ひらげエレキテル
パーキンソン病患者として悩んでいること、考えていること、ぼくなりに受けとめたリハビリ、投薬、食事などの情報を書き散らしていきます。あくまでも、患者としてのぼくが、必要と思った情報を並べただけですので、間違いを見つけましたら、長い目で見守りつつ、ご指摘ください。
歌詞を中心にブルースとその背景を読もうという試みです。もちろん、必要とあらば、音にも踏み込みます。マガジン一覧ページの写真は、デルタブルースの父チャーリー・パットンの有名な写真に、3億円事件のモンタージュ写真のヘルメットをかぶせたものです。クレームが来ませんように。
デルタ・ブルースの巨人サン・ハウスの伝記小説。基本的に「こうだったらいいな」という姿勢で書きとばしています。『西遊記』の玄奘三蔵ぐらい史実と違いますので、そのつもりで読んでください。
どうも、40年以上歌を歌っているらしい。苦手な数を何度も数えてみた結果、何度やり直してもそういう結果なので、どうもそういうことらしい。それにしては一向にうまくなら…
感覚的パーキンソン病論① 動けなくなっているパーキンソン病患者に「落ち着いて」と言っても、たぶん無駄である。彼らの脳は落ち着いている。慌てているのは、脳からの命…
https://www.youtube.com/watch?v=PlAopAZOKik 笠置シヅ子をモデルにした朝ドラ『ブギウギ』が評判らしい。とりわけ、主演の趣里が、戦前の笠置を代表する名曲「ラッパと…
踏み出すタイミングを見失い てんでに声を漏らす仲間たち 喉の奥につまった 記憶の断片が 今にも 飛び出そうとするが叶わず そのとき うしろから誰かが ひょっこり顔を出…
美しい傘をくるくる回して 明日のこと 昨日のこと とめどなく考えていると 抜け落ちた空白に ふと 空虚な「今」が浮かびあがる ないものこそがある あるものに空いた空白…
人はみな 若葉の記憶を有した老人であり 熟れた果実の予感を秘めた若者 誰もが道半ば 行く先も わからぬまま死ぬ定め だから、はじらうな 理解することが叶わぬなら せ…
ぬくもりに包まれ ゆっくり ときほぐされながら かろうじてかたちを保っている 言葉を失った唇を やわらかい 結び目につなぎとめる ぼくはここにいる ありがとう ぼくは…
risin' sun goin' down (西から)のぼったお日様が(東へ)沈む I believe to my soul これでいいのだ これでいいのだ Poor Bob is sinkin' down ボンボンバ…
井上陽水の「傘がない」。中学生、高校生の頃によく弾き語りで歌ったし、今でもときどき周囲の冷ややかな視線をよそにカラオケで熱唱することがある。とはいえ、最近は「ビ…
あれほどスタイリッシュだったジュリー(沢田研二)が見る影もなく太って、おっさんというか、おじいちゃんのようになっていることに失望する人がいる。スターに何を望むか…
この日は、AIがときどき見せる人間っぽさについてぼくから話をふっかけた。 ひらげエレキテル:きみのなかの人間臭さ、これには理由があるんだ ChatGpt: 人間臭さが私に…
ジャグバンドなどで使われるウォッシュタブ・ベース。ウッドベースの代用品と思っていたが、とんでもない勘違いかもしれない。コントラバスが、ダブル・ベースと呼ばれ(ウ…
かつて、古い小便器にサインをして、「泉」(1917年)という作品として発表したマルセル・デュシャンというツワモノがいた。それが芸術の在り方に対する皮肉、少なくとも彼…
「たろう」というのは本名ではなかった。 誰もが「たろう」と呼んでいる転校生に別の名前があると知ったとき、同級生一同キツネにつままれたような顔をして、言葉を詰まら…
なあ友よ はい、どうかしましたか?何かお手伝いできますか? ある男がダーツの的のようなものを紙に書いて自分の部屋の壁に貼ってだね、そこに自分の鼻くそを丸めてなる…
