ひろぶっく

年商1億円を売り上げる起業コンサルタント。ニトリなど上場企業での11年の経験を経て独立…

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年商1億円を売り上げる起業コンサルタント。ニトリなど上場企業での11年の経験を経て独立。年間100冊読む中でビジネス成功の秘訣はすべてビジネス書に書いてあると気付く。自分に影響を与えた本についての読書感想文を公開中。座右の銘「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」

最近の記事

「戦略ストーリーの5C」で振り返る、起業家としての軌跡

「ストーリーとしての競争戦略」を読んで、私は自らのビジネス経験を振り返り、深い洞察を得ることができました。著者の楠木建氏が説く「優れた戦略とは、思わず人に話したくなるような面白いストーリーだ」という主張は、私のこれまでの起業や事業展開の経験と強く共鳴しました。 私は建築、システム、マーケティングと多岐にわたる分野でキャリアを積んできましたが、それぞれの経験が互いに関連し合い、今の私のビジネスストーリーを形作っています。例えば、建築設計の経験は空間的な思考を養い、システム開発

    • デジタルとリアルの融合:『アフターデジタル』が示す新時代の戦略

      『アフターデジタル』を読んで、私は自身の人生と照らし合わせながら、デジタル化が進む社会の中で個人や企業がどのように適応し、成長していくべきかを考えさせられました。 私自身、建築やシステム開発、営業など様々な分野を経験してきましたが、その過程で常に感じていたのは、技術の進歩とそれに伴う社会の変化のスピードの速さでした。本書で描かれているアフターデジタルの世界、つまりオフラインがデジタル世界に包含される状況は、私が経験してきた変化の延長線上にあるものだと強く感じました。 特に

      • 転職経験者が語る「地頭力」の重要性と鍛え方

        「地頭力を鍛える 問題解決に活かす『フェルミ推定』」を読んで、私は自身の経験と重ね合わせながら、多くの気づきを得ることができました。本書は、ビジネスの現場で求められる思考力、特に「地頭力」の重要性を説き、その鍛え方を具体的に示しています。私自身、様々な職種を経験してきた中で、この地頭力の必要性を実感する場面が数多くありました。 著者が提唱する地頭力の3つの要素、「結論から考える仮説思考力」「全体から考えるフレームワーク思考力」「単純に考える抽象化思考力」は、私のキャリアを振

        • 「便利屋」から脱却!自分らしさを活かすキャリアの築き方

          『自分を知る練習』を読んで、私は自己分析の重要性と、それがもたらす可能性について深く考えさせられました。著者は、うまくいかない原因が必ずしも努力や能力の不足ではなく、自己理解の欠如にあるという洞察を提示しています。これは、私自身の経験とも重なる部分があり、強く共感しました。 私は、様々な職種や環境で働いてきました。システムエンジニア、建築設計、法人営業、情報システム、総務、接客、店舗メンテナンスなど、多岐にわたる経験を積んできました。その過程で、自分の強みや価値観を明確に理

        「戦略ストーリーの5C」で振り返る、起業家としての軌跡

          3:7の法則:アウトプットが人生を変える理由

          「学びを結果に変えるアウトプット大全」を読んで、私は自身の人生を振り返り、アウトプットの重要性を改めて実感しました。この本は、アウトプットに特化した初の書籍であり、著者の樺沢紫苑氏の豊富な経験と知見が詰まっています。 私自身、建築やシステム、営業など様々な分野で経験を積んできましたが、そのキャリアを振り返ると、アウトプットの重要性を痛感する場面が数多くありました。特に、大学院時代に研究のために大量のデータ分析をした経験や、就職後にシステム開発や営業活動を行った経験は、まさに

          3:7の法則:アウトプットが人生を変える理由

          多彩なキャリアを経て見出した、真の課題設定の重要性

          安宅和人氏の『イシューからはじめよ』を読み、私は自分の人生と職業経験を深く振り返る機会を得ました。この本は、問題解決のアプローチについて新しい視点を提供し、私のこれまでの経験と今後の方向性を再考させる契機となりました。 私は建築学を学び、その後システムエンジニア、建築設計、法人営業など、様々な分野で経験を積んできました。そして、マーケティングコンサルタントとして起業するに至りました。この多様な経歴は、安宅氏が提唱する「イシューからはじめる」という考え方と深く共鳴します。

          多彩なキャリアを経て見出した、真の課題設定の重要性

          天才、秀才、凡人 - 職場の人間関係を解き明かす鍵

          北野唯我氏の「天才を殺す凡人」は、職場の人間関係に悩むすべての人に向けた示唆に富む一冊です。本書は、テクノロジーカンパニーで働く35歳の青野を主人公に、「天才」「秀才」「凡人」という3つのタイプの人間が織りなす職場のドラマを描いています。 私はこの本を読みながら、自分の経験を振り返らずにはいられませんでした。建築やITの分野で様々な職を経験してきた私にとって、本書で語られる「天才」「秀才」「凡人」の概念は、非常に興味深いものでした。 特に印象的だったのは、これらのタイプ間

          天才、秀才、凡人 - 職場の人間関係を解き明かす鍵

          説明力の魔法:ビジネスと人生を変える究極のスキル

          「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』を読み、私の人生経験と重ね合わせながら、その内容について深く考えさせられました。 本書は、ビジネスの場面で重要な「説明力」を磨くためのテクニックを紹介しています。著者は、説明が上手い人の共通点を観察し、そのノウハウを体系化しています。私自身、様々な職場で経験を積んできましたが、どの現場でも「説明力」の重要性を痛感してきました。 特に印象的だったのは、「相手ファースト」の姿勢です。説明する際、自分の伝えたいことではなく

