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インフラ企業サラリーマンの出世に必要な力③仕事の専門性

私は15年間、大手インフラ企業に勤めてきましたが、同じような実力で入社した人でも、出世の早さが異なる場合をたくさん目にしてきました。ここでは私が思うインフラ企業サラリーマンの出世に必要な力をまとめました。

3つ目は「仕事の専門性」です。

「仕事の専門性」とは、特定分野において深い理解を持つことを意味します。この専門知識を獲得するには、継続的な学習と実践が不可欠です。最新の研究や技術動向に常に目を向け、その知識を自分の仕事に結びつけることが重要です。

専門知識を磨くにあたり、市場のトレンドと将来性を考慮することが重要です。今後注目される分野や、業界のニーズに合わせた専門性を身につけることで、より価値の高いスキルを獲得することができます。

技術や知識は常に進化しています。そのため、一度学んだだけでは十分ではなく、継続的な学習が不可欠です。また、専門知識を得た後は、それを実際の業務でどのように活用するかが重要になります。理論だけでなく、実践的なスキルを身に付けることで、その知識をより価値あるものに変えることができます。

私の周りでは、専門部署に行ったり研究所に出向した人が多くいました。そういった人は、多くの論文や雑誌投稿を行い、社内でちょっとした有名人になります。そのアドバンテージをもって、出世していく人が少なからずいました。

一方、専門性だけでは専門部署内のみの運用にもなりがちであり、その他の能力(「引上げられる力」など)と合わさると、より出世に近くなるのが実態でした。

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