技師ジロー@40歳脱サラ、技術士、土地家屋調査士挑戦

15年勤めた大手インフラ企業を退職し、独立開業を目指しています。ハードルは高いですが、…

技師ジロー@40歳脱サラ、技術士、土地家屋調査士挑戦

15年勤めた大手インフラ企業を退職し、独立開業を目指しています。ハードルは高いですが、一つひとつ乗り越え、達成してみせます。その過程を記録します。

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40歳で脱サラした理由

はじめに、私は40歳で15年間勤めた大手のインフラ企業を辞め、新たな道を歩むことを決意しました。これまでの会社生活では大変有意義であり、上司、同僚、部下からの360度診断でも高評価で、成果もそれなりに収めてきたと自負しています。このまま定年まで会社に勤め続ける選択肢も十分にありました。 そのような中、人事の方針として、50歳代の管理職は第一線から退く方針が打ち出されました。コロナ禍で多くの会社がリストラや早期退職を行っている中、この方針にはさほど驚きませんでした。しかし、比

    • 1カ月間毎日noteの記事を書いてみた

      私は2023年に仕事を辞め、資格試験合格のための無職期間、個人事務所に転職と、新しい道を歩み始めました。 2024年、新しい年の幕開けとともに、私は自己表現の新たな形としてnoteの記事を書き始めることに決め、まずは3日坊主にならないよう、1ヵ月連続で記事を書くことに挑戦しました。 この挑戦には2つの目的がありました。 1つ目は、自分の経験を可能な限り言語化することでした。貴重な経験をしたことを記録し、将来的に振返れるようにしたかったからです。 2つ目は、生成AIを活用する

      • インフラ企業サラリーマンの出世に必要な力③仕事の専門性

        私は15年間、大手インフラ企業に勤めてきましたが、同じような実力で入社した人でも、出世の早さが異なる場合をたくさん目にしてきました。ここでは私が思うインフラ企業サラリーマンの出世に必要な力をまとめました。 3つ目は「仕事の専門性」です。 「仕事の専門性」とは、特定分野において深い理解を持つことを意味します。この専門知識を獲得するには、継続的な学習と実践が不可欠です。最新の研究や技術動向に常に目を向け、その知識を自分の仕事に結びつけることが重要です。 専門知識を磨くにあた

        • インフラ企業サラリーマンの出世に必要な力②押し上げられる力

          私は15年間、大手インフラ企業に勤めてきましたが、同じような実力で入社した人でも、出世の早さが異なる場合をたくさん目にしてきました。ここでは私が思うインフラ企業サラリーマンの出世に必要な力をまとめました。 2つ目は「押し上げられる力」です。 「押し上げられる力」とは、部下や同僚からの信頼と評価に基づき、押し上げられて出世へと導かれる力です。 仕事をしていると同僚や近い世代からは、ライバル視されることが多くなります。しかし、出世する人はそんなライバル視も気にせず、信頼を得

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          インフラ企業サラリーマンの出世に必要な力①引き上げられる力

          私は15年間、大手インフラ企業に勤めてきましたが、同じような実力で入社した人でも、出世の早さが異なる場合をたくさん目にしてきました。ここでは私が思うインフラ企業サラリーマンの出世に必要な力をまとめました。 1つ目は「引き上げられる力」です。 「引き上げられる力」とは、”権力のある上司”に気に入られ、彼らに引き上げてもらう力のことを指します。よくあるのが、”権力のある上司”が出世した際に、そのメンバーに加わるために出世するパターンです。そのため、ずっと同じメンバーで仕事をし

          インフラ企業サラリーマンの出世に必要な力①引き上げられる力

          書籍「夢をかなえるゾウ」

          「夢をかなえるゾウ」とは、水野敬也氏によって書かれた、自己啓発と人生哲学をテーマにしたユニークな小説です。主人公がガネーシャというゾウの形をした神様と出会い、夢の実現に向けて奮闘する姿を描いています。読者に対して、実践的なアドバイスとモチベーションの向上を促す内容で、多くの人々にインスピレーションを与えています。 私は、大学生になるまで、本を読むことにほとんど興味を持っていませんでした。子供の頃から、本よりもスポーツやゲームに夢中になっていたのです。マンガは読んできましたが

          大手企業と個人事務所の差

          私は、大手インフラ企業を退職し、独立開業のための実務経験を得るために個人事務所(正社員は私だけ)に入りました。ある程度覚悟はしていたものの、そのギャップはかなり大きいです。 ・当然ではあるが、福利厚生は天と地くらいの差がある。 ・個人事務所は、上司が社長一人なので、その人の言うことが正しいこととなる。社長は何やってても会社内で文句言われることないので、やりたい放題。 ・大手企業は、上司にも上司が複数名いるため、ある程度制御が効く。一方で、独断で進めることが少なくスピード感も

