03. 後天性ぽんこつ
「ひなたってちょっと抜けてるんだよね笑」
私のことを知る人は、大体がこう言われることに頷くのだと思う。不名誉ではあるけど、自覚は、ある…。
こんなことを朝から書くのは理由がある。最近私は悩んでいるのだ。人との関わり方について。特に"大人"との。
オンラインでの人と人との繋がり方がメジャーになったwithコロナ時代。私はそのおかげで視野が開けた。今は転機かもと予感している。毎日がドキドキしてワクワクする。
そして今日の夜、企業の方、現役の先生方(それもメディアにも露出するようなすごい方々)を交えたミーティングに参加させていただく。
人と会いたい時に会えない、でも繋がる術は十分に持っている時代。だからこそ広がる、そして繋がる人脈があった。今あるキズナやツナガリを大事にしたいという思いがふと、何度もよぎる。
でもどうすれば…?これが私の悩み。
✳︎
小・中・高、私はどちらかと言えば優等生だったと思う。学級委員、生徒会、班長、リーダー、テストで学年一位、MVP…教師や親、同級生から「すごい」と言われることが多かった。
すごいと言われれば、調子よくする。ここで自戒をしない痛さは若さだなぁなんて笑
大学に入って、別に私は普通だった。突出したスペシャリティを持つ人がたくさんいて、誰がすごいとかではなく、みんなが光る、みんなが対等。個性的に、共鳴。
この今までとのギャップに苦しさとか息苦しさを感じた時期もあったけど。
で、私の昔からの脇の甘さはぽんこつといじられるように。ぽんこつなんて言われたことのない人生だったけど、くっそ〜!ってよりかは、この人たちに言われれば仕方ないわぁとわたしもケラケラとしてた。
今思えば、私なんて昔から怒られたら喉の奥痛くなって泣き出したくなるような、打たれ強さなんて微塵もない人間なのに。
でも一度、ポンコツになってストレスもプレッシャーもないことを知ると、周りへ甘えることを覚えた。
甘えが甘さになって。自分でぽんこつを演じ始める。演じ始めるというのは語弊があるかなぁ。
"ぽんこつ"なように振る舞う、自分で自分を下げるようにヘラヘラと薄く振る舞う。自分が下に出ることで、相手に優位性を感じさせる。そうすることで少しやらかしても許してもらえるという空気が生まれる。本音だと、だって、楽じゃん、責任なんて背負わなくていいなら背負いたくないじゃん。
今、読んだ方、胸糞悪くされたかもしれませんね。そのあなたの直感はとても正しいことだとわたしは思います。さらに共感までしてくれた方、あなたは優しい人なんでしょうね。
この態度で生きてては人と深く関わっていけない。それは実感でもあり、客観的にでもあり。
このことに気づいたのは、お恥ずかしながらつい最近のこと。友達や知人に相談したんです。人との関わり方のヒントをくださいって。
共通して言いました。「学びたいという欲や熱意を見せることが大事。飾らずありのままで。」と。
(あぁ 私は熱意がなかったんだ)
あったとしても熱意を伝えようとしてなかった。勝手に周りの人が熱意は感じ取って汲み取ってくれると思ってた。
だけど自分から動かなきゃ、発信しようとしなきゃ伝わらないことってたくさんあるだろうな。
バカだな〜と言われ続ければ、なんとなくバカっぽい自分に近づいていくのだと思う。逆にすごいなと言われればよりすごい人に近づいていくのだと思う。周りの期待、目線、自分のキャラクターに応えるように。
でもふと違和感を感じたら、反発して自分を変えていかないとだよね。環境はそう簡単に変えられないし、変えたいとも思ってない。今の環境がすき。でも今の環境でもう少し成長したい。もう甘い考えは一旦、卒業しようって思えるきっかけに。
最後に好きな言葉の一つを。
前進しないということは、後退すること。
つまづいても、止まる、なんてない。
進むか、下がるか。やるかやらないか。
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