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専門性を高めよう

 若いうちに専門性を高めることが自身にも社会にも有用です。

 例えば、オリンピックの金メダリストは、多くの方が幼少の頃からその競技を始めています。
 「はじまりが遅いと無意味なのか」
 「いろんな競技を経験してから専門競技を決めた方が良いのでは」
 と思うかもしれません。
 しかし、若いうちに専門性を高めたことが金メダルに大きく影響しているということは確実に言えます。

 上述は「金メダル」という究極を申していますからそれ自体が極論です。
 しかし、及ばざるもそういうベクトルは持つべきです。

1 義務教育段階における積極的な職業教育

 児童・生徒に対して親や教育者または地域などが、様々な体験・知識・アドバイスを与えます。
 具体的には様々な職業について、そのやりがいを伝えることです。

 宮城県のある建設会社が、市内の中学生に向けて地元企業の仕事内容や魅力を伝える出前授業を行ったと先日twitterで拝見しました。

 日々の授業と並行してこのような活動が多岐に行われることで、児童・生徒はそれぞれの価値観でインプットを行います。

 そして、それらをまぜこぜにして意志決定(アウトプット)させることが重要です。

 ここで大切なことは、インプットをしないとアウトプットはできないと言うことです。

2 高校進学における専門性

 義務教育段階において「工業」や「商業」などの専門的職業に興味・関心があるならば、迷わず「工業高校」「商業高校」などの専門高校への進学を考えてほしいと思います。

 その中でも、「工業高校」なら「機械」「電気」「土木」などの専門学科がありますから、自身の興味・関心としっかりと向き合って決定します。

 反面、普通高校や総合高校に進学する場合には、大学等への進学先でどんな専門を学ぶのかや、将来就職ではどんな分野を目指すのか決めておくことがとても重要です。

 何もないから取りあえず普通高校や総合高校へというのも悪くはないですが、在学中のコース選択や進路活動においては専門性を高めねばなりません。また、キツイ言い方で申し訳ないのですが、問題を先送りしている感は否めません。


 テレビの世界シェアに表れているように、日本のものづくりは低迷してきていると言わざるを得ません。電気自動車やドローンもしかりです。

 どこの誰だか忘れましたが、「2位じゃダメなんですか?」という名ゼリフが記憶にあります。
 ダメとは言いませんが、オリンピアンは銀メダルを目指しません。

よく勉強し、よく経験し・・・・インプット
 自ら考えて行動する・・・・・アウトプット

 を行い、より高い専門性を目指したいものです。

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