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こんまり流に学ぶ?今教育に必要なことは「断捨離」である!ー教育論の整理整頓のススメー

今日もありがとうございます、いわたつです。
今時間のある身分のため、学んだことを、自分の言葉でアウトプットしようと心がけています。

今日は、小針誠さん著「アクティブラーニング 学校教育の理想と現実」を読んでいました。

あと5分、あと10分・・・と読んでいるウチに、2時間ほどかけて読み切っていました(笑)新書ではありますが、内容の充実感がすごい一冊です…!教育のHow to から離れたい人にオススメ!

 But

次の一歩について明確に捉えることが難しい本です。
でも、今私たちができることを上げるならば「教育に対する頭の中の価値観の整理や再検討」

と言えます。

本書の紹介といわたつ的レビュー

こういう本について紹介するとき、私たちは、私たち自身の価値観から切り取って情報を出しています。だから、内容を整理して知らせるために、本について書くのは、あんまり好きじゃないです(笑)

だから、この本について知りたい人は、このnoteを読む前に、本を買って読んでください(ブログの意味・・・)

ざっくり言うと本書には、

アクティブラーニングについてのレビュー
大正新自由教育から平成の教育までの歴史レビュー
これからの教育に関わる問いと再定義・再評価のススメ

の3段階について書かれています(この時点で、「いわたつが興味を持った点」というバイアスがかかっていることをご承知ください)

これらについて、ざっくりとしかし専門的な知見を得たい人はオススメでございます。


「教育を変える」しか考えてこなかった

著者も(確か)主張しているように
これまで日本の学習指導要領の改訂や、民間教育団体の取り組みの多くは

「日本の教育を変える」

と言う視点で動いているように見えました。

具体的には、「学力低下論争」「這い回る経験主義」などなど…
学力論争が「振り子」のようにあっちに行ったりこっちに行ったりと、揺れていた、との指摘もあります。(これは他のかたの著作や論文から)

ここまで、あまり論点として取られていなかった・あまり耳に入ってこなかった視点が

「日本の教育」に対する「再定義」「再評価」

と言う観点です。難しい言葉なので、ぼくなりの言葉でいくと、

「教育における断捨離」

です。

「教育における断捨離」って、いわたつワールドすぎてわからんわい

はい、すみません。

ということで、断捨離ってしたことありますか?
ぼくは、海外に行く・引っ越す、が目の前にあったので、昨年11月ぐらいからどんどんとやっていましたが、

断捨離の流れとしてはこんな感じ

・まずは今回整理したいもののジャンルを決める(本、服、小物などなど)
・そのジャンルのもので持っているものを全部出す
・それらにどんな価値があるのかを考えながら、いるかいらないかに選別する(こんまり流で言うならば「ときめくかときめかないか」)
・もう一度棚に戻してニヤニヤする

で、これを教育に転用すると

・自分が持っている教育に関する知識を書き出してみる
・できるだけたくさん書く
・それぞれの知識について、どんな意味や価値があるのか考えてみる
・優先順位をつけながら学んだり、実践に活用したりしてみる

です。

昔言われて「ぐさっ」ときた言葉

ぼくは「再評価」とか「再定義」がわりと好きです。

それはこんな体験からです。

大学生4年の時、進学を決めていた私は「フリースクールについてぼんやりと研究したい、一人一人を大切にするって考えたいから」と思い、研究計画を出しました。いわゆる、「教育を変えたい」みたいな視点だったのではないか?と思います。
指導教官からの一言は(ぼんやりとしか覚えていないが)「教育研究は、今の教育を否定するものではないし、先生を否定するものであってはいけない」
でした。その当時、言われてハッとした、けれどイメージがつかなかったことを覚えています。
それから進学して、いろんな場所に出向き、いろんな授業をみました。自分にとってピンと来るもの・その当時では価値のわからなかったもの・うーんと思ったもの…
いずれにしても、当時から考えていることは、「ここから学ぶことはなんだろう」という視点です。
「どういうところに、教育の意味があるのか?」「何が大事にされているのか?」

こういう視点を捕らえていくことで、自分にとって・子どもにとって大事なものが見えてくる、と信じている今のいわたつが出来上がっている、気がします。


最後は宣伝(笑)

これは、教育に関わる自分自身にも言えることで、「自分自身の再整理の場」として、こんないわたつでもよければ使ってもらえたら嬉しいという気持ちで、以下の企画をしています。

ご依頼あらば、あなたのために尽くします。人の話を聞くことと、人の話を聞いている自分が好きだからです(笑)
そしてお互い楽しい時間にしましょう♫
(以下怪しくないクラファンについての説明)

今日の著作

おまけのこんまりさん









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