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鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師を目指したきっかけ

皆さんこんにちは。

今回はなぜ私が鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師
を目指したのかというきっかけについて

そこから今現在の自分の夢についても
話していければと思います。
是非、最後まで読んでいただければ幸いです。

それではいきましょう!


なぜ私が、あはき師を目指したのか、
それは高校生の時のある出来事がきっかけでした

私は高校一年生の時、入学当初から一軍の先輩方
と一緒にプレーをさせていただいておりました。
やはりフィジカル的にもかなり差があり、
苦戦したのを覚えています。

そんな中、高校初めての定期テストが終わり、
テスト明けの練習時にきっかけとなる出来事が
起こりました。

ゲーム形式の練習中、当時私はオフェンスを
しており、相手ディフェンダーと対峙していました。その際、急に相手の足が自分の足を巻き込むように引っかかりました。

その瞬間、内股に激痛が走り、何かが切れたような感覚がありました。

後日、整形外科を受診し、下された診断は
内転筋の筋断裂でした。エコー画像を見せてもらうと素人の私でもわかるほど内出血が起こっていました。 

先生からは、
「短くても3週間くらいはプレーしないほうがいいね」  
こう告げられたと覚えています。
これから! という時期に私自身焦りと悔しい
気持ちが重なりました。

そうは言っても怪我を治さないことには
どうにもならないと思い、整形外科の電気治療を
ほぼ毎日受けることにしました。
今思い返せば、無駄な時間を過ごしたな、
と回想するのですが(笑)

そして約3週間ほどが経った時、ランニングやラダートレーニング、ダッシュが出来るところまで
回復し、その後1週間別メニューで調整し、
いざシュート練習にさしかかり、シュートを
打った瞬間、 怪我をした時と同じような感覚
が内股に走ったのです。その一発を最後に
また私は整形外科に受診をしました。

先生からは
「まだ治り切ってないみたいだから様子を見ようか」と告げられました。

正直、心の中では「このままじゃ、一生シュートを打てないんじゃないか?」と不安になりました。

それから1週間、2週間経ってもシュートが
打てるほど回復はしませんでした。

そんなもどかしい気持ちが続くことがそれまでのサッカー人生において一度もなかったので
こう思いました。

「もう部活を辞めて、バイトして中免でも取って
 違う生活を楽しもうかな」

そんな事を考えてしまうほどの絶望でした。

そんな時、怪我でくすぶっている私に
当時の顧問の監督から

「なかなか治らへんな。鍼灸の治療は今までに
 受けたことはあるんか?一回行ってみたら
 どうや? 昔プロサッカーチームも診てた
 鍼灸接骨院あるから、そこ行ってみ」

私は、心の中で

「鍼でこんなグズつく怪我が治んのか?」

と半信半疑に思いましたが、藁をもすがる思い
だったので、行ってみることにしました。

担当してくださった先生は、昔同じ高校で
サッカーをされていた先生でした。

私は症状を伝え、痛みの部位とどの動作の
どのタイミングで痛くなるかを問診してくださり
この時点で整形外科よりも親身さが伝わるのを
感じました。

そして早速、鍼灸治療に入りました。

最初は緊張しましたが、受けてみると意外と
痛くなく 痛かった部分に効いている感覚を受けました。 今思えば、あれが 響き だったのでしょう。

そして治療が終わった後、シャドーキックをすると痛みがほとんど出ないことに驚きました!

たった一回でこれだけの治療効果を感じるのは
初めてでした。 

それから週2回ほど定期的に治療を受け、
見事に復帰することができました。

それからもメンテナンスとして週1回通い、
いい状態を保つことにしました。

そして、高校3年まで無事サッカーを続けることが
でき、レギュラーとして出ることもできたので
当時の監督、そして鍼灸の先生には
感謝しかありませんでした。

ちなみにですが、私が鍼灸師になることを決めたのは高校2年の初めの頃でした。

当時私は特進クラスでしたので、漠然と
難関私立もしくは国公立に進もうと考えていましたが、あの感動をもっと多くの人たちに
与えたいと思い、鍼灸師になることを決めました。

あん摩マッサージ指圧師はお世話になった
鍼灸接骨院の先生から
「どうせなら手技の勉強も一緒にしたほうが絶対に良い」と言われて、あはき師を目指すことにしました。

今思うのですが、本当に一緒にとって良かったと思います。 

そして、高額な学費が必要な道について
尊重して、進ませてくれた親に感謝しか
ありませんでした。
今ではコツコツ返しています(笑)

そして、無事卒業 国試に合格して
あはき師の仲間入りをしました。

今では、多くの経験をしたからこそ
もっと多くの鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師に
治療の素晴らしさ、やり方を教えていく。
そしてさらに多くの人が健康に、快適に
生活、スポーツ等が行える環境にしたいというのが 今の私のあはき師としての目的です。

もっと日本の鍼灸の受療率が上がれば、
労働災害の腰痛症を減らすことのできる一因に
なるのではとも思います。

皆さんも志し高く 鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師に誇りを持って、歩んでいきましょう!


いかがでしたでしょうか。

同じような境遇から鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師を目指された、これから目指す方もいるのではないでしょうか。

今回は、私があはき師になぜなったのかを
お話しさせていただきました。

最後まで読んでいたたきありがとうございました

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