インフラ企業サラリーマンの出世に必要な力①引き上げられる力
私は15年間、大手インフラ企業に勤めてきましたが、同じような実力で入社した人でも、出世の早さが異なる場合をたくさん目にしてきました。ここでは私が思うインフラ企業サラリーマンの出世に必要な力をまとめました。
1つ目は「引き上げられる力」です。
「引き上げられる力」とは、”権力のある上司”に気に入られ、彼らに引き上げてもらう力のことを指します。よくあるのが、”権力のある上司”が出世した際に、そのメンバーに加わるために出世するパターンです。そのため、ずっと同じメンバーで仕事をしていると言ったことも見かけました。
注意が必要なのが、”権力のある上司”を見極めることです。これはとても難しいですが、一番は、権力のある上司が、さらに上の幹部とどのような関係性を築いているかを見極めることだと思います。
出世する上司は多くの幹部と良好な関係を築いています。
”権力のある上司”に引き上げてもらうためには、信頼関係の構築が不可欠です。彼らの指示やビジョンに超従順であることは絶対必要であり、適切なコミュニケーションや、部署が異なっていても協力提案を行うことにより、自分自身を重要な存在として認識させることが重要です。
一方、将来的に衰退する可能性のある権力者を避けることも必要です。これもまた見極めるのが難しいですが、ハラスメントの噂があるような人は、今権力があっても、将来的に衰退する可能性が大きいです。
ちなみに私はこの力が全くありませんでした。。。
正直、あまりパッとしていない人が、同期の中で一番出世しているのか?といった人もいましたが、その人はずば抜けて上司から好かれ、「引き上げられる力」を有していると感じました。中には、たまたま一緒になった上司が権力者となり、その上司から気に入られたため、ずっと同じ出世街道を進んでいる人もいました。
一方、実力はあるのに全く出世していない人もいました。その人は、出世よりも仕事内容に執着しているといった感じでした。
この力を語ると、「結局ゴマすりではないか」と思ってしまいますが、自分のやりたいことを実現するために、上司を利用する手段だと考えると、とても有効な力だと思っています。
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