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THE FIRST SLAM DUNK 公開初日に観た感想(ネタバレ有)

映画スラムダンク感想。

内容は一部で噂のあった宮城リョータをメインにした山王戦。

オープニングで線画で描かれた湘北メンバーの後に山王のメンバーが登場した瞬間、劇場が一瞬湧いた。心躍った。あのオープニングだけで金取れるぐらい。

今考えると主要キャラの生活状況やバックボーンの掘り下げが殆ど無いのかスラムダンクって。赤木くらいであとは匂わす程度。

今作で分かった事は
・リョータは沖縄出身。
・父と最愛の兄を失って母との関係に悩んでいる。
・打倒山王は兄の夢。
・三井と中学の時に面識がある。

といった感じ。

特に描写が無いのがリョータ。そこをかなり掘り下げる。問題の桜木ジャイアン問題だが…最初は桜木がどの声なのか分からなくて困惑したが、徐々に慣れる。
集中している桜木の声はとても合っていたがやっぱり調子に乗っている桜木はアニメ時代の方が良いなと思った。

最後の方の音無しが斬新すぎる。ストーリーは言わずもがなで、映像と音響も素晴らしい。桜木花道と流川のコンビネーションまでの道のりもこれ以上ない程上手く表現されていた。

原作にあったギャグシーンや止め絵を極力排除して、バスケットボールの試合をそのまま見せられているような時間感覚で進行していくのに驚いた。ただどうしても初見の人には優しくない映画で、読んでない人なんていないよね?みたいな公式の煽りを感じ続ける快作だ。
やっぱり引きの画の時のCGは少しお粗末さがあった。試合の観客とかね。動きは良かった。

端折られた好きなシーンがたくさんある。
・序盤は三井寿
・三井が中学時代を越える
・河田弟vs桜木
・魚住の桂剥き
・沢北の過去
・2本のパスは布石
・流川と桜木激突
・見てるか矢沢
・北沢
・大好きです今度は嘘じゃないっす

残念な気持ちと新たに語られるストーリーに感謝感動する気持ちでプラマイプラスだった。
クライマックスからラストの流れも見たかったやつ見れた満足感あったし、3DCGもそこまで違和感なかった。
でもやっぱりコミカルな描写が少ないのはちょっと寂しかった。
宮城リョータ視点良かったし、なんなら他のメンバー軸の話も見せてくれよと欲が出た。ファーストってそういうこと??

あと、河田だけは申し訳ない、、
もっと太い声がよかった、、、、

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