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インフラ企業サラリーマンの出世に必要な力②押し上げられる力

私は15年間、大手インフラ企業に勤めてきましたが、同じような実力で入社した人でも、出世の早さが異なる場合をたくさん目にしてきました。ここでは私が思うインフラ企業サラリーマンの出世に必要な力をまとめました。

2つ目は「押し上げられる力」です。

「押し上げられる力」とは、部下や同僚からの信頼と評価に基づき、押し上げられて出世へと導かれる力です。

仕事をしていると同僚や近い世代からは、ライバル視されることが多くなります。しかし、出世する人はそんなライバル視も気にせず、信頼を得ていきます。
信頼を得ることはとても難しいですが、日々のコミュニケーションに注意を払い、一貫した誠実さを持って接することしか方法はないと思います。信頼は時間をかけて築かれるもので、この基盤があれば、周囲からの支持も得やすくなります。他者の悩みや課題に共感し、適切な支援を提供することは、信頼関係の構築において重要な役割を果たします。同僚や部下の苦楽を分かち合い、一緒に解決策を見つけることで、チーム全体の士気を高め、ポジティブな影響を与えることができます。

また、そのような信頼を得た行動をしているとリーダーシップに繋がり、チーム全体を前進させることにも関わります。このようなリーダーシップを発揮することで、上司からも高い評価を受けることができます。

一方、部下や同僚との関わり合いにおいては、適切なバランスを保つことが重要です。積極的に関与しすぎると、自分の仕事や相手のモチベーションに支障をきたす可能性があります。自己の仕事を忘れず、チームとの関係を良好に保つバランス感覚が求められます。

私はこの力が他者よりはあったように、360度診断の結果からも窺えました。
確かに、チームで成果を出すことにこだわって、部下のサポートを積極的にして、部下の手柄として上司たちにアピールするようにしていました。その結果、部下たちが評価され、結果的に私も評価されたように思います。

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