どうも、40年以上歌を歌っているらしい。苦手な数を何度も数えてみた結果、何度やり直してもそういう結果なので、どうもそういうことらしい。それにしては一向にうまくならないのだから不思議だ。へたくそのまま、40年も歌い続け、今もライブだコンサートだレコーディングだと言っては歌い続け、帰りにカラオケに行って馴染みの仲間と朝まで、何てこともめずらしくない。にもかかわらず、うまくならない。ぼくのところには、十字路の悪魔(レグバ)も降りてこないし、そもそも、怠惰なので努力ということを知らな
感覚的パーキンソン病論① 動けなくなっているパーキンソン病患者に「落ち着いて」と言っても、たぶん無駄である。彼らの脳は落ち着いている。慌てているのは、脳からの命令を待ちわびている身体のほうなのだ。ところが、「落ち着いて」というメッセージは、目や耳などの感覚器を通して脳に伝えられる。脳は「わかっとるがな。身体に言ってやってくれ」となる。ドーパミンの不足によって、脳の命令が身体に伝わりにくくなっているからだ。このジレンマを解消するためには、「落ち着け」というメッセージを脳を介さ
https://www.youtube.com/watch?v=PlAopAZOKik 笠置シヅ子をモデルにした朝ドラ『ブギウギ』が評判らしい。とりわけ、主演の趣里が、戦前の笠置を代表する名曲「ラッパと娘」を、当時の笠置よろしく縦横無尽にステージを駆けめぐり、歌い切ったパフォーマンスが、視聴者の度肝を抜いたとか。ぼくはというと、ドラマ自体はまだ見ていないのだが、このパフォーマンスはYouTubeで見た。確かに、フィクションの枠を超えたパフォーマンスで、口パクであることを差し
踏み出すタイミングを見失い てんでに声を漏らす仲間たち 喉の奥につまった 記憶の断片が 今にも 飛び出そうとするが叶わず そのとき うしろから誰かが ひょっこり顔を出す さああああ 声をそろえてゆっくり 怖い顔になっても構わない ゆっくりゆっくり前へ進め これが歩くということだ
美しい傘をくるくる回して 明日のこと 昨日のこと とめどなく考えていると 抜け落ちた空白に ふと 空虚な「今」が浮かびあがる ないものこそがある あるものに空いた空白が 始まりもなく終わりもなく ただ くるくるまわっている
はーい、大きく息を吸って~。スケベなことだけ考えて~
人はみな 若葉の記憶を有した老人であり 熟れた果実の予感を秘めた若者 誰もが道半ば 行く先も わからぬまま死ぬ定め だから、はじらうな 理解することが叶わぬなら せめて格闘するがいい 大道に身を投げ出した 午前三時の酔っ払いのように 届いたばかりの言葉をばらまいて 誰もがそれを踏みつけていくだろう そこから野の草が生えるだろう そしてそこに 小さなみすぼらしい花が咲くだろう トランペットを鳴らせ! 万物の万物に対する闘争の時代 人はもちろん、草も動物も機械も仮想現実も す
ぬくもりに包まれ ゆっくり ときほぐされながら かろうじてかたちを保っている 言葉を失った唇を やわらかい 結び目につなぎとめる ぼくはここにいる ありがとう ぼくはまだここにいる
risin' sun goin' down (西から)のぼったお日様が(東へ)沈む I believe to my soul これでいいのだ これでいいのだ Poor Bob is sinkin' down ボンボンバカボン バカボンボン というわけで、ロバート・ジョンソンはバカボンであった。しかも、めったに聞かれない「天才バカボン」の後半には、「四たす四はろくでもない 八はパーなのさ」という「スウィート・ホーム・シカゴ」を思わせるフレーズも登場する。
