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ひらめき(Hirameki)を始めました!

世界最先端のセルフケア情報と繋がる。

1. What
「ひらめきとは何か?」

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「ひらめき」はこのような思いから誕生しました。

「ひらめき」は、良質なセルフケア関連のコンテンツを届けるプラットフォームです。

人それぞれの学習力と問題解決力を信じ、情報共有することで問題に対する意識の向上と早期予防、また対応を促進し、そして人をエンパワー(勇気づける)します。

国内外の先進の事例、手法、研究、論文などに基づき、身の回りの体験から簡単に分かりやすく伝えていきます。最終的には、一人ひとりがそれぞれの「ひらめき」(素晴らしい考え)を得られるようになることを目指しています。

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主に、以下のテーマについて発信していこうと思います。
- ウェルネス・ウェルビーイング Wellness & Well-being
- セルフケア Self-care
- メンタルヘルス Mental Health
- 心理学・心理療法 Psychology, Psychotherapy
- 人間関係(職場、家庭、友情、恋愛) Relationships

2. Keywords
「要は?」

- 信憑性 Authenticity
- グローバル Global
- 最先端 Cutting-edge
- 分かりやすい Easily-understandable
- 便利 Convenient


3. The Start
「ひらめきを始めたきっかけは?」

最近、重いニュースばかりですね。
俳優の三浦春馬さん、竹内結子さん、芦名星さんの自殺などの衝撃的なニュースを見て、きっと「そんなに明るい人なのに、なぜ自殺したの?」「仕事は成功し、家庭も円満なのに、なぜこの世に決別することを決意したの?」と思うった人も少なくないことでしょう。

死を決意するまで、彼らは、恐らく相当な葛藤を抱えいたことのでしょう。自殺という決断は、相当な苦痛を重ね、それが徐々に重くなり、結局耐えられなくなって、解決方法を見つけられず、孤独を感じつつ、この道を選ぶことになったのでしょう。これはあくまで、私の推測ですが。

厚生労働省によると、日本でメンタルヘルスや精神疾患の問題を抱えている人は400万人にも上ります。World Health Organization(世界保健機関)の数字によると、日本は長い間、先進国の中でも最も自殺率が高い国の一つです。2013年の日本の自殺率は人口10万人当たり21.4人で、他の高所得国(人口10万人当たり12.7人)を大きく上回っています[3] 。ドキュメンタリー「SAVING 10,000: Winning a War on Suicide in Japan」によると、日本では過去10年間(2007~2016)、30万もの人が自ら命を絶ち、その総数はアイスランドの総人口に相当します。[4]

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また、厚生労働省労働基準局安全衛生部の報告によると、職場において、労働者の約6割が強いストレスを持っているものの、半分以上の事業所は、その必要性を感じないことを理由に、メンタルヘルスケアに取り組んでいないそうです。

しかし、問題を抱えていても、その問題をきちんと意識できている人は少ないと思います。日本では、体の健康状態を把握するため、定期的に「健康診断」を受ける習慣があります。一方で、メンタルヘルス状態を把握するために、定期的に「メンタルヘルスチェック」をする人はなかなかいないと思います。


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4. Why
ひらめきを始めた理由は?

私は大学時代、身近な人が自殺で亡くなりました。それがきっかけで、私は心理学の勉強を始め、その後、心理関連のボランティア活動も始めました。

社会人になってからは、同僚や友人の中に心の問題を抱えながらも支援がなく、体調を崩し、休職したり退職していく人がいて、心痛む思いをしてきました。

私自身も入社一年目は不安になりましたが、その時、日本には心の問題を相談したり、解決するための窓口が少ないことに気づきました。

幸いなことに、私は心理学を勉強していたことや海外での経験もあったので、そのおかげで自分の不安や悩みを軽減することができました。しかし、それと同時に私は「手軽にメンタルケアが受けられるアメリカと比べて、日本に住んでいる人々は、私と同じような悩みや不安を抱えた時、どうやって対処しているのだろうか?」という疑問を持ちました。そこで、日本のメンタルヘルスの現状について理解するため、色々な調査やヒアリングを何度も行いました。周りの心理学専門の友人から多くの情報を得て、日本のメンタルヘルスには「人々の意識の低さ」「良質な情報の乏しさ」「メンタルヘルス関連の社会的な支援の不足」といった問題点があることに気づきました。(今後の記事でより詳しくお話します)

コンサルタントの職業柄かもしれませんが、この問題解決のプロセスは体の健康と同様に、
以下の図のように、①問題予防、②問題発見、③問題解決策の3つの要素に分けて考えました考えることができると思います。

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以上の分析を踏まえたうえで、「ひらめきに何ができるのか?」と考えた時、早期予防、自己査定、早期対応が一番現実に即し、効果的であると言えます。