          令和5年度 土地家屋調査士試験 口述試験

          本日、土地家屋調査士試験の口述試験でした。 簡単に概要を記します。 ・試験会場に居た受験者の平均年齢は40歳弱くらい? ・男女比5:1 ・試験順はクジにより決定 ・試験時間は1人10〜15分くらい ・試験員は男性2名(60代くらい) ・1人が質問しながらチェックしている ・もう1人は質問無しで何かを見ている(よく頷いてくれる) 質問は以下の通りでした。 ・地図の縮尺 ・申請義務について ・申請義務を怠った場合の罰則 ・権利に関する登記の申請義務 ・地積測量図の記録事項

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          「怒られること」の価値とその受け入れ方

          ビジネスの世界では、新入社員の時期は特に怒られることが多いものです。勝手がわからず、小さなミスも多く、この時期は怒られることが日常になります。しかし、経験が積み重なるにつれて、怒られることは減り、業務全体の理解が深まります。部署が変わったり、新しい業務に挑戦すると、また新たな挑戦の中で怒られることもありますが、この刺激が成長の一部だと思っています。 私自身、前職では15年間働き、最後の方はずっと指導する立場にありました。指導は難しいものです。相手が不快にならないよう、適切な

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          事象発生時のトラブル対応、に思う

          先日、以前勤めていた大手インフラ企業に勤めていた時の同僚と、電話で話しました。どうやら会社を辞めるとのことでした。 会話の中で、大きな事象が多数発生しており、会社内が混沌としているとのこと。そのため、私の元上司が、私をどうにか呼び戻せないかといったことを半分冗談・半分本気で言っているとのことでした。 私は、この事象対応が得意な方だったと自分でも思っています。私は先導して対策を進め、過去一番の成績を残していいたため、上司からも高く評価されていました。 事象発生時のトラブル対

          退職の意思を知った家族の反応

          ビジネスパーソンにとって、退職という決断は仕事だけでなく、家族にも大きな影響を与えます。私が退職する旨を家族に伝えた時の彼らの反応は、私の決断を形作る上で重要な役割を果たしました。 私が退職を決めたことを伝えると、妻はすぐに了承しました。彼女は、私が辞めた後の彼女自身の仕事やキャリアについて、積極的に考え始めました。これは、家族としての強い絆と、互いの未来に対する共有のビジョンを示していると感じました。 私の母は、私の退職の意思を静かに尊重しました。彼女は常に私の選択を支

          退職願を出したとき

          退職願を出すという決断は、ビジネスパーソンにとって重大な一歩です。私も、15年間働いた職場を辞めることを決めたため、長い時間をかけて慎重に考えた末の結論でした。 私はこれまで、上司に代わって若手社員の退職の引き留めを幾度となく実施してきました。管理層にいながらも比較的若い年齢であったため、若手社員の気持ちも十分に理解できると期待されていました。若手社員の退職理由の多くは、直属の上司との関係性や自分の立場に関するものでした。私との話を経て残留するに至った社員も多くいました。そ

          退職と交友関係

          私たちはよく、仕事が生活の大半を占めるビジネスパーソンになりがちです。とくに、早期退職を経験すると、交友関係にも大きな変化が生じます。私自身、仕事一途の日々を送っていましたが、退職を機に交友関係が急激に減少したことを実感しました。 仕事用の携帯を使っていた私は、昨年の退職と同時に多くの連絡が途絶えました。私の交友関係は一般のサラリーマンの平均よりも少ないくらいと感じていましたが、現在、個人的に連絡が続いているのは、ごく親しい5人ほどです。この5人も今後薄れていく可能性は大き

          ハローワークでの転職活動

          私は、退職後に勉強に集中するためにしばらく無職の状態でした。その間、失業給付金をもらいながら、試験後の転職先を探していました。 土地家屋調査士の修行先である個人事務所を探すには、ハローワークでの転職活動は最適でした。私の地域はベッドタウンのような場所ですが、ハローワークの求人の中には、通勤圏内の求人がいくつかありました。 ハローワークでの転職活動は、まず登録から始まります。登録完了後、パソコンやスマホを使って求人情報を検索し、自分に合った職を見つけることができます。 一

          大手インフラ企業に就職するデメリット③本社等からの文書指示

          インフラ企業で働くビジネスパーソンにとって、文書は不可欠なツールです。文書は、日々の業務指示や事務的連絡に使用されるため、これを適切に管理することが求められます。しかし、現状では、この重要な文書管理に多くの問題が存在しています。 一つの大きな問題は、情報過多です。多くの文書は、重要な情報を分かりやすく伝えるという基本的な目的を果たしていません。情報が詰め込まれすぎており、何が重要かを判断するのが困難です。さらに、「行間を読め」といった曖昧な指示が口頭で伝えられることもありま

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          大手インフラ企業に就職するデメリット①頻繁なトラブル対応

          大手インフラ企業は、その安定性から多くのビジネスパーソンにとって魅力的な職場と言われています。社会的に重要なサービスを提供することで、安定した雇用とキャリアを築くことが可能です。しかし、その一方で、あまり知られていないデメリットも存在します。 インフラ企業は社会基盤を支えるため、突発的なトラブルへの対応が一部の部署で必要となります。設備故障や災害などがこれにあたります。これは従業員に24時間体制での対応を求めることにつながり、突発的にプライベートの時間が削られる原因となりま

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