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文章を速く書けるようになるコツ【読書感想文】
超速文章術という本を読んだ。
この本は文章を書き始めた人のバイブルになりうるだろうか。文章を書きたい気持ちがあるのに、どこから手をつけてよいかわからないときに役立つ内容として書かれている。
ある意味、潔く割り切った内容だった。書く「内容」と「構成」だけに特化している。著者曰く、「内容」と「構成」のスキルを身につけることは、文章がうまくなる最短のルートだという。そのため、文章を書く際の穴埋めや文章の型が複数紹介されている。その穴や型を埋めるようにして文章を書くと、ある程度の上手い文章があっという間に出来上がるという仕組みになっている。
そのため、この本は読むだけではその価値を十分に受け取れないかもしれない。読みながら、自分で文章を書くという体験をすることが必要だ。そうすることで、「文章の書き方がわからず、作成に時間がかかる」から「文章の書き方が分かって、短い時間で発信ができる」という状態になることを体験できるかもしれない。それを続けることによって、読者から信頼されたり、収入につながるというゴールを目指しているようだ。
一般的には、情報発信をするのであれば毎日しようと言われる。もちろん、このことは過去に情報発信をして成功してこられた方々の体験から得られた知識だ。疑う余地はないと思う。とはいえ、情報発信を毎日というのは、初心者には大変な作業だ。情報のインプットから始まり、インプットした内容をどうまとめるのか。まとめたものをアウトプットする時間の確保などなど、やることが山積みである。今の私がまさにそうだから、本当に書く時間を短縮したいという気持ちが強くある。
毎日発信をするにしても書く内容や型というコツを知って試していくのと、やみくもに書き続けるというのでは継続できる可能性が変ってきそうだ。コツを知っていれば、結果が出やすい。結果が出れば、誰だって嬉しい。嬉しい気持ちを持てれば、それは継続につながる。つまりこの本は、文章の型を紹介することを通して、文章を継続して書くコツも教えてくれる文章初心者のバイブルになるかもしれない。
この本は、今ならkindle unlimitedで読むことができる。私と同じように文章を書き始めた方や自分の書く文章の型を増やしたいという方は、何か参考になることがあるかもしれない。
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ちなみに文章の表現力をあげるという点については、「超速文章術」は全く触れていない。以前読んだ文章術の本「短くても伝わる文章のコツ」の方が、様々な実践的アドバイスを紹介していたと思う。表現力のあげ方について知りたい、私のような初心者の方はこちらの本を読まれたらよいかもしれない。
私が読んだ感想はこちら⇩です。
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