百物語26話目「影と宇宙人」(実話怪談)
福岡の人ならインキューブの地下のグルメ街がわかるだろう。これはそこのとある店で後ろに座っていた人たちの話だ。あまりに興味深くて、印象に残っている。
「宇宙人ってさあ、人間にまぎれて、もうかなりの人数が入り込んでるんだって」
後ろの席で食事をしているふたりの、そういう話しだしに、私は耳をそばだてた。
「へえー、なにしに来てるの?」
「それがね、その宇宙人たちの星は光が強すぎるらしいんだよ。それで影ができない」
「影……?」
「で、地球人の影が欲しくて欲しくてたまらなくて、人間にまぎれてるらしいよ」
そうだったんだ――。
知らんかった――
もうひとつ書こうと思ってた付随ネタが徹底的に抵抗されたので、書くのやめたっす。
このお話を気に入ってもらえましたら、ぜひ、NovelJam作品「帰りゃんせ」を投げ銭代わりにご購入願います。私の書いた怪談物語です。216円!!
キンドル版など各電子書籍サイトからの販売リンクも上記にあります!
そして、チャット小説も始めました!3話まで公開中!PCでも読めるように戻ってました。
DMMTELLERさんでは公式作家でもあるのですが、その新作も出てます。
こちらもよろしく!(全話公開されています)
よろしければ、スキ(♡)を押していただけるととても励みになります!!
スキは非会員でも押すことができます!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?