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【速報】商業出版第1弾『副業開業カタログ(中央経済社)』のお知らせ

 中央経済社より『副業開業カタログ』が発刊されます。私も執筆メンバーとして末席に加えていただいております。あとイラストも。2週間後の10月20日頃、書店に並びますのでぜひ手に取ってみてください。

 『副業開業カタログ』中央経済社Digitalのnoteアカウントでもご紹介いただきました。当記事はこの告知になります。目次は次の通りです。


1.どのような本か(想定読者等)

 下図①はカバーデザイン。「そで」部分の文書をご紹介します。

副業開業には、さまざまな動機があるでしょう。
コロナ禍以降の不安定な世の中で、
スパっと会社を辞めてしまうのは
リスクが高いですから、賢明な選択です。
ただ、副業開業は会社の中でも士業の中でも
マイノリティ(今は)。
情報が圧倒的に少なく、
孤独に暗中模索するほかありません。
そこで、本書を企画し、
20名以上に協力いただきました。
一歩踏み出す方の助けになれば幸いです。

【カバーの「そで」部分の文書(全文)より】
図①:表紙カバーと「そで」部分

2.どこで登場するのか(先輩インタビュー)

 そして、もう一方の表紙カバーの「そで」部分です。

図②:もう一方の表紙カバーの「そで」部分

 PARTⅠの「長く続けるには?先輩インタビュー」は、中小企業診断士、行政書士そして社会保険労務士の3名が登場しますが、この中の「中小企業診断士」枠で稲垣は登場させていただきました。他にもイラストも・・・。

 で、イラストで目を惹くのが背表紙の「ひよこ」。この「ひよこイラスト」は、京都で開業しています社会保険労務士の稲葉知秋さんが描かれています。同じ「稲」始まりで「ダブル稲コンビ」の夢のコラボ・・・と私の方で勝手に親近感を持っています。楽しく出版企画参加させていただきました。

図③:ひよこイラストは、社会保険労務士の稲葉知秋さんが描かれています。

 ちなみに社会保険労務士の稲葉知秋さんは『社労士の仕事カタログ(中央経済社)』の代表編著者でもあります。よろしければ、併せてどうぞ。

3.どんなイラスト?スケッチ公開

 また稲「垣」の方のイラストは、下図④の表紙カバーイラストと本文中にちょこちょこ登場しています。

図④:表紙カバーイラスト
図⑤:表紙カバーイラスト等のアイディア・スケッチ

4.士業が意識する「開業」と「独立」

 アイディア・スケッチが出てきましたので、私個人が考えている「資格取得」と「開業」と「独立」についてご紹介します。まず中小企業診断士受験生向けの昔の漫画(大原簿記学校著『中小企業診断士 一発合格! 虎の巻』PHP出版、2009年9月16日)の1コマをご紹介します。

図⑥:「時代は昭和か?」・・・と感じる1コマです。

 この「新聞を読みながら部下と会話する上司」のセリフから推測するには、この上司は「資格取得」と「開業」と「独立」を全く区別できていないのでは・・・。でも税理士登録を経験すると「開業」と「独立」とは全く別物であることが分かり、今後の働き方の一つのヒントだと考えています。
 ちなみにサラリーマンの中小企業診断士の登録時には、上図⑥の漫画のように有休取得などで職場での調整は発生しますが、税理士登録ほど「開業」と「独立」を強く意識するものでもありません。
 サラリーマンのまま税理士登録するには「開業」区分で登録申請することになり、職場の上司はおろか、人事部門の協力さらには「社長承認」まで必要と、非常にハードルが高くなってきます。

 私個人の経験でいいますと、2011年9月に中小企業診断士登録、そして2020年3月に税理士登録していますが、さいわい職場の理解がとても良かったと感じています。特に税理士登録時には、申請先の税理士会より「3年以上の(税理士になるための)実務経験を証明するもの」が要請されます。
 実はこれが面倒。企業経理だと単純に3年間、経理の仕事をしていればOKではなく、例えば業務の8割を(税理士業務と関係ない)管理会計業務等をしていると、1日は実務経験日数上0.2カウントしかされないので、3年÷0.2=15年分の勤怠証明をしなければならなくなります。勤怠証明なので人事部門にお願いして、毎日の勤怠管理の状況をアウトプットしてもらう必要がある訳です。しかも途中で勤怠管理システムが変わっていると(旧システムからのアウトプットのため)情報システム部門も巻き込んだり・・・とかなり大変です。
 しかも勤怠管理の証明(大量の紙)をアウトプットしたうえで、サラリーマンだと「社長の承認」が必要になります。私の場合、人事担当役員ではダメで代表取締役社長でないといけませんでした。しかも実務経験日数の期間、親会社と子会社を行き来していましたので、親会社と子会社両社の社長承認をもらう・・・とかなり職場からバックアップいただきました。

 サラリーマンの税理士登録がこんなに大変なら、中小企業診断士登録で止めておけば・・・と思われるかもしれませんが、週末の中小企業診断士活動の中、財務診断をしたときに「税金の相談」もついでに受けそうになります。が、受けてしまうと「無資格者による税理士業務」に該当する可能性があるため、税理士法上アウトになってしまいます。
 よって私の場合、税理士登録は「コンプライアンス対応」のため行ったという背景があります。詳しくは、『副業開業カタログ(中央経済社)』をぜひご覧になってください。

5.編著者2人のご紹介等

 最後に『副業開業カタログ(中央経済社)』の編著者である、林雄次さんとadoさん。以前に私のnote内でもご紹介させていただきましたが、改めて当note記事のリンクを貼ります。

▢ ”資格ソムリエ”の林雄次さんの紹介note

▢ 社会保険労務士のadoさんの紹介note

▢ 『副業開業カタログ』の稲垣パートの思考整理note

▢ 第2弾以降の告知

図⑦:第2弾以降の告知をnote等にて発信してまいります。
図⑧:発売前にAmazon売れ筋ランキング1位!?予約注文でしょうか?(2023年10月15日時点)

【追伸】: 2023年10月16日(月)7:00に、中央経済社の公式noteである「中央経済社Digital」でもご紹介いただきました!

<以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>

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