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考えたことを言語化するのが好きな高田馬場大学生です。 完璧主義ゆえ、幾度となく変わる対…

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考えたことを言語化するのが好きな高田馬場大学生です。 完璧主義ゆえ、幾度となく変わる対象への追求が過度化し、自爆し、けど復活を繰り返すおバカキャラなのかと気づき始めたこの頃…

最近の記事

愛嬌に負けたくない。

社会の勧める空想と現実は矛盾している。 自分の価値は自分で決めるべきだという自己啓発本でのアドバイスは目にする。 しかし、結局社会に入るには就活を通して相手のジャッジが必要。 最終選考まで行っても、就活生のフィーリングや少しの論理破綻を突き、相手を落とす。 そんな社会設定に疲れた。 幼い頃から学校の先生に媚びるのが苦手だった。 媚びていたら成績はそれほどでもないが、内申点が私より上だった同級生を見て引いた。 実力じゃなくて、媚び度で評価しているのか、 そんな大人の裏の顔に引

    • たまには伝統をみつめる大切さ

      東京から離れ、祖父母の家がある徳島に戻った。 なんでだろう、 約20年越しに阿波踊りに興味を持った。早速その話を聞いた祖父が、阿波踊りの舞台を完璧に孫に捉えてもらうために、指定席を買ってくれた。 しかし、台風で中止。 こんなにも台風に対して失望したのは何年ぶりだろうか。 だけど、ショッピングモールで小さな阿波踊りが開催されるらしい。 雨と風邪の中、母に車を走らせてもらった。 初めて見る伝統的な踊りにワクワク。 本当にワクワクが止まらなかった。 多くの客が真ん中の通り道を空け、

      • たまにはレールを抜けても良い(浪人)

        中学生の頃から陰で真面目だった。 負けず嫌いで、テスト1週間前になるとよくやる女子の会話 「テスト勉強やってる?」 「全然やってない、どうしよ(汗)」 の表面上の回答をする側だった。 めちゃくちゃテスト勉強した時も、この典型的なうっすぺらい回答をしていたら、100点の社会の点数の者で名前をあげられた時は、友達を失うかと思った。 それから、ほどほどの正直さ(半分は嘘を掛け持ち)で、テスト期間前後のやりとりをうまく行うようになった。 高校生の頃になると、テストの点数を全て見せる

        • 自分というロボットを上手に制御しよう

          自由は不自由にもなりうる。 自由だからこそ自分を制御しようと縛る。 どっかに飛んでいきそうな自分をコントロールしなきゃと思う。 だから自分の生活を、資格勉強だったりインターンシップだったり、バイトだったりで埋める。 そうすると時間を意識した規律正しい生活を送れる。 でも自分をよくわかっていなかった。 制御の程度をどのくらい強くしたらいいのか、よい塩梅がわからなかった。 コントロールミスにより、私は壊れた。 壊れてから修理まで約2週間。 その修理期間は、東京から

        愛嬌に負けたくない。

          【目撃】居酒屋店員は笑神様をみた

          居酒屋っていいな。 私は居酒屋のバイトをしている。 一年前に同じ場で働いていたが、留学を機に一回やめた。 でもなんか戻りたくなった。 久しぶりに戻ってきた。 大きな声で挨拶するのは気持ちいい。 いらっしゃいませ! お客様おかえりです! ありがとうございます! 全ての挨拶の語尾にはびっくりマーク。 日常で声を張る機会は、応援団の大学生以外ほとんどないと思う。 だからこそ、独り言で声を抑える私は久しぶりの大きな挨拶の爽快さを感じた。 気持ちいいクゥぅ‼︎ (し

          【目撃】居酒屋店員は笑神様をみた

          細切れしてゆく糸たち(東京編)

          留学で知り合ったハーフの日本人。 たとえ留学から帰っても一応日本人同士なのだから会えると思っていたが、日本ではない故郷の国で当分過ごすそうだ。 悲しかった。 小中高はそれぞれで出来たグループで過ごしていた。 だから何かグループの調和を乱さない限り繋がりが切れることなんてない。 でも次第に大人になるにつれ、グループなんてなくなる。 皆んな、自分の居心地の良い場所、目標を求めて色んな場所へ散っていく。 中高時代にいじめに関する授業で聞いたことがある、 居場所は学校だけじゃな