          説明力の魔法:ビジネスと人生を変える究極のスキル

          失敗と成功の分岐点:『頭のいい人の対人関係』が教えてくれた人生の真理

          「頭のいい人の対人関係 誰とでも対等な関係を築く交渉術」を読んで、私は自分の人生経験と重ね合わせながら、多くの気づきを得ることができました。著者の犬塚壮志氏が提唱する「人生の悩みは対人関係から生まれ、それらはすべて交渉力で解決できる」という信条は、私の経験とも深く共鳴するものでした。 私は建築やシステム開発、営業など様々な職種を経験してきました。その過程で、人間関係の難しさを痛感する場面が数多くありました。例えば、新規顧客開拓の営業時代には、知らない人にアポを取り、訪問する

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          リーダーシップの本質に迫る―100の声かけから学ぶチーム革命

          田中弦氏の著書『心理的安全性を高めるリーダーの声かけベスト100』を読み、深い感銘を受けました。この本は、ビジネスの現場で即実践できる具体的な声かけのテクニックを100も紹介しており、リーダーシップの在り方を根本から見直すきっかけを与えてくれます。 私自身、これまでの職業人生で様々な立場を経験してきました。SEとしてプロジェクトに携わり、建築設計や法人営業、さらには店舗接客や経営コンサルタントとして活動する中で、常に「人」との関わりが仕事の中心にありました。その経験を通じて

          リーダーシップの本質に迫る―100の声かけから学ぶチーム革命

          リーダーは話し方が9割

          人と人とのコミュニケーションにおいて、話し方の重要性は誰もが認識しているところだと思います。しかし、本書を読んで改めて気づかされたのは、リーダーにとっての話し方の重要性です。著者の永松茂久氏は、リーダーに必要なのは特別な能力や実績、カリスマ性ではなく、「人をやる気にさせ、能力を引き出す話し方」だと説いています。 私自身、これまでの経験の中で様々な立場のリーダーと接してきました。その中で印象に残っているのは、常に部下や周囲の人間の気持ちに寄り添い、適切な言葉をかけることのでき

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          『会社の奴隷』から『人生の主人公』へ:『社員心得帖』が示す道

          「社員心得帖」を読んで、私は自身のキャリアを振り返り、深い洞察を得ました。この本は、新入社員から幹部社員まで、各段階で求められる心構えを詳細に説明しており、ビジネスパーソンとしての成長過程を再考する機会となりました。 私自身、建築学から始まり、システムエンジニア、営業、そして起業と、多様なキャリアを歩んできました。その過程で、本書で述意されている多くの教訓を、時に痛みを伴いながら学んできたように思います。 新入社員時代を思い返すと、「会社を信頼する」という心得が特に印象に

          『会社の奴隷』から『人生の主人公』へ:『社員心得帖』が示す道

          『人生心得帖』再発見 - 起業家が見出した現代的価値

          「人生心得帖」を読み終えて、私は深い感銘を受けました。松下幸之助氏の言葉には、時代を超えて響く普遍的な知恵が詰まっています。この本は、私自身の人生経験と重なる部分が多く、まるで人生の先輩から直接アドバイスを受けているような感覚を覚えました。 まず、「人生の航海術」という章が印象に残りました。人生を航海に例える比喩は、私の経験とも重なります。大学時代、建築を学ぶ中で、自分の適性に疑問を感じた時期がありました。しかし、松下氏の言葉を借りれば、それは単なる「航路の修正」に過ぎなか

          『人生心得帖』再発見 - 起業家が見出した現代的価値

          松下幸之助の知恵と現代起業家の経験 - 『経営心得帖』を読み解く

          松下幸之助氏の『経営心得帖』を読んで、私は経営の本質と人間性の重要さを改めて実感しました。この本は、単なる経営ノウハウの集大成ではなく、松下氏の長年の経験から得た「心得」を若い世代に伝えようとする、まさに経営者の魂の書だと感じました。 まず印象に残ったのは、松下氏の「興味を持つ」という心得です。経営者は常に事業への興味を失ってはならず、興味を持ち続けることで課題や改善点が見えてくるという指摘は、私自身の経験とも重なります。私がマーケティングコンサルタントとして起業した当初、

          松下幸之助の知恵と現代起業家の経験 - 『経営心得帖』を読み解く

          松下イズムで切り拓く令和の経営:82の教えから学ぶビジネス哲学

          松下幸之助の『82の教え』を読み終えて、私は深い感銘を受けると同時に、自身の人生経験と重ね合わせて多くの気づきを得ました。この本は、ビジネスの世界だけでなく、人生全般に通じる普遍的な智慧が凝縮されています。私自身、建築やシステム開発、営業、そして起業と、様々な分野を経験してきましたが、松下幸之助の言葉の中に、自分の経験を裏付けるような深い洞察を見出すことができました。 まず、「知恵は現実をじっくり体験するところからしか生まれない」という教えは、私の人生経験と強く共鳴します。

          松下イズムで切り拓く令和の経営:82の教えから学ぶビジネス哲学

          リーダーシップの新常識 - ニトリでの経験を基に語る、次世代リーダーの条件

          「リーダーが育つ55の智慧」を読んで、私は自身の経験と重ね合わせながら、深い洞察と新たな気づきを得ることができました。この本は、ニトリの創業者である似鳥昭雄氏の50年にわたる経営経験から紡ぎだされた、リーダーシップの真髄を凝縮したものです。著者の経験に基づいた実践的なアドバイスは、私自身のキャリアを振り返る良い機会となりました。 まず、本書で強調されている「お客様第一主義」の理念は、私のビジネス観と深く共鳴するものでした。私がマーケティングコンサルタントとして起業した際、顧

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