日本では現在、国の政策、施設、関連人材などの現状をすぐに変えることは難しいです。まずは情報発信のプラットフォームを設立し、コミュニティーを作り、一人ひとりのセルフケアに対する意識を高めることによって、個人のウェルビーイング現状を改善していくアプローチを取ろうと思います。

もしひらめきのコンテンツを読んで、たった一人でも、インスパイアされたり(励まされる)、苦しみを軽減することができ、
「私は一人じゃない!」
「私という人間は価値がある!」
「私は必ず今抱えている不安の解決方法を見つけられる!」
「私は絶対幸せになる!」
「今の逆境から、必ず抜け出す方法がある!」
「こういう考え方や方法もあるんだ!」
と思うようになってくれたら、このプラットフォームは非常に有意義な存在になるであると言えるでしょう。

5. How 
「どうやって、自分のウェルビーイングを守るの?」

世界からセルフケア(self-care)を学ぶことで、
自分のウェルビーイング (Well-being)を守る

ウェルビーイングとは何か?
「ウェルビーイング」(well-being)とは、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念で、「幸福」と翻訳されることも多い言葉です。1946年の世界保健機関(WHO)憲章の草案の中で、「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態(well-being)にあることをいいます(日本WHO協会:訳)」と用いられています。[2](日本人事部)
セルフケアとは何か?
セルフケアとは「労働者自身がストレスや心の健康について理解し,自らのストレスを予防,軽減するあるいはこれに対処すること」[1] (厚生労働省, 2006)

セルフケアの要素は?
- 自己認識(self-aware)
- 心理問題(ストレスなど)の予防(prevention)
- 心理問題による自己からの軽減、改善 (improvement)

WHOはセルフケアを「個人、家族、地域社会が健康促進、病気予防、健康維持を実践し、医療従事者の支援の有無にかかわらず、病気や障害に対処する能力」と定義しています。

セルフケアはなぜ大事?

日本では、体の健康意識は非常に高いものの、心の健康意識は未だに低い状況にあります。例えば、体の健康の場合、私たちが小さい頃から受けてきた教育は体の健康をかなり重視してきました。両親に「ちゃんとご飯を食べなさい、しっかり栄養を取りなさい」「もっと運動しなさい」と言われた経験がありますよね。学校でも、体の健康のため、体育の授業や運動会があります。体の健康を維持するために、人々は自分の体の変化(体温、体重、感覚など)と行動の変化に留意し、栄養価の高い食物を摂取し、運動し、睡眠を取ろうとします。例えば、体重が増えたらジムにもっと行き、お肉を食べ過ぎたら野菜をちゃんと食べます。また、病気を予防するため、ワクチンも開発してきました。

しかし、なぜ「心の健康教育」はないのでしょう。心の健康には体の健康と同じように、教育、意識化、行動、そして習慣づけが必要です。ウェルビーイング・ウェルネス・セルフケア・心理学の教育の役割は、まさに心のワクチンのように、我々が心の病気になった場合、しっかり準備をして、積極的に対応していくことです。

心の健康を保つためには、体の健康を維持するのと同じように意識的に行動を取ることが大事です。また、問題を予防するためには、自分の感情を意識と把握して、アンバランス、変化に早期対応することです。

仏の哲学者デカルトの話、「我思う故に我あり」のように、人の心の健康、意識も大事で、心の健康が同時に守られてこそ、人々、そしてはさらに豊かになるでしょう[5]。

6. Who
「誰がひらめきを運営しているの?」

チームバックグラウンド:
多文化のチーム:

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(Icons made by "https://www.flaticon.local/authors/freepik")


チームのバックグラウンド
多職種のバックグラウンド

経営コンサルタント
社会心理学者
臨床心理学者
公認心理士
臨床心理士
UX・UIデザイナー
イラストレーター
フォト/ビデオグラファー
起業者
ソフトウェアエンジニア

関連者出身校

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(上記の大学は、本サイトを代表しておらず、一切の責任を負いません。)

References

[1] Japan, 厚生労働省. (2017). 職場における心の健康づくり (p. 21). 川崎市, 神奈川県: 独立行政法人労働者健康安全機構. https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000153859.pdf.
[2] ウェルビーイング. (n.d.). Retrieved November 03, 2020, from https://jinjibu.jp/kenko/keyword/detl/885/
[3] Japan, 厚生労働省. (n.d.). https://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/data.html.
[4] Duignan, R. (2012). SAVING 10,000: Winning a War on Suicide in Japan. Retrieved November 03, 2020, from https://www.imdb.com/title/tt2371046/
[5] Watson, R. A. (2002). Cogito ergo sum: The life of René Descartes.