          細切れしてゆく糸たち(東京編)

          7月病でも自分に優しくありたい

          最近疲れたと思う事が多い 5月病だけでなく6月病に発症する人もいる。 なら、7月病に発症するわたしは稀ではない…か。 なぜこんなにも心が窮屈だと感じるようになったのか。 それは就活に向けたインターンシップや資格勉強に勝手ながら追われてることだ。 自分がやり始めたことだから文句は言うなとツッコミを入れられそうだが、 インターンシップで頑張る自分と資格取得で喜ぶ将来の自分をみたくて、全ての力をふたつに注ぎ込む事が多かった。 でも なりたい自分と本当の自分はちがう、 そう気づいた

          7月病でも自分に優しくありたい

          エンタメに就職したいエンタメ嫌い(?)がエンタメを語る。

          わたしは映画が苦手だ。 いや読書も苦手かも。 特に、映画の2時間は耐えられない。 30分、いや15分もすれば、今何分経ったのかスマホの画面を照らす。 映画を観る授業の時は、 時間がゆっくりと進む、 いやむしろ進んでないだろ、 とつっこみたくなる時計の針を幾度となく確認する。 授業は、大事な単位取得が懸かっているので牢獄化した教室を途中で逃亡するわけにはいかない。 大学教授は高校教師とは違い、私を指名手配するまで追いかけては来ないが… 外で上映されるシネマにおいても千円札以上の

          エンタメに就職したいエンタメ嫌い(?)がエンタメを語る。

          自分らしさは消えてゆく〜就活を添えて〜

          今は来年の就活に向けての準備期間。 サマーインターンにもESが必要となっている。 企業さん、文部科学省さん、早とちりしすぎじゃない? かといつつ大学生の次は社会人ですよ、 という概念化されたキャリア構成から外れることへ 抵抗はできず、まんまと社会の黙する圧力に屈した。 さて、サマーインターンのESの課題をのぞいてみた。 テーマ「自分を自由に表現しなさい」 難しいなと思いつつ、自分は何者かを考えるきっかけをくれた。 そこで、詩を書いてみた。 パワーポイント1枚分

          自分らしさは消えてゆく〜就活を添えて〜

          【初めての詩】虹色人 

          虹色人 自分と本気になれなかった ピアノ、バドミントン 限界を見るのが怖い だから 楽しい、面白い フワフワ 自分は何者か 透明になり果てていた はじめて自分とぶつかった 「不合格」という文字 あなたはここまですよ そう告げれた。 いや、 限界を突き破りますよ そう返した。 一年越しの 「合格」 ようやくみえたよ、自分 やっと会えたよ、自分 机との格闘技を仕掛け 海外の舞台での舞 文字化してゆく心の吐露たち もっとみたいよ、自分 次は何色を入れようか ありがとう、 そ

          【初めての詩】虹色人 

          安い自己肯定感〜自己啓発本の有用性とは〜

          自己肯定感が低いなら自分で自分を認めなさい。 こんな一文を自己啓発本で幾度となく目にしてきた。 だが、他者と生きている限りそんな簡単に自分軸で生きられない。 自分を持ってると言われる人は大抵小さい頃から自分の意見を尊重される環境に置かれてきたはず。 環境自体、考え自体変えるのは不可能。 自分たちは置かれた環境を金銭面からそう簡単には変えることはできないし、何十年もいつのまにか軸化した価値観を変えるのは難しい。 お金のかからない考え方の変更に挑戦し、理想を追い求めて

          安い自己肯定感〜自己啓発本の有用性とは〜

          アイドルオーディションから大量の「母」現る。

           ふとアイドルのオーディションを観た。 デビューを夢見て必死な彼らの姿に涙する自分がいた。 カラオケの十八番はsexy zone「好きすぎて」の私でも今までアイドルとして煌びやかに舞う彼らしか目にしたことがなかった。 だが、オーディションを通して成長する彼らは、顔で好きになるという短絡的な「恋」ではなく、「愛」を生み出した。 愛をもった私は、彼らが巣立つ姿をただ見守る「母」となった。 最近は、リアコというリアルにアイドルに恋をしてしまう人達が彼らとの距離感を忘れ犯罪

          アイドルオーディションから大量の「母」現る。