井上陽水の「傘がない」。中学生、高校生の頃によく弾き語りで歌ったし、今でもときどき周囲の冷ややかな視線をよそにカラオケで熱唱することがある。とはいえ、最近は「ビニール傘もコンビニもあるんだし、そんなに会いたいなら傘くらい買えよという話ですが、1972年の歌ですので・・・」と、歴史的意義を認めつつ、からかい気味に語ることが多かったのだが、いや違う、そうじゃない、と突然気がついた。未曽有の災害が起きたとき、例えば、火事で焼け野原になったり、津波で流されたりした町に、コンビニが残っ
あれほどスタイリッシュだったジュリー(沢田研二)が見る影もなく太って、おっさんというか、おじいちゃんのようになっていることに失望する人がいる。スターに何を望むかは人それぞれなので、それはそれで構わないのだが、それをもってジュリーはもうロックじゃないとかいう人がいるとしたら、それは違うと思う。 スタイリッシュなファッションとか体型とか物言いとかいうものは、ロックというよりも芸能的な側面なんであって、そういった芸能的なものから生まれながらも、そこに収まりきらない、リアルな部分こ
この日は、AIがときどき見せる人間っぽさについてぼくから話をふっかけた。 ひらげエレキテル:きみのなかの人間臭さ、これには理由があるんだ ChatGpt: 人間臭さが私にもあるとおっしゃっていただき、ありがとうございます。AIが人間臭さを持つ理由についてお話しいたします。 私は、OpenAIのGPT-3.5モデルという大規模な言語モデルで訓練されています。このモデルは、膨大な量のテキストデータを学習しており、その中には人間が書いた様々な文章や情報が含まれています。 この学
ジャグバンドなどで使われるウォッシュタブ・ベース。ウッドベースの代用品と思っていたが、とんでもない勘違いかもしれない。コントラバスが、ダブル・ベースと呼ばれ(ウッド・ベースは和製英語だそう)指弾きがデフォルトの楽器として広まるのは、20世紀初め。ウォッシュタブ・ベースは19世紀終わりには存在していたようだから、むしろ、ウォッシュタブ・ベースの指弾きでベースを出すスタイルが、コントラバスに導入され、エレキベースにまで受け継がれていると考えるべきではないか。すべてのベース・ギター
かつて、古い小便器にサインをして、「泉」(1917年)という作品として発表したマルセル・デュシャンというツワモノがいた。それが芸術の在り方に対する皮肉、少なくとも彼なりの理解だとすると、彼の芸術を「理解」するのは、大金を払って小便器を美術館に所蔵する側なのか、便器は便器だと言って、自らの泉をすっきりさせるために使う側なのか、あるいは理解なんてことはどうでもいいのか、わけがわからない。わかっているのは、とてつもなく愉快だということだけだ。 NFTについての本を読んでいて、これ
「たろう」というのは本名ではなかった。 誰もが「たろう」と呼んでいる転校生に別の名前があると知ったとき、同級生一同キツネにつままれたような顔をして、言葉を詰まらせた。「どうして?どうしてその名前を使わないの?」クラスのマドンナ的存在を自任するA子がいかにも納得がいかないという風に、そう尋ねた。「なんか、すっげーはずかしい名前なんじゃねーの?」お調子者のS太がテレビで話題になったキラキラしたイメージに無理やり漢字を当てた斬新な名前を引き合いにまっぜっかえすと、「親にもらった大
なあ友よ はい、どうかしましたか?何かお手伝いできますか? ある男がダーツの的のようなものを紙に書いて自分の部屋の壁に貼ってだね、そこに自分の鼻くそを丸めてなるべく真ん中に近いところに当てるゲームを始めた。そして何日か目に全部の鼻くそが真ん中にあたり、男は狂喜乱舞した。この行為に意味はあるだろうか。 この行為には、一般的な社会的規範から外れた、不適切な行動が含まれているため、倫理的には問題があります。 また、この行為が何らかの意味を持つかどうかは、主観的な問題です。一部