見出し画像

美味しそうなラーメンの撮影技術とは?

 突然ですがクイズです。目の前に、美味しそうなラーメンがあります。よし、SNSにアップするぞ!・・・で、カメラ位置は”どの目線”が良いでしょうか?次の3択から、お選びください。
 A ・・・ 真上
 B ・・・ 斜め45°
 C ・・・ 横

図①:カメラ位置は”どの目線”が良いでしょうか?

 正解は・・・「B:斜め45°」でした!
 プロカメラマンであり、中小企業診断士である石田 紀彦さん(以下、石田さん)によれば、「マネしたい写真がだいたいどのカメラ位置から撮影しているかは写真をみればだいたいわかるはずです。(中略)ザックリ合っていれば写真は同じになります」とのこと。
 では早速、実証実験(という名のラーメン屋巡り?)してみましょう!

1.選んだラーメン屋さんは?

 選んだラーメン屋さんは「なりたけ」(池袋店)。なりたけとは、1996年に開業したこってりラーメンが看板メニューのお店です。元々は千葉県を中心に出店していましたが、今では東京や福岡、フランスのパリにまで出店するグローバルなラーメン屋さんに進化しています。

図②:なりたけ池袋店の外観です。

 最近ではファミリーマートのカップ麺にも登場している人気店です。

図③:なりたけのカップ麺。近所のファミリーマートで販売されていました。

 注文してから待つ間。カウンター席でのなりたけの説明文が目に入りました。へぇ~、脂で差別化(ブランディング)しているんですね。

図④:脂で差別化(ブランディング)しているんですね。

2.実際にスマホで写真撮影してみた!

A:真上      ・・・ 14%

 石田さんによりますと、「Instagramに料理写真を投稿する際、真上から写真をアップしている方は多いです。その写真が『ブランディング用写真』であれば、真上から撮影しても構いません」とのこと。オシャレ感を演出するには真上が良いということですよね。ちなみに石田さんの著書では14%が美味しそうとの結果を出しています。

図⑤:カメラ位置「A:真上」から撮影。

B:斜め45° ・・・ 52%

 石田さんによりますと、「たいていの商品は斜め45度くらいの目線で撮影されていますし、(中略)斜め45度から見た写真が最も美味しそうだという結果が出ています」とのこと。Aは「オシャレ感」だったのに対し、Bは「美味しそう!」と思わせる撮影技術なんですね。ちなみに石田さんの著書では52%が美味しそうとの結果を出しています。

図⑥:カメラ位置「B:斜め45°」から撮影。

C:横       ・・・ 32%

 最後に横からの撮影。トッピングが強調されますが、確かにBの方がちょっと美味しそうかも。ちなみに石田さんの著書では32%が美味しそうとの結果を出しています。

図⑦:カメラ位置「C:横」から撮影。

 もちろん最後まで美味しく完食しました。ごちそうさまでした!

図⑧:最後まで美味しく頂けました。ごちそうさまでした!

3.改めて最後に、引用元の書籍は?

 以上、石田さんが『スマホでOK!売上がグンとアップする写真の全ノウハウ(玄光社)』を2023年1月21日(土)に商業出版しましたので、noteの皆様にご案内(書評レポートという名の食レポ?)しました。ちなみの表紙の猫ちゃんは、石田さんのご家族”てんてん”ちゃんです。

図⑨:石田 紀彦さんはプロカメラマン出身の中小企業診断士です。

 そして引用ページ(98ページ目)は下図⑩の通りです。

図⑩:『スマホでOK!売上がグンとアップする写真の全ノウハウ』98ページ目より。

<以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>

この記事が参加している募集

#カメラのたのしみ方

55,067件

#猫のいるしあわせ

21,932件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?