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映画鑑賞感想

最近インプットに飢えていて毎晩映画を見てます。ほぼただの記録用ですが感想をアウトプットしていきます。

ネタバレあると思うので、これから見る予定のある映画にはご注意ください。


『SING』 4/5
『SINGネクストステージ』 4/8

1、2通して伝わってくるのはキャラクターたちの臨機応変な対応力と音楽のパワー。例えばシング1の劇場がぶっ壊れるトラブルとかは、アニメならではな感じもするけどピンチをチャンスにできるのは計画通り進んでいるときよりも大成功を収めるんだなと。とりあえずポジティブにいれば何とかなる!アッシュのライブシーンや、ヌーシーのストリートダンスのシーンは特に音楽、パフォーマンスの魅力を感じた。コロナ禍になり、このようにパフォーマンスを観客も同じパワーで楽しめる空間が減ってしまったことは改めて悲しいなあ。舞台のシーンは本当に自分も会場にいるようで楽しかった!


『明け方の若者たち』 4/6

印刷会社に就職する主人公。自分とリンクする部分が多く、リアルで、少し悲しくなった。私たちは大人に、夢を持ちなさい、夢を持つことは素敵なことだ、と教育されて育ち、”何者か”になろうとする。いつか”何者か”になれる気がする。でもいざ社会に出れば結局それは何もしてない時に言える戯言だった。青春っていつまでだろう。戯言を言える間の期間のことなのだろうか。「いつか二人で渋谷をジャックしよう」友人はまだ諦めていないと言った。今に精一杯で、未来に少しの希望がある瞬間が青春なのかなあ。
黒島結菜ちゃんが可愛すぎたのと、マカえん流れるところが最高でした!


『告白』 4/7

少年法、復讐、自分にとって重い命と軽い命。胸糞悪いのに原作が読みたくなるし、映画ももう一度見直したくなる作品。被害者vs加害者というより子どもvs大人という感じ。愛する対象が壊されると人は変わってしまうのかもしれない。主要人物の背景が描かれているため別の視点から見ることができ、感情移入しやすい。演技が圧巻です。


『渇き』 4/8

小松菜奈ちゃん目当てでずっと前から気になってたけど見る機会がなかった作品。一回通し見するだけではストーリーが入ってこなかった。作中のポップな音楽や、切り替えに使われているイラストの演出がなんだか芸大生の卒業制作みたいな感じで興味深かった。ネットのレビューの一つに、芸術作品のようというコメントがあり、共感した。演出や映像を楽しむ作品。
愛を求めて、愛の歪みから人生が凶変する。みんな狂ってて、何が正義か分からなくて、どの登場人物にも共感しにくい。
小松菜奈ちゃん、加奈子役ぴったりすぎたのと森川葵ちゃんの短髪が似合ってて可愛かった。


『糸』 4/10

想像以上に良かった!内容が理解しやすくて、号泣するほどではないけど普通に感動する作品。引き離されても、離れなきゃいけなくなっても、何かの拍子に偶然出会ってしまうのが運命の人なのかな。普通の生活を望んでいた葵ちゃんが、自立して波乱万丈な人生を送っている。それに感化される縺。やっぱり立ち止まりながらも前向きに生きている人はかっこいい。レビューではカオルが亡くなってからすぐ葵と結婚するのはどうかという批判が多かったけれど、カオルも一番好きだったのは中学生の頃に出会った10年付き合ってた別の人で、中学生の恋愛を引きずっているという共通点がきっかけで交際に発展したし、漣とカオルの相手に対する気持ちは同じ感じだったと思う。それもお互い理解していただろうし、友人やカオルの両親、子どもの結も歓迎していたので葵と結ばれるのは純粋に嬉しかった。
カオル役の榮倉奈々ちゃんの演技と役作りが素晴らしかったです。
平成初期から令和まで、災害や病気、葵と漣の人生、中島みゆきの『糸』。詰め込みすぎ感と都合が良い感はちょっとあったかなあ。このところ重めの作品を続けて見ていたので、久々ハッピーエンドでスッキリしました。


『響-HIBIKI-』 4/10

正義感の強い響ちゃん。今の時代、ちょっとした暴力でも手を出した方が負け、理由関係なしに悪とみなされてしまう。自分のリスクを気にせず、ど正論でまっすぐぶつかっていくところ、自分がブレないところがかっこ良すぎる。才能が羨ましいとか、才能があるんだからって言われるの、相当むかついているはずなのに、それには怒りが現れないのが凄いなあ。作中に出てくるような、記者や出版社に働く人で、お金にすることしか考えてない人はいると思う。そういうお金とかが理由で、良い作品が人に知られないのは悲しい。でもきっと平等に評価してくれる人は存在する。とりあえず響の小説を読みたい!


『ラ・ラ・ランド』 4/11

ダンス!歌!ハッピーエンド!ていう感じなのかと思ってけど、こんなお話だったのね。ストーリーにはそこまで魅力を感じなかったけど、カメラワークと演出が好きでした。最初のミュージカル調のところとかワンカットっぽかったし、裏側が気になった。架空のシーンの演出も良かった。多分誰でも、もしあのとき別の選択をしていたら、、って架空の未来を想像して、一人悲しくなることあると思う。そういうのも含めて人生って面白いなって思うし、結果が全てじゃない。舞い上がる瞬間とすれ違う瞬間。切ないけれど美しい作品。

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