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勤務と独立の二択ではなく、その間に「いろいろ」ある働き方が知れる1冊

 中央経済社より『副業開業カタログ』が発刊され、私も執筆メンバーとして末席に加えてもらっていますが「自分で自分の書評」を書いてみました。また終盤で「自分で自分の書評のすゝめ」についての持論をご紹介します。


1.想定読者は誰で、どのような内容の本か

 まず出版社(中央経済社)からの案内文を引用します。

副業開業には、さまざまな動機があるでしょう。
コロナ禍以降の不安定な世の中で、
スパっと会社を辞めてしまうのは
リスクが高いですから、賢明な選択です。
ただ、副業開業は会社の中でも士業の中でも
マイノリティ(今は)。
情報が圧倒的に少なく、
孤独に暗中模索するほかありません。
そこで、本書を企画し、
20名以上に協力いただきました。
一歩踏み出す方の助けになれば幸いです。

Amazon『行政書士・社労士・中小企業診断士 副業開業カタログ』 単行本 – 「出版社より

 そして大変ありがたいことに、X(旧Twitter)でも多くの方に「#副業開業カタログ」で拡散頂いております。うち1つのポストをご紹介します。

 なるほど!と思いました。勤務と独立の間には副業・複業・兼業と「無限の色が広がっている」。私個人的には、出版企画の意図を上手く汲み取って表現しているなぁと感じています。つるさん、ありがとうございました。

2.出版企画のウラ話を「ちょこっと」ご紹介

 最初に出版企画の話を、編著者の林雄次さんより伺ったのは2023年2月18日土曜日お昼。なぜこの日時を今でも鮮明に覚えているかと申しますと、娘の通う小学校の「租税教室」の直後だったからです。そして打診があったことを家族に話すると「まさかぁ~(笑)」の反応。それもそのはず。林雄次さんは界隈でも有名人で、フォロワー数も1万越え。他方、稲垣のSNSは弱小アカウント。1万人越えの中から認知してくれているだけでも奇跡的。何で私が?とソワソワした感覚だったのを今でも覚えています。
 でも数日後、執筆メンバー一覧を確認するとソワソワがワクワクに変化。年齢・地域・属性等、かなり「多様性に富んだメンバー選出」で、きっと何か面白いことが起きるぞ!と直感的に感じました。そして原稿執筆・編集時期2023年春~夏頃、林雄次さんや中央経済社の編集者からも「執筆メンバーのキャスティングのバランスを特に重視している」とのこと。私個人、このnote記事の表紙にあるような「多様性」が思い浮かんだわけです。

3.出版企画の意図を自分なりに解釈した結果

 私なりには、この出版企画の趣旨は「多様性」だと解釈しています。商業出版なので、全国の書店で多くのお客様が手に取っていただく本。「執筆メンバーのうち、この人は自分に近いかも」と感じてもらうのも本の趣旨。だからタイトル名に「カタログ」と銘打っていると私は理解しています。
 だから背伸びすることも委縮することも無く、自然な自分を表現できれば良いと考え、インタビュー時(2023年春)に出てきたのが次の言葉です。

税理士登録したのは、実は・・・・・・コンプラ対応です。

 以上、出版のウラ話的なnote記事でしたが、いかがだったでしょうか。商業出版となれば「売れる内容を書く」が必要条件になりますが、noteの場合はこの制約条件がなく「書きたい内容を書ける」のが醍醐味。まずはnoteを楽しむのがおススメです。
 最初から「売れる内容」と力み過ぎるとnote投稿も嫌になってしまいますが、とりあえず「書きたい内容」をアウトプットする習慣化すると「noteがきっかけ」で何か次につながるのかもしれませんよね。これも人それぞれではないでしょうか。

4.自分で自分の書評のすゝめ(補足)

 せっかく「書きたい内容を書ける」のがnoteの醍醐味という話ができましたので、ついでに「自分で自分の書評のすゝめ」の持論もご紹介します。
 人によっては「自分で自分の書評を書くなんて信じられない」と感じる方もいると思いますが、私は「全然アリ」だと考えています。会計的(監査論的)?に例えると「社内監査」のイメージ。社外の公認会計士のように「独立の立場での意見」ではないけれど、社内の事情に精通しているので監査意見も「公認会計士では(立場上)到達できない、リアルな監査意見が出てくる」という訳です。
 自分の書評も「独立した立場の意見ではない」という留意点がありますが、「リアルでウラ話的な情報も手に入る」・・・そしてこの書評をどのように判断するかは投資家ならぬ「読者の皆さん」です。ぜひ本書を手に取ってみてください。

<以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>

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