうこともあるけどまちがえたことたちが教えてくれてるもっと気楽でいいよって苦手なあの子一人でも平気そうな顔がいつも眩しかった私を忘れてほしくなくて